101:194:2024/01/09(火) 08:05:31 HOST:KD106155010156.au-net.ne.jp
現代日本大陸化&銀連神崎島クロスSS ある日、日本が『超』大陸と化してしまった件フォースシーズン?その40 新兵器達の猛攻
転送装置から現れた、プライマーの新兵器。その機影は、某種なガンダムに登場した機体に酷似していた。
もう少し正確に言うなら、砲戦型はブラウカラミティ・鉄球を装備した機体はゲルプレイダー・鎌を装備した機体はロートフォビドゥンに似ている。
ただし、俗にいうガン〇ム顔ではなく、3及び4に登場したヘクトルに似た形状の頭部になっている。
オペ子「アレは・・・!?」
少佐「プライマーの新兵器・・・でしょうか?」
本部「柏木長官、あの兵器達に見覚えは?」
柏木「・・・某種なガン〇ムに出ていた悪役の機体に酷似していますね。正確には、その発展型ですが」
オペ子「ガン〇ムな機体!?それって、性能が・・・」
神崎「間違いなく高性能、だろうな」
柏木達が頭を抱えている一方、現場の兵士達も動揺を隠せない状態だった。
兵士B「オイオイオイ!何時からこの世界は、ロボットアニメの舞台になったんだ!?」
兵士C「冗談を言ってる場合じゃありませんよ!」
嵐山「・・・また厄介な敵が」
戦場「某種なガン〇ムに出てくる機体とか・・・」
レイ「どう考えても、ヤバい代物じゃ無いですか・・・」
イッチ「だからー、作者と原案者は趣味や好みに走るのを自重すべきだよー!!」
キュウ「・・・そういうメタ発言は禁止」
102:194:2024/01/09(火) 08:06:01 HOST:KD106155010156.au-net.ne.jp
だが、そんな事を言っている場合では無くなって来た。
鎌と鉄球を持つ機体は空中から、砲戦型は地上をホバー走行しながら此方に襲い掛かって来たからだ。
軍曹「来るぞ!!」
軍曹の号令と共に、攻撃態勢を取る兵士達。
JF-6のレーザーランチャーやJF-7の背部高出力レーザー砲、更には地上からコールドEMCやトリニティ自走誘導波砲改といった
射程の長いレーザー攻撃を浴びせたのだが・・・
鎌を持った機体はバックパックを頭上に展開して、シールドらしき物から光る粒子を放出。鉄球を持った機体は、鉄球を機体前面で振り回す。
次の瞬間、信じられない光景が。
鎌を持った機体はレーザーを逸らし、鉄球を持った機体に至っては、レーザーが機体前面の所で掻き消えたではないか!!
軍曹「なっ・・・!?レーザーが防がれた!?」
兵士A「何だあの光る粒子は!?」
兵士B「鉄球振り回して攻撃を弾くとか、スーパーロボットアニメみて―じゃねーか!!」
目の前で起きた光景に、驚く兵士達。
そこに、映像を解析したらしい情報部からの通信が入る。
少佐『あれは対レーザー粒子と、フォースフィールドです!!』
本部『何だと!?』
少佐『対レーザー粒子ですが、鎌持ちのシールドらしき物から放出されています。あの粒子が、レーザーに干渉しているのでしょう』
少佐『そしてフォースフィールドですが、恐らく鉄球を繋いでいるワイヤーが、フォースフィールド発生装置も兼ねているのでしょう』
少佐『回転させる事でフィールド発生装置が作動し、機体正面に円状のフォースフィールドを発生させるものと推測されます』
軍曹「クソッ!何て厄介な兵器なんだ!!」
少佐『以後、砲戦型の機体をカラミティ・鉄球持ちをレイダー・鎌持ちをフォビドゥンと命名します』
少佐『データの収集が必要です。交戦して下さい』
本部『・・・そうせざるを得ない。歩兵部隊があの機動力から逃れるのは、まず不可能だ』
103:194:2024/01/09(火) 08:06:31 HOST:KD106155010156.au-net.ne.jp
状況が状況だけに、少佐の言い分に同意する本部。
更に、地上部隊に次々とプラズマ弾の雨が降り注ぐ。カラミティが遠距離から激しい攻撃を浴びせて来たのだ。
R兵士「うわぁぁぁぁぁ!!!」
R隊長「クソッ!二人やられた!」
勿論、人類側もやられっぱなしではない。人型戦車部隊及び人型戦闘機部隊が抑え込みにかかる。
特に空軍にとっては初めての人型機同士の戦いとなる。少しばかり緊張している様だ。
緊張に飲まれない様に、JF-6に搭乗する飛行隊長が檄を入れる。
飛行隊長『人型機との初めての戦闘だが、緊張し過ぎるな!相手は二機、分断して取り囲むんだ!』
パイロット達『『Rog!』』
敵機を分断して、各個撃破を試みるが・・・・・元ネタがハイエンド機という事も有ってか、かなり手を焼く事に。
まずフォビドゥンだが、元ネタ同様にレーザーを無力化するだけでなく、自身が発射するレーザーの軌道をも曲げるのだ。
その為、思いもよらない攻撃に回避を強要されてしまい、中々包囲し切れない。
レイダーも変形しての突撃と離脱で大いにかき乱し、隙を見ては口からレーザーを発射したり、鉄球を叩きつけようとしてくる。
中々攻めきれない状況の中、レイが飛行隊長に提案をしてきた。
レイ「私達がフォビドゥンの注意を引きます!その隙に、多方向から攻撃を仕掛けて下さい!」
飛行隊長『無茶だ!生身で奴と戦うなんて!』
イッチ「スカヴェンジャーとの交戦経験も有るから、言う程無茶でも無いよー!」
いちご「レイダーを相手取っている方も、苦戦を強いられてます!アッチの援護の為にも、此処で仕留めないと!」
飛行隊長『・・・・・分かった、無理だけはするなよ』
レイ「了解です!行くよ、みんな!」
イッチ「了解ー!」
いちご「私達の力を、見せてやるわ!」
104:194:2024/01/09(火) 08:07:01 HOST:KD106155010156.au-net.ne.jp
三人は一度急上昇し、太陽を背に急降下。フォビドゥン目掛けて突撃する。
フォビドゥンが頭部バルカン砲及び腕部ガトリングガンで迎撃を試みるが、彼女達を捉える事が出来ない。
流石に人間サイズで超音速を飛ぶ目標を捉えるのは、プライマーでも困難だった。
斬邪丸・望を手に斬りかかるレイ。フォビドゥンもレーザーサイスでそれを受け止める。
拮抗し合う両者。だが、相手はレイだけではない。側面からイッチといちごが襲い掛かる。
鍔迫り合いを中断し、距離を取るべく離脱するフォビドゥンだったが、イッチのグングニルが一瞬早くシールドユニットに直撃。
僅かに態勢が揺らいだ所にレイが追撃。本体への直撃こそ避けた物の、レーザーサイスの柄を真っ二つにされてしまう。
大きく体勢を崩すフォビドゥン。その隙を見逃さず、複数のJF-6とJF-7がレーザーブレードを機体に突き立てた。
これには流石に一溜まりも無く、機体は爆散。パーツが地面に降り注ぐ。そのパーツは・・・
アンドロイドに使用されている生体部品と、緑色の血液らしき物だった。
レイ「・・・こいつ等もアンドロイド!?」
いちご「流石に人は乗っていない、って事ね・・・」
イッチ「だから、かなり無茶な機動も出来てたのかー・・・」
そんな事を言い合うが、戦闘はまだ続いている。急いで、もう一方の救援に向かう。
そしてレイダーとの戦いだったが、流石に合計50機もの人型戦闘機に追い立てられてはどうしようもなく、
最終的には多方向からのレーザー攻撃を浴びて爆散している。
一方地上の方でも、激戦が繰り広げられていた。
105:194:2024/01/09(火) 08:07:31 HOST:KD106155010156.au-net.ne.jp
以上です。書く為の気力がなかなか湧かず、随分手間取る事となりましたorz
本当は3機全て撃破まで書きたかったのですが、長くなりそうだったのでこの辺りで切る事に。
代わりにといっては何ですが、更に追加で新しい敵も出します。
今回の3機と新たな敵の設定は次回にでも。
ゲーム的に見るなら、凄まじく頑丈だけどキュクロプス同様に頭部センサー部分を撃ち抜くと、大きく怯むのではないかと(小並感)
次回は、地上の戦いの様子が中心となると思います。それでは。
wiki掲載は、自由です。
最終更新:2024年01月23日 19:29