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現代日本大陸化＆銀連神崎島クロスSS ある日、日本が『超』大陸と化してしまった件サードシーズン？特別番外編 サードシーズン中のウマ娘達の出来事 その48
さて、当事者の一方のウマ娘達に関しては、この様な穏当（大本営発表）な形で終わったが・・・・・
国同士の場合は、そうはいかなかった。
何せ呼び出したウマ娘を襲撃して殺そうとしたのだ。モンジューも言った通り、国際問題案件である。
そして、それ以上に問題視されたのは、今回の騒動を引き起こした原因の一つである「闇ティ連医術」の存在。
厳密に言うなら、ティ連の医療技術そのままコピーと言う訳では無いが、僅かに漏れ出た技術を元に、これまでなら不可能だった新たな医術を生み出したのだ。
それが真っ当な使われ方をしているのであれば、ティ連としても文句はない。寧ろこれらも、発達過程技術の一つとして重宝されただろう。
だが・・・実際は後ろ暗い使用が為されており、今回の様な犯罪の温床となっているのだ。流石に放置する訳にはいかない。
そんな訳で、あの騒動が起こった直後に柏木夫婦は、フランス政府との緊急会談の場を設けて、フランス側に今回の件の説明を要求する事に。
とはいえ、フランス政府側も今回の一件は寝耳に水状態であり、混乱の真っただ中にいる有様。
少なくとも、こと政府首脳に関して言えば、巻き込まれた被害者とも言える。
とはいえ、流石に何もお咎め無しと言う訳にはいかない。話し合いの末、幾つかの譲歩を取り付ける事となった。
以下が、その項目となる。
- 闇ティ連医術の摘発と撲滅に全面協力する事。その際、形式上は協力体制・実質は日ティ警察組織の指揮系統上位を認める事。
- 今回やらかした全ての者達への裁判を開く事の確約。その際、必ず公平に罪に問う事。
- ラファールルージュへの司法取引を認め、可能ならば不起訴処分。ただし不起訴処分に関しては、本人が望まない場合はその限りではない。
- 上記の状況に応じて、ラファールルージュの日本トレセン学園転入権利の付与を認める事
最終的に、この様な取り決めが決まった。
因みにだが、過激派がこの理不尽な襲撃に激怒する一幕も有り、酷いのだと
「フランスを消し飛ばして、フランス海峡（）にしてしまえ」
というヤバすぎる意見すら出て来た程だ。まぁ流石に、この意見が支持されるという事は無かったが。
その後の展開だが、以後2年程かけて闇ティ連医術の摘発が進められていき、その大半が撲滅される事となる。
因みにだが、今回の摘発にはドイツのオカマ社長ことスタインベックもティ連に貸しを作るチャンスとばかりに、全面的に協力していたりもする。
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そして、やらかした連中への裁判だが、元会長やそれに加担した連中で特に悪質な者に関しては、かなりの重い罪が課せられている。
ただ、死刑になった者は一人も居ない。それは、神の手紙にて「自殺や他殺が出来ない体にした」と書かれていたという、問題が有ったからだ。
もし本当に死刑を執行しても死ななかったら・・・刑を執行した以上は釈放しなければならなくなる。そうなると、自分達もあのような末路（）に・・・！？
その事を何よりも恐れた裁判官達は、最終的に数百年単位の懲役（例・元会長「懲役334年」）と言う形で決着をつける事とした。
無論、連中は納得いかないと日本で言う所の控訴や上告に当たる訴えを起こそうとしたが・・・その瞬間、額の入れ墨が真っ赤に輝いて悶絶する羽目に。
最終的に訴えは退けられて、刑が確定。以後は老衰によって自然死するその瞬間まで、刑務所の中で過ごす事となる。
フランス国民の中には
「こんな連中の為に、税金が使われるなんて」
と言う声も有ったが、それ等の声は黙殺されている。考えようによっては、この費用こそが事実上の賠償金とも言えただろう。
そしてラファールルージュだが、司法取引で連中の悪行の数々を証言。裏付けを取る事に成功している事も有って、罪を減じられている。
なお、不起訴処分に関しては、半ば予想通り本人がそれを望まなかった。
曰く、
ラファール「幾ら脅されていたとはいえ、やってしまった事に向き合わなければ、自分の事を許せなくなる。それに、彼女達（ツインターボ・ゴーストウィニング）に申し訳が立たない」
との事。
そういう訳で裁判が行われ、司法取引と相当な情状酌量が重なって、最終的に「懲役8年・執行猶予5年」の有罪判決と言う形で落ち着いた。
それとフランスギャロだが、今回の不祥事を受けて上層部の大規模な刷新を余儀無くされ、更に禊として「凱旋門賞の開催を3年間自粛」という決断をせざるを得なかった。
凱旋門賞への出走を目指していた馬主等から怨嗟の声も上がったが、やらかした事を考えると、この処置もやむを得ない事だろう。
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視点を日本に戻すと、今回の件でJURAにも批判の声が上がった。
まぁこれも無理はない。馬運車襲撃の悲劇が有ったにも関わらず、その教訓を十全に生かせなかった結果として、今回の騒動が起こってしまったからだ。
最終的に、JURA上層部及びルドルフ会長が頭を下げて謝罪すると共に、対策としてＰＶＭＣＧを始めとするティ連技術の早期導入を確約している。
今まではヒトミミ族のそれと同様に、「プライバシーの侵害」を始めとする諸問題も有って導入が遅れていたのだが、流石に身の安全には代えられないという事で、この様な決定がされる事となった。
因みにターボだが・・・今回の件は非難と賞賛が半々だった。非難の声は
- 無茶にも程が有る
- 残される人達やファンの事をもっと考えて欲しい
- 天国まで大逃げしないで欲しい
と言った感じの声であり、非難と言うより彼女の事を案ずる声が強かった。
一方称賛の声は
- 卑怯な連中に負けないという心に感動した
- ウマ娘の誇りを見事に守ったその走りが、何よりも尊かった
- その負けずの心こそが、ターボの走りその物
と言った感じだった。
こうして凱旋門賞に関する事は終わり、GⅠ争奪戦は残りの三つ・・・秋華賞・菊花賞・天皇賞秋の行方に、世間の注目が集まる様になっていった。
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以上です。今回の凱旋門賞に纏わる、政治面でのアレコレでした。
闇ティ連医術をナレ死させつつ（ヲイ）、フランス政府に譲歩させる事に。政府首脳は涙目な上で、やらかした馬鹿共を恨むでしょうね。
元会長を始めとする連中は、最終的に数百年単位の懲役刑で決着と相成りました。自死も他殺も出来ない以上、これが最も重い罰ですからね。
反対にラファールルージュは、司法取引と情状酌量で執行猶予付きの有罪判決に落ち着きました。流石に不起訴は、当の本人が自分を許せなくなると思いますし（汗）
そして、凱旋門賞自体も3年もの間の自粛を余儀無くされる事に。凱旋門賞への出走を夢見ていた馬主とかから、怨嗟の声が上がっております。
まぁこれも、禊である以上はやむを得ないですが。
一方で日本の方でも、主にJURAに非難の声が上がる事に。なので、陳謝した上でＰＶＭＣＧ等の早期導入を図る事になりました。
さて、ウマ娘ネタはここで一旦区切り、放置状態のフォースシーズンを進めたい所ですが・・・・・どの様な展開にするか、まだ決まっていなかったり（汗）
なるべく早くネタを纏めて再開出来る様に頑張りますので、どうかご容赦の程を。それでは。
wiki掲載は、自由です。
11/26 一部誤字・脱字等を修正
12/19 オカマ社長の名前を間違っていたのを修正
最終更新：2023年12月19日 20:53
