663 名前:弥次郎[sage] 投稿日:2023/09/23(土) 17:05:07 ID:softbank126036058190.bbtec.net [93/145]

憂鬱SRW 融合惑星編設定集 【GMU-087 フェンリール】(修正版)


フェンリール


形式番号:GMU-087
製造・設計・製造:大洋連合
生産体制:性能実証機 → 量産機
操縦方式:MS/AC連結操縦式
機種区分:機動兵器
カテゴリー:陸戦用機動兵器拡張モジュールユニット/陸戦型MA
全高:23.6メートル
全長:94.8メートル
装甲材:ナノマシン装甲
動力機関:プラズマジェネレーター(本体内蔵)×2
特殊機関:テスラドライブ
防御機構:Eフィールド 防御スクリーン
FCSおよびOS:専用OSを装着機にインストール必須
パイロット:装着MSもしくはACに準ずる
武装:
400ミリレールキャノン×2/ツインビームキャノン
100ミリガトリングガン×2
タクティカルアームズアーム×2
VLS
多連装ロケットランチャー
パルスキャノン
その他

概要:
 大洋連合が主体となり開発した、機動兵器の戦闘力・運用能力などを拡張するモジュールユニットの一つ。
 黎明期に開発された陸戦用モビルタンク(モビルアーマー)のヒルドルブをその素体としており、その系譜に連なるように地上での運用を主とする。
 GMUはGrand Mobile Uniteの略称であり陸上機動ユニットの略称となる。


開発経緯:
 MSやACの戦闘能力の向上は黎明期より続けられており、様々なアプローチや手法が試みられていた。
 しかし、様々な要因によって、常に技術的限界点と運用的限界点には差が生じていた。
 特に、ワンオフや少数生産とする代わりに性能を突き詰めた特機と比較し、数を揃えやすく規格化された機動兵器はスペック限界にあたることがあった。

 その問題点の解決として生み出されたのが、デンドロビウムやミーティアやGNアームズなどに代表される拡張ユニットであった。
MAに匹敵する能力をMSに外側から追加するという試みにより、飛躍的にその能力を向上させてパフォーマンスを高めることができた。
無論、素直にMAを量産し、それ以上にMSなどを量産すればいいのだが、そんなお大尽ができるのは大国だけである。
中小国などにとってはもっと手軽に用意でき、尚且つ腕利きのパイロットを生かす能力も追及する傾向があったのだ。
ここの事情は大国も同様であり、より柔軟に運用できる戦力を用意し、手数や手段を増やしておきたいという考えがあった。
 こうして各国では拡張ユニットあるいは拡張パッケージの開発が推進されることとなった。

設計:
 本機の開発は、前述のように大洋連合が開発したモビルタンク「ヒルドルブ」を拡張・発展させることで行われた。
その為素体や基本設計はヒルドルブに類似しており、可変機構の搭載の代わりに、中央部にMSもしくはACを搭載することで稼働させる方式となっている。
簡単に説明するならば、半分に割ったヒルドルブの間にMSとの連結部や弾薬庫などを搭載した形となる。
雑ともいえるこの設計は、しかし複雑な機構を排し、生産性や整備性などに配慮し、運用をしやすくするという利点を生み出すことになった。
 また、基礎設計がそのまま流用でき、あとは最新世代の内装や外装へとアップデートするだけという手軽さは設計速度や試作のコストダウンにもつながった。
 斯くして、設計の開始から早くも本機は試作機の一つとして生み出され、ある程度の量産と配備などを受けることとなった。

運用:
 基本的にモビルタンクであったヒルドルブの運用をそのまま拡張した形となっている。
 あくまでも戦車の拡張のヒルドルブに対し、ホバーや飛行能力、高い旋回能力などを与え、さらに火力も増強しており、新世代の戦いに対応している。
とはいえ、陸戦兵器であることには変わりはなく、開発当初は陸戦に備えた兵器ということで中小国向けが多かった。

664 名前:弥次郎[sage] 投稿日:2023/09/23(土) 17:05:56 ID:softbank126036058190.bbtec.net [94/145]


 転機になったのは融合惑星の出現とそこへの勢力の出現、さらにはアポカリプス期における他の惑星への展開であった。
様々な要因により連合の主戦力が十全に投入できない、あるいは戦力としての手加減を要する状況が複数発生したのである。
特に戦線の数が飛躍的に拡大したアポカリプス期においては、不足しがちなMAの代用として投入されることが多かった。

 運用するにあたっては、コアとなるMSもしくはACに専用のFCSおよびOSを導入し、適合させる必要がある。
 また、国軍だけでなく企業の運用も考慮に入れているため、その規格は他国の運用も前提となっており、武装やパーツも企業の製品の転用が見られる。

その他:
 これに類似した拡張ユニットは空陸海宇宙いずれの軍においても開発・運用が推進された。
 国家だけでなく、企業の抱える防衛軍や傭兵などでも運用や独自開発が進められるなど、時代に応じた類似品が見られる。

武装:
  • 400ミリレールキャノン
 両脇のユニットに据えられた主砲。元々の30センチ主砲と交換される形で搭載されている。
 テスラドライブによる仮想砲身に展開と射撃にも対応しており、その気になれば近・中・遠のいずれにも対応可能となる。

  • ツインビームキャノン
 状況に応じて換装される主砲の一つ。インテリオル・ユニオン系列の光学兵器。
 MA用のプラズマジェネレーターを2個積みということもあり、その出力などは決して馬鹿にならない。

  • 100ミリガトリングガン
 主砲の下部に搭載された副兵装。
 高い信頼性を誇るGA系列のガトリングであり、副兵装とは名ばかりの活躍が期待できる。

  • タクティカルアームズアーム
 機体側面に備えられた大型のアームユニット。これ自体が鈍器のように使えるほか、巨大マニュピレーターによる格闘戦などをこなす。
オプションで大型のビームサーベルや大型砲を搭載することでさらに能力を拡張できる。
砲撃戦主体の設計とはいえ、近接格闘戦を考慮しているのは連合の兵器らしいというべきか。

  • VLS
 背部もしくは余剰スペースに搭載された垂直発射式のミサイルセル。
 多様なミサイルによる弾幕の形成および大多数集団の殲滅などを主としている。
 MSAC製であり、適応するミサイルの種類は極めて多岐にわたっている。

  • 多連装ロケットランチャー
 極めて単純なロケット弾を打ち出す武装。テクノクラートのトチ狂ったロケットの系譜である。
 シンプルゆえにエラーの混じりようのない安定した実績と信頼性を持ち合わせている。

  • パルスキャノン
 機体各所の死角を補うように配置されている光学兵器。
 主としては近接防御および対空射撃を行うために搭載されている。

665 名前:弥次郎[sage] 投稿日:2023/09/23(土) 17:06:54 ID:softbank126036058190.bbtec.net [95/145]

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最終更新:2023年10月16日 20:18