546 名前:弥次郎[sage] 投稿日:2023/09/22(金) 23:03:28 ID:softbank126036058190.bbtec.net [72/145]

憂鬱SRW アポカリプス 境界戦記編設定集【戦略機動砲台ホワイト・モルフォ】


戦略機動砲台ホワイト・モルフォ

型式番号:MSCU-M107W
原型機:星暦惑星 旧ギアーデ帝国 無人兵器レギオン「電磁加速砲型」
改修・製造・運用:地球連合
全長:69.8メートル
全幅:15.9メートル
基本重量:1760トン
動力:プラズマジェネレーター×3
装甲材:ナノマシン装甲・エネルギー転換装甲複合型
防御機構:Eフィールド 防御スクリーン ピンポイントバリア(管制ユニット周辺のみ)
補助機関:テスラドライブ
その他:コアファイターシステム
操縦方式:AI化パイロット一体化方式
搭乗員:1名(AI化パイロット)
固定武装:
800ミリレールガン
100ミリ機関砲×8
レーザーショットキャノン×2
高電磁ワイヤードハーケン
中型VLS

オプション:
連結式自走装脚輸送コンテナ(大型VLS、多目的ビット、サポートユニットetc)


概要:
 星暦惑星において旧ギアーデ帝国の無人兵器「レギオン」が開発した個体「モルフォ」をベースに、地球連合が開発した自走砲。
レギオンが開発したそれを正統進化させ、人類の矛としたという経歴を持つ大型の兵器である。
 MSCUとはMobile Strategic Cannon Unit、すなわち戦略機動砲台の略称である。


前史:
 アポカリプス期において接触した星暦惑星において、地球連合は前述のようにレギオンが開発したモルフォを撃破乃至鹵獲することとなった。
それ自体は現地の国家群に提供されることになったのだが、地球連合もデータや実機などを得ていた。
 当時の戦局および需要の観点から、こういった使い勝手の良い兵器は積極的に取り込み、自らの技術を用いて改修・運用がされていた。
兎にも角にも投入できる戦力の数を揃えなければならず、また手数を増やすことに余念がなかったためである。


再設計の主眼:
 地球連合における改修や改装は最前線に速やかに投入することも考慮し、原型機を踏襲する形で行われている。
敢えて機動兵器化されることはなく、自走砲というカテゴリーにとどめられているのはその一環である。
将来的には大国だけでなく、中小国、あるいはアポカリプス期に接触した勢力へとマイナーチェンジしたものを提供することも考慮していたとも。
あくまでも砲撃機としての面を残したことにより、改修・改装コストや時間などはかなり圧縮されていることも、アポカリプス期の連合に合致していた。

 とはいえ、地球連合が運用する以上、最低限の仕事はできるように現行技術の投入により近代化がされた。
武装面のほぼすべてに手が入ったほか、防御や制御系も改修。さらに支援体制も整えられる形で完成を見た。
AFやそれに通じる大型兵器には一歩劣るものの、手軽に運用できる兵器として評価されている。

 列車砲としての面も残されており、オプション兵装やサポートシステムは装脚型コンテナにまとめられている。
 これを連結させて牽引することで、場所を選ぶことのない必要な支援や補給、メンテナンスを実現している。


コアファイターシステム:
 本機においては、操縦を担うパイロットの保護を兼ねていわゆるコアファイターシステムが採用されている。
AI化されているパイロットであるならば通信により脱出させることも容易いが、常に活用できるとは限らないという懸念から採用されている。
MSに搭載されるそれを超えるスケールであり、自衛戦闘はもちろんのこと、長距離航行などにも対応している。
コアファイターというが、航空機型だけでなく、KMFやVACのような機動兵器型も採用されている。

547 名前:弥次郎[sage] 投稿日:2023/09/22(金) 23:05:11 ID:softbank126036058190.bbtec.net [73/145]

武装解説:
  • 800ミリレールガン
 主兵装となる大型のレールガン。
 テスラドライブによる仮想砲身を利用することにより、本来ならば必要となる長大な砲身の分だけ重量を軽減することに成功している。
 原型機より大型化してもなお機動力で勝る要因の一つがこれと言えるだろう。


  • 100ミリ機関砲
 実弾を用いた近接防御兵装の一つ。
 配置などは変わってはいないが、威力などは大きく向上しており、使い勝手は非常によい。


  • レーザーショットキャノン
 対地・対空を補う光学兵器。
 大雑把な狙いでも拡散するレーザーによって焼き尽くすことができるため、ミサイルの飽和攻撃や大多数の敵機を迎撃するのに使われる。
換装式の砲塔であるため、規格さえ合うならば他の兵装へと置き換えることもできる。これはあくまで搭載例の一つと言える。
 あくまでも自走砲であるモルフォにとっては補助兵装であるため、場合によっては搭載しないで運用されることもある。


  • 高電磁ワイヤードハーケン
 原型機(小説版)から引き継がれている格闘兵装。
 あくまで近距離での迎撃が主眼であり、緊急用の装備である。
 中継リールの搭載やインコム技術の流用、主機の出力向上で性能は大きく向上している。


  • 中型VLS
 本体後部に内蔵されているミサイルセル。
 近距離防御から中距離への火力投射までを対応する。


  • 大型VLS
 牽引式装脚型コンテナの一種。
 本体に埋め込まれているVLSよりも大型であり、搭載・発射可能なミサイルも大型化している。
 専ら運用されるのは本体のVLSでは発射できない大型のミサイルであり、攻撃スケールも戦術クラスから戦略クラスまで対応している。
その気になればMAP兵器の「ヘリオス」や「ニンバス」などの運用も可能で、一砲台としては破格となりうる。
そういった「程よい手加減」が可能であるため、主にレールガンを撃ち込むには躊躇われる地点への攻撃に使われていることが多い。
 欠点としてはあくまでもVLSとしての能力などにリソースを割いたことにより、本体よりも相対的に脆いことであろうか。


  • 多目的ビット
 コンテナに内蔵されている大型のビット兵器。
 射撃・突撃・バリア展開などの多様な運用が可能で、肉薄された際における近接防御を主目的とする。
 前述のように、あくまでも自走砲としての面を強くしているホワイト・モルフォにとっては、重要な自衛手段である。


  • サポートユニット
 小型の作業ドローンおよび消費される弾薬などを詰め込んだコンテナ。
 言うまでもないが、モルフォは実弾を使用し、またレールガンという装備を使っている関係上、そのメンテナンスや補給といった作業が必須となる。
それを実際に担当するドローンを搭載しており、最前線での簡易メンテや弾薬補給などを可能としている。
勿論、専用の設備がある場所でのそれには劣るのだが、トラブルがどういった形で現れるかわからない関係上、最低でも1両は付随している。

548 名前:弥次郎[sage] 投稿日:2023/09/22(金) 23:06:07 ID:softbank126036058190.bbtec.net [74/145]

以上、wiki転載はご自由に。
次のSSで出す…ことができたらいいなぁって(希望的観測

ただ、明日は忙しいしなぁ…
忘れ物をしてはいけません、特に遠方の出先には。
だから荷物はしっかり確認する必要があったんですね(n敗)
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最終更新:2023年10月16日 20:16