565 名前:ナイ神父Mk-2[sage] 投稿日:2023/11/24(金) 00:10:22 ID:p475167-ipngn2701akita.akita.ocn.ne.jp [9/89]
憂鬱スパロボ 台詞集その101

Fルートネタ ブレイブウィッチーズの裏側で その4


「・・・コレは・・・モルフォの改修機か?」

「モルフォW型、ウィッチを載せる事を前提とした機体のようですね」

「ニュアンスが違う気がするが?」

「いえ、コレで合っている様です。持ってきたのが第一兵装師団付きの技術開発部隊ですし・・・」

「・・・」

「いや、そんな顔しないでくださいよ・・・」

 リーゼロッテと技術士官との会話の一部。
 基本的にティル・ナ・ノーグを始めとした現地でウィッチの装備を開発していたが、それ以外の連合の組織でも開発は行われていた。
その中でも連合軍のオカルト勢力に属する第一師団付きの開発部隊は時に呪いに特化した集団である他、独特の開発嗜好を持つ為、以前の人造ウィッチで発生した問題もありリーゼロッテからは敬遠気味であった。


「デイムラーはやはり無理か・・・」

「グロスター、デ・ハンビライト何れもウォーロック開発に関わっていた企業はやはり・・・」

「無理も無い・・・ブリタニア政府も表立っては支援が難しい以上、支援していても限界は来る。」

「とは言えこれ以上の倒産ラッシュは避けたい以上、各国も投資は活発化して居ますが・・・」

「いざとなれば此方で支える必要も出て来るだろうな。」

 リーゼロッテと連合人員との会話の一部。
 ウォーロックの事件によって、ブリタニアでは戦時下とは思えない程兵器開発企業に逆風が吹いていた。
しかし、ブリタニア政府も空前絶後の不祥事を誘発した企業の支援を表立って行うという事は行い辛く、他国企業も世論的に支持し辛い面が存在していた。
 その為、経営に限界の来た企業は他の企業と統合や吸収を行い、生き残りを狙うこととなる。


「成る程、貴官が・・・」

「噂の大魔女様が私に一体何の用?」

「ポーラ・デイムラー、陸戦型ウォーロック開発に協力していたウィッチで間違いないな」

「ええ、結果は御覧の通りだったけどね・・・」

「ノルマンディー撤退での負傷での引退、成る程変わリの手を求めたか」

 リーゼロッテととあるウィッチとの会話の一部。
 魔導兵器に近い形質を持つウォーロック開発に関しては一部の負傷やアガリを迎えたウィッチが協力しており、ウィッチを代替する兵器の開発が目指されていた。
 しかし、余りに大きな事故を実戦投入時に起こされた結果すべての同型機の開発は中止されて解体されている。
開発に協力したウィッチに関しても拘束されており、リーゼロッテが面会したウィッチもそういった一人であった。

566 名前:ナイ神父Mk-2[sage] 投稿日:2023/11/24(金) 00:11:23 ID:p475167-ipngn2701akita.akita.ocn.ne.jp [10/89]

「あの戦いは犠牲が大きすぎた。いくらウィッチがネウロイに強いと言っても限界がある・・・」

「・・・だから代わりの手段を求めたか」

「貴方の作ったMPFも戦線全域にいきわたるまで間に合わない、ウィッチは直ぐに上りが来る。」

「・・・」

「後輩達をこれ以上危険に晒したくないからやったのまさかこんなことになるなんて・・・」

「まだ、戦える方法が有ると言ったらどうする?」

「それで後輩たちが少しでも楽になるなら・・・」

 リーゼロッテとポーラとの会話の一部。
 両手を失い上りも迎えた事でウィッチとして動く事の出来なくなったポーラであったが、同時に精神的な面でも戦えなくなっていた。
 しかし、リーゼロッテとの取引や激化する戦いを前に説得を受ける形で戦線へと復帰する事になる。それにまた
復帰に当たっては連合で専用の義手等が準備されるなど優遇措置が取られている。


「ん?・・・この機体のパイロットになっているウィッチは・・・」

「知って居るんですか?」

「ブリタニアもベテランウィッチだった筈だ・・・ノルマンディーで負傷し上がりを迎えたと聞いていたが・・・」

「ケガが治って復帰したんでしょうか?」

 502における会話の一部。
 フレイア作戦に向けて送られる戦力を確認していた隊長陣であったが、その中に見知った名前を見つける事になった。
 他にもウォーザードとして復帰しているウィッチも居た事からそこまで違和感を持たれる事は無かったが、後に彼女を目撃した際にはその変化に驚く事となる。

567 名前:ナイ神父Mk-2[sage] 投稿日:2023/11/24(金) 00:11:55 ID:p475167-ipngn2701akita.akita.ocn.ne.jp [11/89]
おまけ

モルフォW型

全長:既存機に準ずる

動力:エーテル運用用大型リアクター

武装:800mmレールガン
   40mm対空対地用電磁バルカン×12
   40mm対ネウロイエーテル式バルカン×12
   特殊硬質電磁ワイヤー
   前部120mmレールガン×2

特殊装備
エーテルバリア
マイクロマシン
エーテル吸収システム

概要
 大洋連合軍第一特殊兵装師団に属する技術者部隊がウィッチ向けに改造を施したモルフォの一種となる。
 本来は機動砲台としての趣の強いモルフォであるが、当機はキリヤ・ノウゼンの見せたモルフォに寄る近接戦能力に目を付け単独のフェルドレスとしての能力を強化した仕様ととして改造が行われた。
その為、主砲と対空兵装の他に使い易い主砲として前部に120mm砲が追加されている他、電磁ワイヤーもより実戦的な近接兵装としての運用を可能とする為に強度やマイクロマシンによる再生能力を付与されている。

 運動性においても向上が図られており、爆発装甲を排除した代わりに機体防御の為の装甲強度に関しては向上と軽量化の措置が取られ、原型以上に高速での移動が可能な他、試験においては全身を地面から離す程の大きなジャンプや速度を維持したままのドリフトを行うなど、レギンレイヴの様な軽量フェルドレスさながらの運動性を披露している。
 また、W型に改修するに辺り、特地側に溢れるエーテルを生かす為の機能や専用リアクターを搭載している事から単純な日光による発電と内部電力、空気中から吸収するエーテルでの発電や機体を通した魔力の運用、魔法の行使等も可能としている。

 こうした優れた改良が施された反面、機体と魔力運用を十全に行うためには通常のコックピットでは不適格と成り、より直接的な機体とのリンクが必要となっている。
 その為、機体運用の為にはパイロット側にも手を加える必要性が出てきており、倫理面などでウィッチを用意することが難しくなっていた。
 後にパイロット候補が見つかった際には失っていた両手を同技術者部隊が製造した専用の義手とAMSを応用した接続システムが施術されている。

 こういった事情からコックピットも独自の仕様となっており、下半身はストライカー形式の接続システムを使用してリンクする他、両腕を接続部と接合。
コックピットの中では磔にも近い形式で運用する事となる。この操縦形式は同技術者部隊がとある装置を元に開発に着手した事からW型専用の物であり、より魔導技術を機体とリンクして使える様にしたものである。
その為、コックピット周りは多数の呪術等に関する物品が組み込まれている他、一部の部品は特殊な技法を持って付喪神化されている。

568 名前:ナイ神父Mk-2[sage] 投稿日:2023/11/24(金) 00:12:32 ID:p475167-ipngn2701akita.akita.ocn.ne.jp [12/89]
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最終更新:2023年12月10日 17:43