439 名前:霧の咆哮[sage] 投稿日:2024/01/02(火) 23:15:51 ID:KD111239163113.au-net.ne.jp [10/17]
〇大陸種世界の台詞集その2 (霧の咆哮ver)
「うっそでしょう」
ー軍への志願かスカウト前って点以外は時期不明だが、前世の記憶が戻り、自分が今世で生きる世界があのコズミック・イラかと絶望する岩崎奈々子。
伊達に宇宙世紀・コズミックイラ・鉄血とガンダム系の中でも三大転生したくない世界とは言われていない、あの種世界である。
転生前の奈々子の年代では知る由もないが、2024年現在の最新情報で、原作通りに進めば種運命後から2,3年以内?でまた核ブッパされるほどの動乱が起きてる救えなさだ。
原作後の明るい未来ならともかく、原作前の時期ではエックス世界も大概酷いが。コロニー落としの雨のせいで生存確率単純に考えても1パー未満なので。
「大洋連合? あれ? この世界、原作とは別の二次創作ベースの世界線かなにか?」
ー自分の記憶を思い返してると原作世界にはない単語、知識が脳裏に過り、この世界が自分の知るコズミック・イラとなんか違うと気づく奈々子。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」
ーエイプリルフール・クライシスによる被害者の中に自分の最愛の家族も含まれてた事実を知ってしまい、絶望と憤怒の慟哭を上げるジャック・グレゴリー。
この日、今までプラントに穏健的だったメビウスゼロ隊隊長は死んだ。
代りに憤怒の業火の中からザフト絶対殺す十字のエンブレムを掲げし悪鬼が再誕した。
「待っていろよ忌々しい犬っころども。お前らが砂漠の王者名乗れる日もお終いだ」
ー愛機のドムを前にバクゥが砂漠の王者なのも今日までと意気込むユーラシア兵。
実際今回の反抗作戦から、バクゥはその座をドムやディザートザクに引きずり降ろされた。
「姉さんの気持ちは理解はできる、が、こちらにも譲れないものがある」
ー最早姉妹恒例になってしまった口論の後の、サラ・イメリアのぼやき。
サラとて好きで姉と喧嘩してるわけではない。
共に二つ名も持ち、自分の同格である凄腕エースと認めてはいても、戦場では何が起こるのかわからない。
愛する妹に危険な戦場から離れて欲しいレナと、戦士としての本懐や死生観から戦場こそ自分が生きる場と主張するサラ。
2人の想いはどこまでも平行線だった。
「サラ……私はただ、貴方にまであの子(弟)みたいなことになって欲しくないだけなのに」
ーこちらはこちらでサラと別れて肩を落とした姿を見せるレナ・イメリア。
レナは良くも悪くも家族への情が深かった。
愛する弟をコーディネイター絡みの紛争だか戦争で失ってから、コーディへの強い殺意と憎悪、差別意識を持つほどに。
なればこそ、弟だけでなく妹の死も避けたい愛そのものは間違ってはいない。
サラの在り方と合わないだけで。
また、弟の死を引きずり捲っているレナと、既に割り切れてしまっているサラとで心情の温度差があるのも面倒に繋がっていた。
「というか、姉さんは私に婚期や結婚がどうのも言うが、人のことは言えまい」
「けふっ」
ーサラを戦場から遠ざける為に結婚や花嫁修業やどうの言いだしてたレナ。
スキュラ直撃レベルの盛大なカウンターを食らう。
その話題に関してはサラの姉、双子三つ子でもない限り当然年上なのにお相手の影すらないレナには致命傷で、ギャグめいた吐血の幻覚すら見えてしまった。
「ふむ、悪くない気分だな」
ー暫く関係がギクシャクしてはいるが、姉とお揃いで天下のGタイプ(バスターガンダム)に乗れて上機嫌になるサラ。
以上です。
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最終更新:2024年02月26日 21:41