571:194:2023/12/03(日) 19:15:30 HOST:KD106154146178.au-net.ne.jp
現代日本大陸化&銀連神崎島クロスSS ある日、日本が『超』大陸と化してしまった件フォースシーズン?その37 インターミッション
さて、エクス・グラウコスの討伐と、その後の情勢を見て行こう。
まずは日本から。人的被害こそ最小限に抑える事に成功した訳だが、北部を中心に焼け野原にされる等、少なくない被害を被った。
特に米の収穫目前だったという事も有って、米価格が急騰。超大陸世界から緊急で輸入する羽目となった上、農家への補償等で丙世界の日本政府は頭を抱える事となる。
周辺諸国も、共産支那は崩壊して四分五裂。南キムチは統治能力を無くし、北朝鮮も大打撃を受けてのたうつ羽目にと、碌な事になっていなかった。
対するプライマーは・・・人類側以上に踏んだり蹴ったりな状態だった。
マザーシップ・ナンバー8が撃墜された上、プライマル種の増殖を出鼻で挫かれ、怪生物軍団の一群や新型アンドロイド軍団も殲滅されるという
これまた頭を抱える大きな被害を被った。
そんな両陣営だったが、次の攻勢の為の新兵器開発に余念が無かった。
まずプライマー側だが、マリスから得たデータを基にした改良型兵器が姿を見せ始めている。
具体的には、耐久力をある程度改善した青色の高機動型アンドロイド(高機動型アンドロイド・M(Mはマリスの頭文字))、更なる性能向上を果たした
青色のスーパーアンドロイド(スーパーアンドロイド・M)を始め、δ型及びε型のプライマル種の繁殖も、視野に入れられている。
また、歩行要塞の後期型も開発が進みつつあり、改フーリガン砲に対する抗靭性の獲得を主とした改良が為されている。
その他にも、キュクロプスはマリスタイプと統合する形となり、装甲強化型の黒キュクロプスにキュクロプス・マリスの大型バリスティックナイフを射出可能な様に改良されている。
出力その物も強化されている様で、歩行速度はキュクロプス・マリスと同等の速度が確保されている様だ。
以後キュクロプスタイプは、この改良型黒キュクロプスとメガボマー・ドレッドノートの二種類に生産を絞る様だ。
それ以外にも、クルールやクラーケンもマリスのデータを基に、使用する武装の追加や頭部を鎧で保護する事によって、生存性を向上させようとしている様だ。
次に航空戦力だが、タイプ3・Mの量産と青蜂・・・飛行型侵略生物・野生種の繁殖を急ぐと共に、レッドカラードローンやインペリアルドローンの装甲を強化。
その他にも、スカヴェンジャーの装甲を改良すると共に、量産を推し進める事が決まっている。
そしてこれは未確認情報だが、人類連合の人型戦車に対抗すべく、18mクラスの新たなアンドロイドもしくはそれに準ずる兵器の開発も噂されているらしい。
572:194:2023/12/03(日) 19:16:00 HOST:KD106154146178.au-net.ne.jp
対する人類側だが、こちらも新兵器の開発や量産が推し進められている。
まず歩兵用の火器だが、これは大半の部隊がブレイザーへの置き換えが決まっている。通常のアサルトライフルを使用するのは、ストーム1等極一部となった。
敵の性能が大きく向上しており、従来のアサルトライフルでは撃破が難しくなりつつあったからだ。極一部でアサルトライフルが残るのも、敵が対レーザー対策をしてきた時に備えてと言う形で、
念の為に残されたに過ぎない。
その他の兵器も、順次次世代型の火器へと置き換えられていく。具体的には
アサルトライフル→コールドブレイザー
ショットガン→バスターショット及びバーストブレイザー
Sライフル→ライサンダーZ(コールド弾)
Rランチャー→グラントMTX
と言った感じだ。因みにこれは一般のレンジャー隊の物であり、嵐山はそれ以外にも多数の武器が託されている。その辺はいずれ語る事も有るかと思う。
ウィングダイバーやフェンサーの一般部隊にも、各種新兵器の配備が進められている。
ウイングダイバー
パワーランス→コールドパワーランス
マグ・ブラスター→コールドマグ・ブラスター
ライトニング・ボウ→ハイ・ライトニング・ボウ
フェンサー
ヴィブロ・ハンマー→コズミック・ハンマー
デクスター自動散弾銃→デクスタープラズマ散弾銃
ハンドキャノン→NC300ハンドキャノン(コールド弾)
シールド→パーフェクト・シールド
573:194:2023/12/03(日) 19:16:30 HOST:KD106154146178.au-net.ne.jp
と言った内容だ。全体的に火力が大きく向上しており、敵新兵器群に対する戦果が期待されている。
続いてビークルだが、エイレンタイプ及びハイペリオンの量産が進む一方、更なる後継機であるリギル及びシリウスの開発が開始されている。
主力戦車はバリアスTZ4-S改とNuイプシロン自走レールガン、対空車両はKG6ケブラーYF-HV改とトリニティ自走誘導波砲改がそれぞれ量産中。
そしてバルガは、正式採用型であるウォーバルガの量産が進んでおり、アーマメントバルガの開発も順調に進んでいる。
航空戦力は超大陸世界からJFー7のライセンス生産型が正式採用されており、この後の戦いにおける制空権確保に一役買っている。
そして切り札の一つである潜水艦隊だが、海襲改の運用能力を得た事で更に戦力が向上。
巡航ミサイルによる奇襲のみならず、混乱している所へ海襲改による追撃を掛けると言った戦法も可能となっており、戦果拡大に一役買っている。
以上の様に、両陣営共に戦力拡充を推し進めているのが現状であり、種の存続をかけた戦いな事も有ってどちらも一歩も引かない状態だ。
開戦から2年が経過した現在、それ等がぶつかり合うのも時間の問題だろう。そして・・・
それ等の新戦力がぶつかり合うのは、もう間も無くの事だった。
574:194:2023/12/03(日) 19:17:00 HOST:KD106154146178.au-net.ne.jp
以上です。今回はインターミッションという事で、両軍の兵器開発を中心としたお話となりました。
エクス・グラウコスの齎した災厄に、両陣営共に頭を抱えておりますが、それはそれとして新戦力の開発と量産は、今も進められております。
両陣営共に、火力等がインフレしてきており、より激しい戦いとなっていくでしょうね。
次回ですが、まだネタが纏まっていないという事も有りますので(ヲイ)、暫く時間が掛かるかもです(汗)
気長にお待ちいただけたら、幸いです。それでは。
wiki掲載は、自由です。
最終更新:2023年12月28日 18:57