530 名前:ナイ神父Mk-2[sage] 投稿日:2023/10/31(火) 01:04:59 ID:p485203-ipngn2801akita.akita.ocn.ne.jp [108/147]
憂鬱スパロボ 台詞集その99

Fルートネタ ブレイブウィッチーズの裏側で その2


「え?ダメなの?」

「駄目です。」

「でも一寸くらい・・・」

「駄目です。」

「機内スピーカーで少し掛けるくらいは・・・」

「指示の聞こえる範囲ですよ」

 連合陸軍のヘリ部隊に於ける会話の一部。
 連合では新型の兵器としては比較的量産の効く大型武装ヘリを対ネウロイ戦等に複数投入高い対地火力と掃討戦能力により活躍が期待されていた。
 また、一般兵科としては裏方となっていたヘリパイロット達にも活躍の機会が与えられた事で想定以上にはっちゃけるパイロットも出ている。


「畜生!このクソ寒い氷原を自分の足で歩かなくて良くなったと思ったらコレかよ!」

「どうする、この数・・・俺らの渡されたACじゃ逆立ちしてもお姫様の機体みたいなことは出来ないぞ・・・」

「おい、お前・・・武器持ってたか?」

「いや、俺武装の許可下りてないし・・・機体にも多目的運用可能なレーザーダガー以外は発破用の爆薬と多目的ワイヤー射出機しか・・・」

「だよなぁ・・・」

 HO惑星派遣部隊における兵士二人の会話の一部。
 局地戦である事や諸々の理由から、徐々に支援が充足し始めてたHO惑星の派遣部隊にも徐々にではあるが自前の物と切り札であるオブジェクト以外にも、連合からの補給兵器が届けられ始めていた。その中でも同惑星でも指折りの
特異な戦果を挙げていた第37機動整備大隊の二名の兵士には連合から特別にタイプ2000型ACが貸与されており局地に於ける本隊の先行偵察が行われていた。
 そんな中で二人はストパン世界の本隊や輸送部隊の後方で巨大兵器であるオブジェクト通行の邪魔になる構造物や
地形の調査などが行われていた。そんな中で彼等は後方部隊を更に後方から伏撃しようとしていた一団と遭遇。図らずも彼等を誘引する形で輸送部隊の後方から引きはがしている。

531 名前:ナイ神父Mk-2[sage] 投稿日:2023/10/31(火) 01:05:53 ID:p485203-ipngn2801akita.akita.ocn.ne.jp [109/147]

「キリが無い、てか、どう見てもさっきより敵が増えてるぞ!」

「レーダー見るとこの辺の奴全部集まってきてる・・・お姫様のオブジェクトと合流できたのは良かったけどオホホのラッシュと合わせてこれじゃ
押し切られる」

「連合の増援は・・・間に合わねぇ・・・何とかならねぇのか?」

「そうだ、第24大隊の連中が持ってきてた特殊ガス、あれなら!」

 HO惑星派遣部隊内に於ける会話の一部。
 無事、本隊に危機を知らせる事の出来た二人であったが、同時にそれはネウロイ側にも敵に強力な戦力が存在することを認識させる一因となった。F世界到着後間もなくの戦闘に於いてネウロイはオブジェクトを要注意兵器として認識しており、優先対処目標として周辺に分散していた他の伏撃部隊も集結させて、同種機体を保有しているHO惑星派遣軍に対して攻撃を開始した。
 部隊を包囲する様に多数出現した敵戦力対して本来は並みの兵器であれば抑え込めるオブジェクトが抑え込まれる形となり同部隊の苦戦は必至となった。その後、部隊内の人員の機転により窪地地形にネウロイ群を誘引後、窪地に貯めた特殊ガスに着火する事で多数の敵ネウロイを一気に殲滅、危機を脱している。


「ネウロイの戦力圏を通過しているとは言えまさかこれだけの戦力と遭遇するとは・・・」

「どうします?今ならまだ引き返す事も出来ますが・・・?」

「いや、艦には人員だけでなく502に届ける追加物資もある。遅れる訳には行かん、各魔導部隊に伝達しろ!我々はこれより前方ネウロイに対する攻撃を開始する。コルベットとの連携を怠るな!」

「了解!」

 203魔導大隊内に於ける会話の一部。
 ペテルブルクに向かっていたサラマンダー戦闘団率いる航空艦隊は、北欧近辺にて通常ではあり得ない量の航空ネウロイと遭遇してた。
敵ネウロイ艦隊も既に航空艦隊を補足しており先鋒部隊を向けてきている状況であった。その為、203大隊は撤退では無く迎撃を選択。予想外の遭遇戦が行われる事と成った。


「クソ、あの隊長無茶苦茶言いやがる!」

「統制射撃を怠るな!敵の方が早い、弾幕を張って削るんだ!」

「コルベットの火線に大型を追い込め、俺達の火力じゃ大型個体は削れない!」

「RPGを使え、武装を惜しむな!中隊で確実に一体を囲むんだ!」

 多国籍魔導部隊内に於ける会話の一部。
 ネウロイ群との不意の遭遇戦は図らずも多国籍魔導部隊の初の戦闘となった。多数の魔導士部隊を連携させる難しさは実戦においては更に大きくなっており、各部隊は国家毎に分かれて戦闘を開始、それぞれ迎撃を開始した。当初は苦戦してた魔導部隊であったが、遊撃部隊であったマリア・スー少尉による奮闘等もあり徐々に形成を逆転。大型ネウロイを含めた多数のネウロイの撃破に成功している。
 後の調査に於いては、このネウロイ群はラドガ湖側に敵主力を誘引している最中に敵の前線拠点を爆撃する為の部隊であったことが発覚しており、この部隊を素通ししていればペテルブルクの防衛能力を大きく落としていたであろうことが推測されている。

532 名前:ナイ神父Mk-2[sage] 投稿日:2023/10/31(火) 01:06:58 ID:p485203-ipngn2801akita.akita.ocn.ne.jp [110/147]
以上です。WIKIへの転載は自由です。取り敢えずラドガ湖周辺での戦闘の裏で起きてた事をば・・・
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最終更新:2023年11月12日 14:55