731:635:2023/12/16(土) 10:24:59 HOST:119-171-254-146.rev.home.ne.jp

銀河連合日本×神崎島ネタSS ネタ ゲートの先は神崎島もヤルバーンも無いようですその一〇一



どっかの宇宙の間、ゲートのティ連さんの間では未だ次元溝とか呼ばれてる多次元宇宙の間…時空間接合帯にあるナーシャ・エンデ。
銀河連合日本の柏木らが知らない方のその一部に居を構えるスール化した大日本帝国ではヂラールとの戦闘後すぐからとある会議が行われていた。


「現在の状況は?」

「BETA…もといヂラールとの戦闘は収束、冨永さんが日本国の護衛艦と接触…もとい保護されています。」

「共有情報から接触は知ってはいたが…保護とは…たまげたなあ…。」

「戦場でフリーダムモドキを種の綺羅某の乗るフリーダムと誤認。
接触しようとゼル端子でお肌の触れ合い通信しようとたら隙見せてヂラールに撃墜された所をフリーダムモドキに保護され、
そのままあのアークエンジェルモドキの護衛艦に収容されました。」

「あいつの現在の姿って…。」「クルーゼだったな…。」「フリーダムに助けられるプロヴィデンス…。」「スパロボ時空かな?」


あれも護衛艦なのか…いや自衛隊なら全部護衛艦だろ?という言葉も飛び交う。


「冨永さんからの共有情報ですと乗ってたのは超遺伝子調整者綺羅某ではなく中年の自衛官…、
原作の主要キャラクター空自の多川信次であることが確認されました…原作より歳いってますが。」

「あの戦闘からの情報で分かっていたが原作剥離甚だしいな…。」

「爬虫類系嫁さん貰う予定の多川はこの時期原作で乗ってるの旭光Ⅱ、ヴァズラーの日本仕様の筈だしな。」

「そもそも原作よりデカい機神アレスやアークエンジェル級、波動砲?載せた準バハムート級航空都市艦がいる時点で…。」

「あのダライアスやR戦闘機、ウルトラマンに仮面ライダーは一体…。」


スパロボ時空だのいやいやコンパチだのSDだのヒーロー作戦もよろしく!などと全員がざわつき話し始める。
その中で大蔵省という名の資源管理部門の魔王、もとい責任者が手を叩き場を沈める。


「兎に角既にイゼイラの神であるナヨ様が既にいる時点で前提が崩れています。先ずは冨永さんの情報を待ちましょう。」

「あの日本以外にも原作にいない我々な上にノウム・カルデアまでいるし既に原作崩壊済みというかクロスオーバー作品では?」

「ついでに元々のオリチャーがガバ過ぎて既に崩壊しているオールドンマイ路線定期。」

「それを言ったらおしまいでしょう…。」

「冨永さんから共有情報来ました!」


その言葉に反応すると全員がその場で固まり何かを探す様に視線だけをキョロキョロし始める。


名無しの邪気眼:投稿日:
 ククク、スレを立てたぞ

名無しの夢幻会員:投稿日:
 キタ━(゚∀゚)━!

名無しの夢幻会員:投稿日:
 脳内情報共有というに何故に古式ゆかしい掲示板形式なのか…

名無しの夢幻会員:投稿日:
 嫌なら完全視覚共有合議体へどうぞ

名無しの夢幻会員:投稿日:
 アッチはアッチでコメント流れるニコニコ形式やん…

名無しの夢幻会員:投稿日:
 所謂脳内スレを立てるとは百年前は想像もしなじかったゾ

名無しの夢幻会員:投稿日:
 これが異世界転生特典…!

名無しの夢幻会員:投稿日:
 元から異世界転生組定期


「ククク…。」

「あのクルーゼ、なんか笑い出したぞ…。」「本人なのか…?」「銀河連合日本見てるとあり得ないと言えないのが…。」

732:635:2023/12/16(土) 10:25:33 HOST:119-171-254-146.rev.home.ne.jp


まあ、そんなこんなで始まった大日本帝国夢幻会の見た目クルーゼ中身トミーによる脳内…というか合議体実況スレ。
そんな実況スレを始めたことなぞ露も知らず、見た目大天使な護衛艦グレイファントムの面々は突如として笑い出したクルーゼ(仮)に引いていた。
冨永がスレ立て始めたこの場所はグレイファントムの格納庫でトミーの背後にはヂラールに見事にぶっ壊されたプロヴィデンス(仮)の無惨な残骸が置かれている。

格納庫の中の自由号に可変戦闘機な烈風改や歩行戦闘機ぬいぬいな陣風、先日ゲート日本で正式採用されたM9ポイのが並ぶスパロボの自軍戦艦みたいな光景、
その光景をトミーの目を通して見た夢幻会ロボ派が大興奮だったりするが映像が移動し同じく格納庫にデーンと鎮座するズイウーン改二が写るとあっけに取られたりしている。
見知った下駄履きがスーパーなロボット並ぶうちう戦艦の中にあるとは誰も思わんだろ、普通。

そんなこんなしているとグレイファントムの艦長(暫定)ゲート藤堂が格納庫に護衛なのかこれまたゲート世界のシエさんやら連れてやってきた。
リアルエロ別嬪なダストール人を見て
そして見た目クルーゼを一瞥すると自由号降りた多川に話しかける。


「彼が…?」

「はい…あのプロヴィデンス(仮)に乗っていた人物です。」

「何でもガンダムの登場人物らしいとの報告受けたが…。」

「はい、見た目と声が完全にクルーゼなんですよね(汗)。」


二人が揃ってトミーに目をやると( ´,_ゝ`)クックック・・・( ´∀`)フハハハハ・・・(  ゚∀゚)ハァーハッハッハッハ!!と何やら笑ってる。
後頭部から汗を出す二人。


「……神崎島の旗艦常世経由のあの大日本帝国の柏木さん情報だとアレでも大日本帝国軍の高官らしい。」

「本気ですか!?」





ガコンという音もなく静かにストームボーダーと護衛艦グレイファントムは隣り合う形で神崎島及び銀河連合日本・政府中央艦常世を構成する一隻であるアガルタへと接続した。
両艦の乗員は互いの艦艇に興味津々だ。
まあ互いがどう見ても架空の艦だし仕方ない、ストームボーダーでは某ギリシャの大魔女がモビルシルエットに出てたヤツ!と騒いでいる。

そして両艦からはストームボーダーからはゴルドルフ筆頭にノウム・カルデア首脳部とマシュらが、
グレイファントムからはゲート世界の藤堂達と一応とゼル造成停止させる手錠付けられた冨永が降りてくる。
銀河連合日本側との会合の為だ。そして迎えの人員が来ると冨永の中からその光景見る夢幻会は騒ぎ出す。


名無しの夢幻会員:投稿日:
 リアルタイム鯖の皆さん見るのお初!

名無しの夢幻会員:投稿日:
 異聞帯の人もいる不思議

名無しの夢幻会員:投稿日:
 実質FGOの続き?

名無しの夢幻会員:投稿日:
 そして何か所長いる―――!?

名無しの夢幻会員:投稿日:
 そしてウマ娘もいる―――!?


「皆、お久しぶり…でいいのかしら…?」

「藤堂将補お迎えに上がりま…………うわあ……ウソでしょ…ホントニクルーゼダヨ。」

733:635:2023/12/16(土) 10:28:58 HOST:119-171-254-146.rev.home.ne.jp


その藤堂らの前にはおウマさんのトウカイテイオーが迎えに現れ、
カルデアの方にはオルガマリーが現れてその場のカルデアは大騒ぎになってる。
なおそのテイオーはトミー・ル・クルーゼ(仮)を見てスズカのセリフ取った上に半角になっている。

ノウム・カルデア側からするとサンチョとかリアルケンタウロスやらいるし。
挙げ句某自分を呂布だと思い込んでいるUMAよりは分かりやすいからテイオーはあまり衝撃的ではない。
寧ろ両方で夢幻会の大混乱の方がヤバイ。

そしてテイオーらにアガルタ…社交歓楽艦の艦内へと案内される。


「これは…。」

「うんマシュから教えてもらって知識として知ってたけど何時ぞやラスベガスを思い出すね。」


男の方の立香が呟く。


「ニシシ♪凄いでしょ?このアガルタは艦そのものがカジノや劇場、テーマパークまである超巨大娯楽施設艦なのだ!」


エッヘンとテイオーが胸を張る。
艦艇接続区域から入った艦内を見渡せるこの高層からはカジノや劇場そのものが見える。
アガルタはカジノや劇場など各種歓楽施設に加え、パーティーや国際会議すらも開催可能な大広間や大型仮想造成施設なども備えた複合施設艦である。
そういった施設が数キロというサイズの艦艇全体に広がっているのだ。
言わば町そのものが歓楽施設の様なものだ。
しかし中を行き交うのが日本人だけでなくイゼイラ人始め異星人やらだけでなく神崎島の妖精さんやら土着の神秘の方の妖精やら妖怪やら幻想種族やら一部神様である。


名無しの夢幻会員:投稿日:
 しかし行き交う人間は日本人以外も多いな

名無しの夢幻会員:投稿日:
 ああ、イゼイラ人やダストール人…見たこともない種族もいるが

名無しの夢幻会員:投稿日:
 多分俺等しらね原作に出てこなかったティ連人じゃねえの(ハナホジ)


そんな話を夢幻会は気楽にするがノウム・カルデアの人間は気が気でない。


「なんかこの艦入ったら魔力濃い上に幻想種闊歩してるのだがどういうことかね!?」

「落ち着いて下さい。ただ妖精とか竜とか神様とかがそこいらに普通にいるくらいです!」


ゴルドルフに落ち着く様に促すマシュ。ちなみにこのマシュはマシュ(艦)の乗員であるマシュである。
艦娘霓としてのマシュは最大数百人の己の乗組員であるマシュを出せるのだ。
乗員マシュが出てきた瞬間、皆びっくらこいた。
そら眼の前で分裂するように乗員マシュが艦娘マシュから出てくりゃ驚くだろう。
ちなみにこっちには尻尾とか角とかティアマットマッマ由来のモノは付いていない。


「キリエライト!?それが普通ってええええ!?」

「魔力濃いのはこの艦の属する銀河連合日本が神代に回帰しからです。
まったくもう…これくらいで驚かないで下さい。
本土にはイザナミ様や一部のオリュンポス十二神、ケルヌンノス様やティアマットお母さんが本体でいるんですから。」

「ちょっとまって!?神代回帰や神霊の本体いるって何!?


そんなこと聞いて騒ぐゴルドルフ(と脳内実況スレの夢幻会)を他所に男の立香とダ・ヴィンチちゃん(小)はうんうんと頷き合う。



「うん…向こうじゃ俺達来たの知ったケルヌンノスとティアマットが巨神形態で探し回ったりしてたし…。」

「いやあ…アレは初見じゃ生きた気がしなかったねえ…。」


なおそん時一緒だったトトロットの反応とモルガン(鯖)の呟き


「あん時は大丈夫って言ったろ。ボクだけじゃなくボクの行きつけの蕎麦屋のおっちゃんだって慣れたろ?」

「……トトロット貴女一体何してたんですか?」

734:635:2023/12/16(土) 10:29:30 HOST:119-171-254-146.rev.home.ne.jp







テイオーに案内される一行であるがゴルドルフが事前に会合と聞かされたが何処へ行くのかとテイオーに問うと多目的ゼル空間施設との返答。
ゼルとは何ぞやとの疑問にカルデア関係者では一番長くPVMCG扱っている妖精である筈のトトロットが答えた。
大日本帝国、というかゼスタールが持つ仮想造成技術よりも進んだ技術に驚くと共に幻想の代表格の妖精が科学の極地の様なシロモノ扱っていることが酷く可笑しかった。
そして一行はゼル会議室の扉の前に立つ。


「トウカイテイオーです。皆様をお連れしました。」


その言葉と共に扉が開くとそこは明らかに会議室の光景が広がっている上に既に大勢の人がおり、
中には夢幻会やカルデアが見知った面々が立っている。
ロマニやダ・ヴィンチちゃん(大)など命を落とした筈の旧カルデアの面々、電や雷…ローマなど艦娘…。


名無しの夢幻会員:投稿日:
 なんか色々いるやんけ!

名無しの夢幻会員:投稿日:
 なんや俺の目おかしいのか空間騎兵隊の柏木二人いね?

名無しの夢幻会員:投稿日:
 片方スーツやけど…

名無しの夢幻会員:投稿日:
 というかフェルさんも二人おるやん!?

名無しの夢幻会員:投稿日:
 あっちでアルテミスと話してるの紐神様!?

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 いるらしいとは聞いてたけど…あの緑の髪の女の子…

名無しの夢幻会員:投稿日:
 どう見ても初音ミクです!ありがとうございました!!

名無しの夢幻会員:投稿日:
 なんや二藤部総理らしき人も居る・・・って二人!?

名無しの夢幻会員:投稿日:
 中央に艦娘集まってるな…

名無しの夢幻会員:投稿日:
 獅子王や頼光さんらしき人もおるが…

名無しの夢幻会員:投稿日:
 なんや中央で艦娘に囲まれてるの誰や…?

名無しの夢幻会員:投稿日:
 え…

名無しの夢幻会員:投稿日:
 ウソだろ…

名無しの夢幻会員:投稿日:
 まてや!?



クルーゼの姿をした冨永はその人物を視界に収めると仮面の下で目を開く。


「大日本帝国の柏木さんに事前情報で聞いたが…冨永という姓と厨二な行動からもしやと思いキグルミシステムで前世の姿にしたが当たりだったか…。」


眼前の人物…前世では同じ旗を仰ぎ今世では存在しないと思っていた人物の姿。
その人物は冨永の所属する組織の名を言い当てる。


夢幻会…その頭の中のカウサの向こうで繋がってる連中もそうだろ?」

「嶋田さん…なのか…。」


冨永は震える様に声を絞り出すと眼前の人物は頷く。


「前世の名は嶋田繁太郎、今の名は…。」


眼前の姿…嶋田繁太郎の首相時代の壮年の姿がぐにゃりと歪むと若いと言っていい年齢の青年が姿を現す。


「ティエルクマスカ銀河共和連合加盟国、神崎島鎮守府提督…神崎博之。」

735:635:2023/12/16(土) 10:30:19 HOST:119-171-254-146.rev.home.ne.jp
はい、以上になります。転載はご自由にどうぞ。
ようやっと夢幻会と嶋田さん(神崎提督)接触となりました。

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最終更新:2023年12月28日 19:15