581 名前:ナイ神父Mk-2[sage] 投稿日:2023/12/18(月) 22:39:14 ID:p475167-ipngn2701akita.akita.ocn.ne.jp [90/128]
憂鬱スパロボ 台詞集その106

Fルートネタ 進んだ科学は魔法と見分けが付かないというある種の一端


「え、このジョッキ使っちゃダメなの?」

「駄目です。」

「でもこっちの方がワインが美味しく・・・」

「早死にしますよ?」

 とある地域での連合人員と現地住民との会話の一部。
 連合では現地の文化や状況も調査を行っていたが、一部地域に於いては後世に於いて危険な行為と判断される行為も多々確認されていた。
特にヨーロッパに近い環境の地域では古いワインを鉛の器に入れて飲んだりシロップを作るという行為も見られており、
連合統治下にはいった地域に関しては止めざるを得ないという事態も発生している。


「盗賊の立てこもったという古い砦と言うのがアレか・・・」

「どうします?見張りも居ますし昼間から歩兵隊だけで攻めるには少し骨ですよ?」

「帝国が周辺領土を併合する際に用意していた出城です・・・古くなって現在は放置されていますが・・・
 石積みの上に対ワイバーンなどに大型の弩等を入れ居ていたと聞いて居ますね」

「問題無い、正面から正々堂々行こう。」

 連合人員と自衛隊の合同部隊による治安維持任務。
 特地東部に関しては帝国の事実上の保護者となった人員が動いており、情報収集の為に自衛隊の人員や現地地域の地理を知る帝国の人員も帯同して任務に就いている。


「ありったけの矢を集めろ!化け物共を近づかせるなぁ!」

「門の横をオーガ見たいな大男が突き破ってきた!内部に入られるぞ!」

「ふざけるな、オーガを締め上げる蛇に弓何て効くか!」

「切った筈なのに奴の腕、生えて来やがった!」

 戦闘状態に陥った砦側の盗賊内に於ける会話の一部。
 少数で正面突破を図った連合の歩兵隊に対して当初こそその無謀をあざ笑った盗賊たちであったが、発射した弩を掴んで投げ返された時点でその余裕は失われる事になる。
門の横の石積の壁を素手で破ってきた大柄な歩兵を筆頭に大型の蛇や多数の歩兵が秦有してきた事で砦内での戦闘が発生。
砦内は多数の怪物が如き、歩兵との戦闘によって地獄と化す事となった。

582 名前:ナイ神父Mk-2[sage] 投稿日:2023/12/18(月) 22:40:13 ID:p475167-ipngn2701akita.akita.ocn.ne.jp [91/128]


「・・・と言うのが顛末ですね」

「うわぁ・・・」

「特殊共生者と言うお題目だが・・・本当に人間だったというのが信じられんな・・・」

「向こうは特地の事ファンタジーみたいだと認識してるみたいですけど・・・我々から見たらどっちもファンタジーですね・・・」

「地元の人間が連合の事を魔王軍なんて呼ぶのも分かる気がするな・・・」

「多種多様な魔物・・・に見える人種に巨大なゴーレム(ロボット)、何にも知らなかったら確かに魔王軍でしょうね・・・」

「不定形の人種も居る見たいですからスライムもばっちりですね」

 自衛隊内に於ける会話の一部。
 メンデル事件などの情報を得たのちに更に連合の特殊共生者とも呼ばれるウィルス等に適合した人員の事を知る事になり調査を進めており、
今回連合が治安維持部隊の一部として投入するという情報を得て居た事で情報を得ていた為の派遣であった。
そこで目にしたのは想像以上と言える変貌を遂げた人間の姿であった。


「♪~」

「おい」

「♪~♪~」

「おい!」

「なに?人が運動してる所を捕まえて・・・」

「その運動が問題だよ・・・お前が部屋で動いてるせいで虫がこっちにまで飛んでくるんだよ!」

「仕方ないじゃない、最近の調整で漸く虫だけで体構成できるようになったからうれしいの!」

 グネズド型の適合者と連合人員との会話の一部。
 近年の一部の他のBOWのデータからグネズド型に変異してしまった人間に関しても群れを構成する虫の擬態によって肉体を構成する事が可能となった。
その為、今まで義体に本体となる個体を入れ居た変異者も肉体を再度手に入れる事となった。
 同時に体が群体だけとなった事で窓や配管と言った狭い隙間を突破して行動するという事も可能となっている。

583 名前:ナイ神父Mk-2[sage] 投稿日:2023/12/18(月) 22:40:45 ID:p475167-ipngn2701akita.akita.ocn.ne.jp [92/128]

「空気から肥料を産み出して、水から燃料を産み出し、石から食べ物を作る方が我々にとっては余程魔法だよ・・・」

「一応科学の産物なんですがね・・・」

「理論も理屈も分からんのであれば一緒だよ」

「魔法だって理論と法則が有るんですけどね・・・」

 連合人員と現地の人間の会話の一部。
 連合では支援を開始した地域の為に弾薬の製造工場や各種製造施設を特地やムー等を始めとした施設へと設立、生産拠点としている。
そうした進んだ科学の産物は連合以外からすれば魔法とも思える効果、成果を齎すそれは説明の付かない魔法と同じような物として多くの人間には認識されている。


「なんか・・・色々魔法関連の事やるってのに随分機械的な所ですね・・・」

「調べてる人も皆白衣来てPAD持ってる・・・」

「?何か問題でも?」

「何と言うか夢が壊れると言うか、魔法と聞いてイメージする物をかけ離れてると言いますか・・・」

「必要なら狩衣やら榊振ることも有りますが基本的に今時何処もこんな物ですよ?」

「ええ・・・」

「今日日、ローブ着て箒に乗って杖をフル魔法使いや札持って長い詔唱える陰陽師とか先ず居ませんよ・・・
 その手のプロだって大抵軍服や私服ですし大半の共通化された召喚術は洋の東西を問わず端末一つで式神や使い魔の類を召喚します。」

 連合のオカルト関係者と一部のオカルトに関わることに成った自衛隊員による会話の一部。
 一部のごく少数ではあるが連合が必要性を感じた事で、オカルトを開示せざるを得なくなった栗林を始めとした人員に関しては、当然使用する事も前提に入れてオカルト関係の施設も紹介や入室の許可が得られる事となった。
 しかし、其処で彼女等が見た物は普通の大学や研究所の様な光景であり、其処に居る人員も白衣や軍服と言う姿であったことからある種のオールドスタイルを想像していた彼等の予想を大きく裏切る形となっている。

584 名前:ナイ神父Mk-2[sage] 投稿日:2023/12/18(月) 22:41:27 ID:p475167-ipngn2701akita.akita.ocn.ne.jp [93/128]
以上です。WIKIへの転載は自由です。取り敢えずはチョコチョコネタとして話していた頃の一部を
正式なセリフネタとして・・・
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最終更新:2024年02月04日 14:01