71 名前:弥次郎[sage] 投稿日:2023/11/29(水) 21:38:24 ID:softbank126036058190.bbtec.net [23/215]

憂鬱SRW ファンタジールート 設定集【LPF-387 トーリスリッター】


トーリスリッター

《諸元》
型式番号LPF-387
開発・設計・製造:CMA 大洋連合軍第一特殊兵装師団技術班
生産体制:少数量産・ハイエンド
運用:特殊機械化魔導戦闘団
全高:2.6m
動力:エーテルリアクター
操縦方式:サイコ・エミュレート・デバイス
防御機構:エーテルバリア/魔導反応装甲
OSおよびFCS:魔導コンピューター「スイカズラ」
固定武装:
胸部12.7ミリ重機関銃×2
腕部マギリング・ガン×2
インコム×4
肩部サブアームユニット×2

武装:
シェキナーMod.2
マギリング・ブレード×2
マギリング・ジャベリン
マギリング・ガトリングガン
マギリング・ライフル
ブレード・ビット
背部マイクロミサイルコンテナ
6連装ホーミングレーザーキャノン×2
250ミリバズーカ
脚部マイクロミサイルランチャー
シールド

概要:
 CMAおよび大洋連合軍第一特殊兵装師団技術班が開発したハイエンドMPFの一つ。
 ハイエンドと引き換えに使い手に多くを要求する、実質的に強化人間専用機となっている。

開発前史:
 CMAは各国に供与するためのMPFの開発を進めていたのは周知のとおり。
 マーナガルム・フレーム採用シリーズに始まるMPFは高度な魔導技術を用いつつ、現地国家の運用を想定した設計であり、その点は非常に好評だった。

 他方で、CMAとしては今後のストパン世界の技術発展を見越し、また自軍部隊での運用を前提とした高性能機の開発にも勤しんでいた。
アポカリプス期において地球連合は慢性的な戦力不足に悩まされており、可能な限り現地で必要な戦力を調達・開発することも求められていたのである。
それだけネウロイが強大であるということでもあり、万が一に備えた戦力は用意しておくべきという意志の表れであった。
 本機はその一環として設計・開発が進められていたハイエンド機の一つであった。
 元々は連合が運用していたMSをMPF化というコンセプトで推進され、設計や技術を取り込んだものとなっていた。
そうであるがゆえに、MPFの分類としては後に開発されるファントム・フレームシリーズと似通っており、性質も似ている。

72 名前:弥次郎[sage] 投稿日:2023/11/29(水) 21:39:16 ID:softbank126036058190.bbtec.net [24/215]

 とはいえ、ハイエンドを突き詰めた代償で、運用におけるウォーザードの確保が難しいという問題が生じていた。
高すぎる性能で並のウォーザードでは振り回されてしまい、性能を生かしきれないのであった。
地球連合軍の中では運用は可能でも、ストパン世界の技術水準や運用体制ではどうしても持て余すものとなったのである。


適合者の登場:
 しかし、その状況を打破したのが、皮肉にもウォーロック推進派であった。
 ウォーロック開発において参加していた元ウィッチ達が行き場を失い、連合の保護下に入ったのであった。
元々ウィッチとしてのあがりを迎えていたり、あるいは肉体の損傷が理由で引退していたため、それを補いつつ貢献するにはそれが適切と言えたのである。
その為、彼女らは肉体の強化という方法により適合者となることを選んだのであった。
即ち、スペックを実現するためにウォーザードを半ばMPFに合わせて加工するという手を取っている。
当然、このような強化施術は連合ではともかくストパン世界では認可できないのは明らかであった。
 しかし、彼女らが連合に対して貢献できるというのはそういった技術の被検体となることなどに限られており、それが選択されることとなった。


設計・性能:
 設計自体は基本的なMPFの構成と変更点は余りない。
 MSをMPFに落とし込んだとしても、MPFの根底を為す構成そのものを変更するほどではなかったのである。
 ただし、従来のMPFの限界を超え、日々進化するネウロイを圧倒するため、各所はハイエンドに設計されている。
根本的に、本機を構成するのが、一般普及しているMPFよりもグレードが高いパーツや武装である。
そのため、スペックは土台の時点から既存のシリーズを超えているということになる。
そうであるがゆえに扱える人間が限られるという本末転倒が発生してしまったのであるがそれはさておき。

 武装面はグレードの高いMPFの武装のほか、MSから流用された装備も多い。
 特に大量のビット兵器やインコム、さらに各所に装備された火器などがそれに該当する。
 元々が寡兵で圧倒的多数のネウロイを、しかも大型種を含めて排除するというサブのコンセプトがあり、それの実現のために武装を詰め込んだ結果と言える。
ここにはテストパイロットとして参加していたハンナ・ウルリーケ・ルーデル大佐の意見も反映されている。

 それらを十全に扱うため、メインのエーテルリアクターのほか、各所にサブのエーテルリアクターを搭載して出力向上を図った。
この主機の出力向上は機動性にも反映されており、強化された推進系などと合わせ、空戦能力を飛躍的に向上させている。
 もし、それらを十全に扱うことができれば、高い機動性と運動性を生かし、高度化していくネウロイを効率的に処理できると期待されている。


運用:
 本機の運用については、前述の通り連合麾下にある部隊からストパン世界の部隊へ出向という形をとる。
 直近ではヴァナディース作戦におけるネウロイの巣「アンナ」攻略のため、特殊機械化魔導戦闘団に配備された。
同戦闘団には、出自を同じくするウォーロック関係者であったウィッチもそれぞれのMPFと共に配属されており、実戦での戦果を期待されている。
 なお、ルーデル大佐は本機の2番機を予備機の一つとして運用しており、その技量と実力を見せつけている。

73 名前:弥次郎[sage] 投稿日:2023/11/29(水) 21:39:52 ID:softbank126036058190.bbtec.net [25/215]

運用:
 本機の運用については、前述の通り連合麾下にある部隊からストパン世界の部隊へ出向という形をとる。
 直近ではヴァナディース作戦におけるネウロイの巣「アンナ」攻略のため、特殊機械化魔導戦闘団に配備された。
同戦闘団には、出自を同じくするウォーロック関係者であったウィッチもそれぞれのMPFと共に配属されており、実戦での戦果を期待されている。
 なお、ルーデル大佐は本機の2番機を予備機の一つとして運用しており、その技量と実力を見せつけている。


武装解説:

  • 胸部12.7ミリ重機関銃
 胸部に埋め込まれた重機関銃。
 近接防御用であり、懐に飛び込む敵機やスウォーム個体への対処に用いる。

  • 腕部マギリング・ガン
 腕部上部に固定されたマギリング・ガン。
 威力はそこそこだが、連射性能が高く、近距離でも取り回しに優れる。

  • インコム
 背部バックパック部に内蔵された有線式遠隔誘導攻撃端末。
 インコムの伸びる射程は航空戦の間合いではさほど広くはないが、それでもオールレンジ攻撃として十分なスペックを有する。

  • 肩部サブアームユニット
 肩部に内蔵された大型のサブアームユニット。
 兵装の運用のほか、内蔵されたマギリング・ガンおよびマギリング・ブレードを使うことが可能。

  • シェキナーMod.2
 MSのそれをMPFの武装としたシェキナーのバージョンアップ版。
 搭載されている武装が、マギリング・キャノン、マギリング・ガトリングガン、グレネードランチャーに交換された。
 大型化されたことで取り回しは良くないが、それでも総合火力は大きく向上している。

  • マギリング・ブレード
 一般に使われるモデルとは違い、よりMSのビームサーベルに近いデザインを持つ近接格闘兵装。
 取り回しなどの面で従来のモデルを凌駕するが、その分だけコストが高く、整備性も良くないため、連合麾下部隊でのみ運用される特別モデル。

  • マギリング・ジャベリン
 伸縮式の柄を持つ大型格闘兵装。
 先端部は実体を持った穂先も兼ねており、出力していなくとも叩きつけてダメージを狙える。
 ネウロイの体内奥深くのコアも装甲ごと突き破れるという利点もある。

  • マギリング・ガトリングガン
 腰部・翼部・手持ちのいずれかで用いる弾幕形成武装。
 一般普及モデルよりも各種スペックで上回っており、取り回しも向上している。

  • マギリング・ライフル
 一般普及向けに行っていたデチューンを解除したモデル。
 そこに加えて、最新技術を投入した最新機種。

  • ブレード・ビット
 背部コンテナに内蔵される遠隔誘導格闘兵装。
 MS「ドライセン」のトライ・ブレードによく似ており、展開した子機がマギリング・ブレードを形成して飛び回り、敵機を攻撃する。
使い捨てではなく、壊れるまで何度も再使用できるのが特徴であり、コンテナは使用するエーテルの再チャージする機構を備える。

  • 背部マイクロミサイルコンテナ
 背部ユニットに追加で接続されるミサイルコンテナ。
 ホーミングレーザーキャノンと合わせた飽和攻撃により、多数のネウロイを撃破、制空権などの確保を主眼としている。

  • 6連装ホーミングレーザーキャノン
 背部ユニットに標準装備される誘導光学兵器。
 一般普及品よりもさらに多連装化し、補助用のエーテルリアクターを搭載することにより威力も向上させている。

  • 250ミリバズーカ
 手持ちもしくは各部に搭載、サブアームでの運用が可能な武装。
 手堅い設計と信頼性から安定した評価を持つ。

  • 脚部マイクロミサイルランチャー
 一般的なMPFより大型化した脚部に内蔵されている、マイクロミサイル発射管。
 ストパン世界では技術的にまだ難しいマイクロミサイルを採用し、少ないスペースでも大量のミサイルを携行可能となっている。

  • シールド
 オプションとして装備されるシールド。
 基本的には動いて躱すのが主眼とされているので、どちらかと言えばウェポンキャリアとしての意味合いが強い。

74 名前:弥次郎[sage] 投稿日:2023/11/29(水) 21:40:32 ID:softbank126036058190.bbtec.net [26/215]

以上、wiki転載はご自由に。
ペイルライダーとトーリスリッターを混ぜたような感じに…
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最終更新:2024年01月13日 15:54