713 名前:ホワイトベアー[sage] 投稿日:2023/10/17(火) 20:14:00 ID:softbank060067081109.bbtec.net [9/12]
日米枢軸ルート 小ネタ 『3大陣営超兵器』

  • イギリス連邦
アヴァロン級重巡航管制機
イギリス国防省直轄の研究機関である多種兵器研究開発部で提唱された
「広範囲に亘る航空優勢を継続して確立する新戦略及び戦術」
である《空中艦隊構想》の一環として建造された大型空中多用途空母。

全幅963.77m、全長433.3m、全高102.39mと言う従来の常識をどこかに置いていったかのような巨大な航空機で、ギネス世界記録には世界最大の有人航空機として記録されている。

外見的な特徴として機首部に機体中部からの支柱により支えられる長大な主翼を持ち、さながらエイやマンタを彷彿とさせる形状を持つ。
後部には着艦口がある他、その上に二機の着艦スポットを持つヘリ甲板があるなど航空機の運用を前提とした設計がなされているのがわかる。

この巨体を飛行させるため大出力ジェットエンジンを26基も搭載し、戦略爆撃機に匹敵する長い航続距離を有している。
また、被空中給油能力も有している事から空中給油機が手配できる状態なら整備や消耗品の補給時以外は空を飛び続ける事も理論上はできる。

艦載機としては固定翼機を50機、回転翼機を6機搭載可能とされている。
機体各所にはこれらの管制用に高性能アクティブアレイレーダーと管制機器を装備し、早期警戒管制機と電子戦機としての側面も持つ。

兵装として対空戦闘用に機体各所に多数の高射砲・対空機関砲・空対空ミサイルを装備。
上記した電子装備と合わせて単独でも鉄壁と言うべき防空能力を発揮できるほか、機体前方上部に戦術核弾頭搭載型極超音速巡航ミサイルを納めている8基の垂直型ミサイル発射機を搭載。
さらに光学迷彩システムを始めとしたステルス能力によってレーダーによる探知や、目視での視認も困難という高度な隠密性を与えられ、その航空戦力と会わせて戦略型原子力潜水艦とともにイギリス連邦の抑止力として大きく機能している。

当初の予定では計3機が建造される予定であったが、開発期間が当初の予定を遥かに超過してしまい調達コストが高等化し、そこに冷戦終結後の予算削減の煽りを受けてわずか1機のみで調達は打ち切られてしまう。
2014年にイギリス空軍に正式に配備され、《空中艦隊》の旗艦として1機が建造され、現在でも王立空軍の顔として運用が続けられている。

▪️守護聖人級軽巡航統制機

《空中艦隊構想》において旗艦兼航空戦力の中核であるアヴァロンの専用護衛機として開発された大型の航空機。
アヴァロンほどではないが、それでも500m近い全幅と300m近い全長を誇り、アヴァロンでも採用されている大出力ジェットエンジンを6基搭載することで強引に飛ばしている。

機体の特性としては防空戦を重視しつつ、桁外れの積載能力を生かして超大型輸送機、または爆撃機としての運用も可能としているなど高い汎用性を持ち、さらに自己防衛程度ではあるが電子戦能力を有していることが挙げられる。

機体各所に配置された対空機関砲や空対空ミサイルなどの対空兵装はもちろん長距離艦対空ミサイルを改修したものも有しており、アヴァロンを狙うミサイルや戦闘機などの脅威に対して適切に対応できる。

単体での能力も高い本機であるが、その真価はアヴァロンと1つのシステムとして運用されることで発揮される。
その為、アヴァロンと同様に光学迷彩システムを始めとした各種ステルス能力も付与されており、レーダーによる探知や目視での視認も困難という高度な隠密性を持している。

もともとは12機建造される予定であったことから円卓の騎士の名前が付けられる予定であったが、冷戦終結後の予算削減の煽りを受け、調達数がわずか4機に削減されたことを受け、急遽名称が守護聖人に変更された。

714 名前:ホワイトベアー[sage] 投稿日:2023/10/17(火) 20:14:41 ID:softbank060067081109.bbtec.net [10/12]
  • 欧州連合

U-1800型潜水空母

欧州連合が冷戦後の欧州統合海軍再編成計画で計画・建造した戦略型潜水弾薬庫空母。

全長495m、全幅116mと潜水艦でありながら日米の正規空母を越える巨体を有している世界最大の潜水艦で、世界中で唯一の固定翼機運用能力を持つ潜水空母でもある。

機関としては2基の液体金属冷却炉を搭載し、その高い出力を活かしてIEP(統合電気推進)化が設計段階から盛り込まれた。
船体には潜水艦としては珍しくトリマラン・ハルを採用し、2基のスクリュープロペラと2基のポンプジェットを搭載する他、電磁誘導型電磁推進器を搭載。
船殻材にはに反応しにくいチタンを用いているなど隠密性を維持するために最大限の配慮が施されている
これらによってU-1800級は類を見ない大型潜水艦でありながら、高いステルス性を実現している。

航空艤装としては船体中央にセイル(艦橋部)中央をトンネルで貫く全通式の航空甲板が配されている。
飛行甲板前部には格納式の電磁カタパルトとジェット・ブラスト・ディフレクターを各2基ずつ搭載しており、後部には着艦用レーンを有している。

またトンネル内には格納庫と飛行甲板を繋げる航空機用のエレベーターが2基備えられており、着艦と発艦を同時に行う事も可能となっている。
航空機搭載可能数は、省人化と魚雷設備の廃止によって格納庫の容積を大きく確保できた事から最大で固定翼機40機と従来の中型空母に匹敵する規模を搭載可能とし、さらにこれとは別に偵察用ドローンも多数搭載することができる。

兵装には副船体中部に14セル2列ずつ計56セルの多目的VLSを装備。内部にはSLBMや艦対空ミサイルや艦対艦ミサイルといったミサイルを内蔵している。
他の兵装としては、主船体航空甲板部に12基設けられた格納ベイ内に8基のCIWSと4基に艦対空ミサイル発射機を搭載。
副船体前部に各1基ずつ用意された格納ベイには重巡洋艦クラスの主砲相当である33口径20.3cmレールガンを1基ずつ搭載している。

さらに主砲として127.5口径600mmレールキャノンを1基搭載する。
本砲はハワイ条約機構が構築した戦略防衛システムによって、その抑止効果が大きく低下したSLBMや巡航ミサイルに変わる新たな核弾頭投射手段として開発された大型レールガンで、その射程距離は約3000kmと中距離弾道ミサイルに匹敵する。

本級は欧州連合の新たな核抑止力の中核として2020年現在までに6隻が就役し、
4隻が大西洋艦隊に、2隻が北極艦隊に配備されている。
また、欧州連合は退役が近づく戦略型原子力潜水艦の更新のために本級の建造を進めており、2隻が就役間近とされている。


余談であるが、本級の情報を知ったとある帝国海軍の提督は

「なんで欧州連合がアリコ○ンを造っんだよ!?」

と言う謎の発言を残したいわれている。

715 名前:ホワイトベアー[sage] 投稿日:2023/10/17(火) 20:15:12 ID:softbank060067081109.bbtec.net [11/12]
  • ハワイ条約機構

安土級無人大型空中空母(英語名アーセナル・バード クラス)

大日本帝国が、第二次戦略防衛構想における防空の要としてアメリカ合衆国と共同で開発した無人大型空中空母。
2020年までに全16機が製造され、6機が大日本帝国空軍で、6機がアメリカ合衆国空軍で、4機がハワイ条約機構軍で運用されている。
日米空軍に所属する機体は日本帝国本土とアメリカ合衆国本土の防空に配備され、ハワイ条約機構軍に所属する機体は、世界唯一の軌道エレベーターである『灯台』の防空機として配備されている。

基本的に本級は両国の本土や『灯台』を中心に半径1200kmを周回飛行、敵性航空機が防空圏に接近すると戦略AIの判断で迎撃行動に移行する。

全幅1.1㎞を誇る超巨大全翼機で、メイン2基・サブ6基の電動二重反転プロペラをその推進機関としている。

動力源の電気は搭載する2基の小型核融合炉と軌道上の太陽光発電衛星からのマイクロ波送電によって賄われており、無人機としての特性と合わせて理論上は無補給での永続した飛行を可能としている。
もちろん、整備の必要などから永続的な飛行など現実的ではない。
実際は整備などの為に全ての機体を空中に飛ばしている訳には行かず、常に最大でも2機程は整備を受ける為に地上の専用基地に駐機している。それでも従来の航空機とは比べ物にならない航続可能時間を有している。

本機は機体翼下に5×4の吊り下げ式格納庫を4個持ち、格納庫には最大80機の無人戦闘機を搭載している事から正規空母に匹敵する航空機投射能力を有している。
その為、日本国防総省は本機を空中空母と言う特殊な分類に位置づけている、。

航空戦力投射能力を除いてた単独での戦闘能力も極めて高い。
兵装として機体上部には垂直型ミサイル発射管を多数装備し、機体上下前後左右各所には防空用のパルスレーザー砲を搭載。
遠中近全ての領域で効率的な防空網をしくことができる。
機体機首には巡洋艦や駆逐艦程度の艦船なら一撃で撃沈可能な対地対空両用攻撃用の高出力レーザー砲と強力な兵器を搭載している。

本機の為に新開発された航空機用複合装甲を採用したことにより素の防御力が格段に向上している他、自己防衛機構として電気エネルギーを瞬間的に放電することで一時的に一切の攻撃を遮断する「アクティブプロテクションシステム(APS)」と呼ばれるシールドを備えているなど防御性能も目を見るものがある。

補給機構も独特で、無人戦闘機の兵装や燃料などの消耗品はサテライトシップと呼ばれる無人補給機によって随時本機に届けられる仕組みを構築しており、補給の為に基地へと戻る必要がない。
そのため基本的に定期整備や修理以外では本機は飛行を継続し続けることが可能で、隙のない防空体制を維持できている。

(余談であるが、冷戦の終結と本機を中核とした防空体制の完成によって防空圏を拡大できた日米は、後方に位置することになった本土のスクランブル体制を幾らか緩めてしまい、後に日米同時多発テロ事件の成功を招いてしまった。)

総合能力から見ても安土級は1機で1個空母打撃群に匹敵する戦力を持つ、正に超兵器と呼ぶに相応しい機体で、欧州連合やイギリス連邦からは「空の要塞」と恐れられてる

716 名前:ホワイトベアー[sage] 投稿日:2023/10/17(火) 20:17:44 ID:softbank060067081109.bbtec.net [12/12]
以上、3大陣営の誇る巨大兵器達となります。
wikiへの転載はOKです。

だいぶ前に上げたネタですが、wikiへの転載OKにするついでにある程度の修正を加えたので再投稿させていただきました。
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最終更新:2023年11月03日 19:55