762 :名無しさん:2012/03/13(火) 23:09:54
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宙京 宇宙軍港

夥しい数の宇宙戦艦、宇宙巡行艦、宇宙駆逐艦、強襲揚陸艦、
そしてそれらを支援する支援艦の群れが空を飛んで行く…
だか、それらの猛慟の大群は宇宙に登らず隊形を組むと一直線に南下していく

その列を追って行けば水平線の上にある『謎の雲の柱』に吸いこまれていくのが見えた…
そしてその隊列は雲の中に突っ込むと…まるで何処かに消えたかのように消えていく…
まるで『違う世界』でも行ったかのように…

宇宙軍のビルからその隊列を静かに見つめる二人の少女達が居た…

嶋田「……幾ら別世界、しかも奴らがアレとはいえ結構な数を出したわね…
   貴女らしくも無い…貴女にも『成算度外視』が有るとは思わなかったわ…」

辻「…私は何時でも国益を十分考えて行動してますよ?、
  今回の軍事行動は向こうの日本の受けた報復と同時に先に『権益確保』の意味合いも有ります」

嶋田「?、向こうの連合国利権?」

辻「いえいえ…そんなチャっちいモノではありません…もっと広大で莫大なものです、フフフ…」

嶋田「そう言えば、第二陣、三陣の準備も急いで行われているみたいだけど…
   …?、なんなのこれ?…これ殆ど調査船や特殊工作艦・作業艦【テラフォーミング関係】、民間インフラ艦の類…
はっ!?、貴女…」

辻「ええ…お察しのとうりです、『向こうの世界の手つかずの惑星(銀英伝関連)』を根・こ・そ・ぎっ!…フフフッ…」
彼女はヘブン状態な表情でウインクした…        了

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最終更新:2012年03月17日 15:50