851 名前:ナイ神父Mk-2[sage] 投稿日:2024/01/31(水) 23:57:05 ID:p530204-ipngn801akita.akita.ocn.ne.jp [130/136]
憂鬱スパロボ 台詞集その108
アポカリプス編 とある後方地域での一幕
「本当にコレだけの資材を売ってくれるのか?」
「やはり不安ですか?我々が他国の工作員だと…」
「…その姿を見れば少なくとも欧米人ではない事は信じられるが…圧がな…」
「失礼、下手にこの星の人種に近い人物が担当では信じてもらえないと思いましてな」
連合の交渉担当と1936惑星の大日本帝国相当の国家の外交員との会話の一部。本格的な外宇宙開発開始後、連合では融合惑星以外にも
幾つかの有人惑星を複数発見していた。西暦1936年頃に似た歴史を有するこの星も発見された惑星の
一つであり、当初は観察に留めていたがこの惑星の日本海からサクラダイトの反応が有った事で状況は変わり希少な
天然資源獲得に乗り出す形と成って居る。コレに際して連合では欧米の工作では無いかと警戒する日本に対して
ウィルス適合型の人員が交渉官として出る事で欧米とは関係の無いことを証明している。
「凄いなコレ一機で帝都処か本土全域の電力を維持可能とは…」
「既に各地方に一機づつ置かれているらしい」
「連中は俺達に何をさせようって言うんだ?」
「北海道や新潟方面にも大型の海軍工廠が建造中らしい」
日本国内の工員たちの会話の一部。連合への協力へ応じた後、日本には連合製の大型核融合炉発電システムや
日本海沖のサクラダイト採掘地点にマスドライバー機能と採掘機能を有した100㎞級の大型拠点を建造、
サクラダイトの採掘の他に連合が下した艦艇の運用拠点を設けた形と成って居た。
「取り敢えず日本君にはフォード級24隻とアリコーン級12隻建造お願いね?(意訳)」
「いや流石にそれは…(意訳)」
「ドックと資材は有るよ?(意訳)」
「やります(意訳)」
連合と日本との交渉の意訳。連合では日本への技術やエネルギー支援等と合わせて技術支援などを行っておりその
見返りとして艦艇の建造依頼などを行っていた。こうして、連合では各地の支援勢力に提供する地上向けの
大型艦の建造を日本へと依頼、建造された艦艇群と引き換えに再度の資源提供や技術提供などの取引が行われている
他幾つかの艦艇は条約明けの日本への配備も進められている。
852 名前:ナイ神父Mk-2[sage] 投稿日:2024/01/31(水) 23:57:52 ID:p530204-ipngn801akita.akita.ocn.ne.jp [131/136]
「日本の動きをどう思う?」
「はっきり言えば不自然としか言いようがないが…こちらの目が潰され続けている。」
「かつての鎖国の時の未開の国に逆戻りか…」
「外交窓口は維持されています。枢軸側に参戦されるよりはマシと言えるでしょう。」
英国国内に於ける会話の一部。ロンドン条約明けの頃より、徐々に日本の情報や動きが目に見えて諜報では
追いにくく成っており、日本国内のスパイ網も著しく縮小していた。コレは他国にもいえ、各国の諜報網などの
不透明さや国連への出席や継続した満州国の正当性の訴えは続けられている物の目に見えて海外への進出が
鈍化していた。こうした事情から各国では日本が再び鎖国に走るのではないかと言う話も出る程で有った。
「やはりソ連との戦争は避けられないか…」
「
アメリカの先の要求も有ります。恐らくはソ連と会戦すれば間もなく英米も参加してくることは避けられないかと」
「覚悟を決めるしかないか…」
「連合から渡された例の物は?」
「歩兵、砲兵、騎兵の全連隊に十全に…」
「あちらを敵に回すよりはマシか…」
日本国内に於ける会話の一部。1940年頃より、ソ連では明確に日本や満州を意識したと思われる戦力動員が
極東で行われていた他、アメリカにも不穏な動きや日本を政治的に圧迫しようとする動きが目立ち始めて居た。
現行、拡大を地球連合に頼って海外への移民から星外への移民を開始した日本にとって各国との要らぬ軋轢は
避けたい物で有ったが、既に事態は避けられない位置にまで来ていると思われ日本としても覚悟を決めて
戦争へと備えて、新型陸戦兵器フェルドレスシリーズの受け取りを開始している。コレにより、連合からは
先だってジャガーノード10万機とヴァナルガンを新旧合わせて約25000機の提供を受けている。
853 名前:ナイ神父Mk-2[sage] 投稿日:2024/01/31(水) 23:59:28 ID:p530204-ipngn801akita.akita.ocn.ne.jp [132/136]
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そう言えば一般的な連合の有人惑星での動きとか余り書いて居なかったなと…
今回のネタにした1936惑星に関しては特に元ネタとなる作品は無く強いて言うなら史実の1936年頃の
地球に酷似している感じと思って頂ければ…
最終更新:2024年03月06日 22:30