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銀河連合日本×神崎島ネタSS ネタ ゲートの向こうには(ry・超大陸日本クロス 神崎島おウマさんVS日本ウマ娘 第二十二話「ウマと馬の濃い一日だそうですその7」
姉と話し合い、両親と話し合い決めた。
あの子が居るのかどうか、私をどう思っているのか…怖いけれど聞こうと思った。
家族に支えられ彼女、全て知るだろうメジロマックイーン号への下へと歩みを進める。
すると向こうから誰か走ってくる。
「フツーのウマ娘あたしにG1なんてムリー!!」
「自覚しなさい!トレセン入れる時点で普通なわけないでしょう!!
私だって宝塚でシンボリクリスエス号やネオユニヴァース号とやり合えたんだから出来ないと言わない!!」
途中、泣きながら走るヒシミラクルとそれを座った目で追う彼女のウマソウルとすれ違った。何かあったのか。
そのまま見送ると見事な差しでヒシミラクルを捉えるとそのまま小脇に抱えて来た道を戻ってきた。
「た、助けて~。」
「「「………。」」」
「貴女…いい差ししてるわね…。」
「それはどうも…でも精々G1三勝しかしてない私など貴女からすればまだまだ…。
この子の根性叩き直さなきゃならないので失礼します。では…。」
姉は相変わらずマイペースだった。
未確認飛行物体もとい見るからに妖精の國焼いた厄災なドラゴンが現れてJアラートが発令されたけたりした超大陸日本は府中のトレセン学園。
夕暮れを迎えたトレセン上空の惑星工作艦デメテル内部の一室。
そこではメジロマックイーン号がポチポチと手元のゼルモニターを操作してはネットの掲示板とかを見ていた。
「『プルルプルル』あら通信…?はいメジロマックイーン号…ルドルフ号さん?
京都の大学生寮でそっち系の方が持ち込んだ呪物の呪詛返し原因で怪異発生?
京都競馬場所縁のヒシミラクル号さんに急遽行って貰ったって…えええ…あの方、ヒシミラクルさんに発破かけてた所では?」
「しかしこうも集まると壮観だねえ」
772:635:2023/10/22(日) 15:38:23 HOST:119-171-251-4.rev.home.ne.jp
そんな通信聞きながらメジロマックイーン号の背に貼り付いたアグネスタキオンは周囲を見回しそう呟く。
メジロマックイーン号にあやされてるスペシャルウィーク、マックイーン号により掛かるマンハッタンカフェ、反対にはアドマイヤベガが居場所確保している。
その他にもゼンノロブロイが近くでマックイーン号から借りた向こうの小説呼んだり、フジキセキがマジックの練習したり、マーベラスサンデーがマーベラスしてたり他にも無数のウマ娘がいる。
なお部屋の扉の一つからはゴールドシップ号とゴールドシップが縦に並んで顔を覗かせている。
ダブルゴールドシップ ゚д゚) ゚д゚)<このドロボウネコ!!
「しかしなんだねえ。君の近くはどうしてこう落ち着くのか…。」
アグネスタキオンは再びメジロマックイーン号の背中に張り付く。
「ウマソウルの影響によるものでしょう。私は貴女方のウマソウルの御父上とは特別親しくさせて頂いておりましたので。」
「ああ、私のウマソウルとなった競走馬の来歴にあったが運命に噛み付いたとか言われてる馬の事かい?」
「ええ。」
「ウマ娘にはなっていないようだが…。」
何処で何をしているのやらと呟くアグネスタキオンを見て自身の頭上に視線を移動させ何か見つめるとビミョーな表情をするとため息をつくメジロマックイーン号。
なおマンハッタンカフェの目には抱きつくどころか噛みつきそうな感じの姿あってハラハラしていたとか。
その部屋の扉が開き誰かが来た事に気づきメジロマックイーン号は耳をピクリとさせ顔を上げた。
「メジロマックイーン号…いらっしゃいますか?」
「あら?メジロアルダンではありませんの、ああラモーヌも…。」
その人物、ウマ娘の名家メジロ家の令嬢メジロアルダンとメジロラモーヌ、そしてその両親が入ってくると一斉に視線が集中しメジロアルダンはたじろぐ。
見ればクスンクスンと鼻を鳴らしながらマックイーン号に撫でられ涙目でこちら見るスペシャルウィークやマックイーン号の背中に張り付きぼけ~とした表情のアグネスタキオン、
マックイーン号に寄りかかるマンハッタンカフェ、他にも周囲にいるゼンノロブロイやフジキセキ、マーベラスサンデー等々がこちらを見ている。
そしてメジロアルダンらの視線はマンハッタンカフェの反対に座るアドマイヤベガ…そして彼女とアドマイヤベガ号に挟まれてるマラトノカノチウ号で目が留まる。
「ああ…。」
それだけでメジロマックイーン号は察した。
マラトカチノウ号の存在で思い至ったのだろう。
「メジロアルダン。彼…或いは彼女ならば居りますわ。こちらには来ていませんが。
双子故か容姿はアルダン、貴女にそっくりですわね。」
「あの子は…あの子は元気なのですか…?」
メジロマックイーン号の言葉に反応するメジロアルダンの母。
元気にやっているとのメジロマックイーン号の言葉に安堵の息を吐き閉じた瞳から涙を流す。
「それでマックイーン号、それであの子の名は?」
773:635:2023/10/22(日) 15:39:31 HOST:119-171-251-4.rev.home.ne.jp
メジロラモーヌはいつも通りの様にマックイーン号に尋ねるがその瞳は揺れている。
名が降りなかったメジロの娘…己のもう一人の妹の名を知る機会が訪れるとは思いもよらなかった。知りたいと思うのは当然であろう。
メジロラモーヌは昔から考えていた。生まれてくる筈だった妹はどんな名前になる筈であったのか。
メジロ、メジロ、メジロ…。
そして今その機会を得て思うのはその名前に似合う子であろうのだろうか、己の妹メジロXXXXは…。
「……私や他のメジロを冠とする馬と違いメジロの冠は頂いておりませんわ。
生まれ出ず地に降りた時は既にメジロ牧場はなく。その看板を降ろした後でしたもの。
なので、広義でのメジロの馬とは言い難いかもしれませんわね……。」
「そんな…。」
メジロアルダンの母親がその場に崩れ落ちた。
「貴重品以外あれもこれも持ってく必要はないか、ホントPVMCG様々だね。」
「機嫌がいいな。」
ガサゴソと鼻歌さえ歌い何やら準備をする飯崎鈴夏に声を掛けるのは数少ない親類であるJRA理事。
理事の言葉に手を止める。
「うん、憑き物が落ちたってこういことなのかなって。」
「セントライト号とシンザン号に殴りかかった時とはエラい違いだ。」
「あの時のことは言わないでよ、もう…あの二人がゴースト号にしたことは怒ったけど…。」
そんな事を言う飯崎に対し理事は同じ部屋のゴースト号とゴースト&その他にに目を向けるとワチャワチャと騒いでいる。
「東日本の時に行方不明になったあいつが帰ってきたからか?」
「それもあるけどそれだけじゃいないよ…キャンペンガール号さんにも怒られたし。」
久々に年上に怒られたと苦笑いする。
愛する子を残して逝った親がどれ程心配するか、自分が逝ったことで残された子供が投げやりな生送る様にどれ程心が痛むかとこんこんと語られたという。
その言葉に理事はキャンペンガール号が飯崎の母と同じ様に子を残して逝ったことを思い出す。
「さてとこれで準備完了。後は会場入りの時間待つだけだね。」
「そういえば何の準備を?」
「電ちゃんから明日に東京競馬場で急遽開催されることになった特別レースをヤルバーンでのフェスで告知するから…その司会をしてくれってそれに…。」
「それに…?」
「『ゴーストウィニング号も久々の出走発表ならば馬主さんがその場に居るのは当たり前なのです!』って。」
飯崎は笑った。理事が随分と久方振りに見た何の曇りもない笑顔だった。
なお…ワチャワチャしてた連中。
ダブルゴースト ゚д゚) ゚д゚)<うぉぉぉぉぉ!目指せ会場入りまでに電ちゃん公式MAD作成!
ナイスネイチャ -ω-;)<なんか駆り出されたけど何やってんのこの子ら?
ツインターボ `・w・´)<電から罰として電達の紹介動画みたいの作成しろって言われてた!
トリプルターボ `・tri・´)<なんか素材として記録映像渡されたけど時系列とか結果わかんないように加工して混ぜ混ぜしろとの仰せ
カナリハヤイネン ゚д゚)<後、電ちゃんのトーラルシステム?っての貸して貰ってるんやけど…実写映像がポチーだけでアニメになるんや…
ツインターボ `・w・´)試したらターボ達の映像が一瞬でプリティーダービーの絵柄になったぞ!
ナイスネイチャ -ω-;)<MAD作成にトーラルシステム貸し出すって…期限会場入りまで!?
イクノディクタス ^0_0^)<そんなことは言ってないそうですが…間に合えばそれでいいかと
ダブルゴースト ゚д゚) ゚д゚)<うぉぉぉぉぉ!
ナイスネイチャ Σ-ω-;)<なんか凄い勢いで出来上がっていく!?
イクノディクタス ^0_0^)<歌とか付けたくなりますね…どうせならウマ娘集めて音声付けましょう
ダブルゴースト ゚д゚) ゚д゚)<採用!
ナイスネイチャ Σ-ω-;)<イクノ!?なんで可燃物をさらに投下するの!?
ツインターボ `・w・´)<ターボ誰か呼んでくる!
カナリハヤイネン ゚д゚)<自分らも行こか?行くでトリ
トリプルターボ `・tri・´)<了解
774:635:2023/10/22(日) 15:40:18 HOST:119-171-251-4.rev.home.ne.jp
以上になります。転載はご自由にどうぞ。
最終更新:2023年10月22日 22:24