988 名前:弥次郎[sage] 投稿日:2023/12/03(日) 22:54:27 ID:softbank126036058190.bbtec.net [58/63]

日本大陸SS 漆黒世界アメリカルート(Re) 証言録「影でこそこそする者たちの会話」



「結構……いや、相当な馬鹿歴史だよな」
「国力に任せて北米進出とか、どこのストパンだよ……」
「まあ、将来の米帝を小さくできるならそれは大きいからな」
「とはいえ、ラスボスが米帝とは限らんから油断はできないぞ」
「とりあえず米帝が小さくなったからヨシ!」

  • 新しい世代の夢幻会の会話。なお、フラグ。



「フィリピン、ルイジアナと金で欧州列強の頬をビンタとは……」
「国力の増強には国際デビューを早めた方がいいと判断した結果だな。
 まあ、信長の時代以前からの仕込みがあったからこそ、実現できたという話だが」
「一過性の努力より、結局積み重ねがモノを言うんだよなぁ」
「大陸国家になっているからこその国力の大きさも、発言力の大きさにつながったようだしな」
「まあ、非白人というデバフはあるものと思って行動したほうが良いだろうな」

  • 同上。過去の夢幻会たちが選んだ政策や選択は、積み重ねを経て当代の夢幻会そして日本へと反映されていた。




「アメリカはこんなにも馬鹿だったか?」
「そういうもんだぞ、史実を考えろ」
「宗教も混じった運動だからな……まさかここまで固執するとは思わなかったが」

  • 第二次遠征を退け、講和会議に臨んだ後の夢幻会の会話。アメリカの執拗なまでの固執に戸惑いを隠せなかった。





「ともあれ、既成事実化をされる前にルイジアナを抑えないとな」
「相手の疲弊を待ってから一気に進めるのがいいだろうな。それまでは防戦だ」
「まだ国としてはアメリカは小さいからな、時間と国力差は味方してくれるだろう」

  • 北米地域の防衛について話す夢幻会。小さくなっていて、史実ほどではないと考えていたが、フラグであった。




「植民地人共め、狂ったか!」
「多少負けた程度で判断を誤るとは想定外だったな……」
「そもあれ、カナダ植民地を守る方針に変えねばならんな。
 幸い、アメリカに送る分をカナダに送れば済む話だ」
「確かに。これを機に本国化を急いでもいいかもしれん。

  • 第二次遠征失敗後の講和会議がボツとなった後の英国首脳部の会話。講和がうまくいかないことは想定していたが、まさかの事態に発展し慌てた。



「植民地人たち、どうやら無茶をしているようですね」
「何年も戦争をし続けていれば当然だ。そのおかげで、カナダにちょっかいを出してくる余裕もなくなっているのだしな」
「気になるのは西部進出への対立意見が湧いていることですな」
「それはそれで都合がいい。植民地人共が内で相争ってくれるならば儲けものだ。
 こちらで対立をあおってやれば、案外止めを刺せるかもしれんぞ」

  • イギリスの諜報部での会話。またしても、フラグ。




「ならば、日本に声をかける必要がありますな」
「然り。向こうにとっても利のある話ですから」
「現地の人員からも噂レベルから広めさせましょう」

  • 同上。北米のグレートゲームのプレイヤーたる日本の影響力を英国はしっかりと勘案していた。

989 自分:弥次郎[sage] 投稿日:2023/12/03(日) 22:54:59 ID:softbank126036058190.bbtec.net [59/63]

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1レスですが、埋め立てに。

ここは現場猫の多い世界線ですね(白目
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最終更新:2023年12月09日 13:37