528 名前:ナイ神父Mk-2[sage] 投稿日:2023/09/22(金) 22:18:03 ID:p482099-ipngn2801akita.akita.ocn.ne.jp [89/176]
憂鬱スパロボ 台詞集その96
アポカリプス編 境界惑星編 その2
「それで現在までの壁の状況は?」
「作戦前の現在の時点まででお話させていただくのであれば、あれ我の偵察隊が偵察された際に確認できたのは「壁」を中心にアメインでも上る事の
難しい空堀とその堀を更に高める高台が設置され、通ることが可能なのは「壁」の前に置かれた橋か山岳部の山肌です。更に言えば現在連合は長良川沿いに重砲陣地を形成したようです。」
「さしずめ現代の墨俣城と言ったところですかな?」
「笑いごとでは有りませんよ・・・低空域でしか活動出来ない我々は陸路を主な移動経路にするしかない。此処を川沿いに封鎖されてしまえば・・・」
北米同盟と新日本協力機構に於ける会話の一部。壁を完成させた解放戦線は徐々にその領域を広げており既に木曽川沿いはその実質的支配下に
有ると言える状況であった。更に解放戦線は墨俣周辺に砲台の設置を進めており防衛をさらに進める準備が着々と進められていた。
「北米軍がACを?」
「はい、確かな情報です。どうも、残骸に残された型番等を確かめると破損して放棄した機体を回収して運用している様なのですが・・・」
「何か?」
「破損した機体の一部ですが、明らかに新造されたと思わしき部品が存在します。又、載せられていた強化人間にはWLFが好んで使用した改造
形式に近い物が使われている施術者が多いようで・・・」
連合軍内に於ける会話の一部。他惑星にも提供することを前提としたタイプ2000フレームは確かに戦果を挙げ、戦線を維持する事に成功していたが
同時にそれは多数の被撃墜機を増やすという事でも有った。特にコア理論によりアセンブルを行うノーマルサイズのACは被撃破時もコックピットが破損
或いは放棄時に四肢が無事なまま戦場に残される事が多かったのである。連合でも回収は行ってはいた物の他勢力圏とのラインでは回収も難しく
放棄せざるを得ない物も出ていたのである。
529 名前:ナイ神父Mk-2[sage] 投稿日:2023/09/22(金) 22:18:42 ID:p482099-ipngn2801akita.akita.ocn.ne.jp [90/176]
「コレが今度の被検体か?」
「なんでも元北米軍本土防衛部隊のエースだったとか・・・」
「祖国に準じた結果か・・・しかし、再び戦える様になる」
「生きて居れば・・・ですが・・・」
北米同盟領無いのとある施設に於ける会話の一部。自由惑星同盟の支援が入っている北米同盟では北米本土迄ギルガメスが上陸して来た事で
戦闘は苛烈を極めて居た物のある程度はギルガメスの侵攻を押し留めていた。しかし、圧倒的に物量に勝る同軍との戦闘では死傷者が爆発的に
増大しており北米政府もその対応には苦慮していた。そんな中、自由惑星同盟内に存在する勢力である財団から傷病兵の戦線復帰を可能とする
強化手術を提案される。それと同時に北米同盟に対して財団が修復した連合のタイプ2000ACが提供され、北米同盟に於けるAC運用が始まる事となる。
「コレはダメダメですね~、機動兵器という物を解って無い。」
「こっちのFCSは・・・戦闘機の交戦距離じゃ無いですかミサイラーって言ったって限度がありますね!」
『こっちのレーザーハンドガンは?』
「おや、コレは良さそうですね・・・同じ研究所の背負い式のレーザーキャノン、こっちもよさそうです。このアーキバス先進技術研究所は当たりですね!
財団からの予算と提供技術を増やしてください。」
財団内に於ける会話の一部。自由惑星同盟に於いて財団は機動兵器開発に於ける一大事業を展開していたが、単一の企業にすべてを任せる
と言う事態は流石に自由惑星同盟内でも問題視されていた。そこで財団は惑星同盟内の各地の企業や研究所に技術提供を開始、共通規格さえ
用意すれば設計に反映可能なAC系の技術は各地の組織の技術促進には役に立ち一部の研究所は独自に有用なフレームやレーザー武装を開発
この先進技術研究所が後にとある巨大企業の中核を形成する事となる。
530 名前:ナイ神父Mk-2[sage] 投稿日:2023/09/22(金) 22:19:24 ID:p482099-ipngn2801akita.akita.ocn.ne.jp [91/176]
以上です。WIKIへの転載は自由です。取り敢えずある程度連合が接してる戦線とかで如何いう事をやっているかをば・・・
最終更新:2023年10月16日 20:15