462 名前:トゥ!ヘァ![sage] 投稿日:2024/02/04(日) 17:30:32 ID:FL1-60-237-167-215.kng.mesh.ad.jp [89/95]
EDF大戦
21世紀の地球。インドの山岳部にて謎の円盤が黄金発掘される。
人類はにわかに地球外生命体の存在を知ることとなる。
21世紀後半。太平洋に外宇宙から謎の宇宙船が墜落。
マクロスと命名される。
同時期の火星においても異星文明の物と思われる宇宙船の残骸が発見され、火星自治政府に接収される。
異星人技術の扱い、来たるべき異星人への対応の違いを巡って各国の対応が紛糾。
人類統一政権の樹立を望む統合派と、それに反発する反統合派に分裂。
ここに地球からの独立を望む火星自治政府も参戦。
対話による解決は限界を迎え、太陽系全土を巻き込んだ統合戦争が勃発する。
戦いは地球全土を巻き込んだ第一次統合戦争。
地球上を統一した後に反統合同盟残党を吸収した火星自治政府との対決となる第二次統合戦争。
二度の対戦を経て人類は一つと政府へと統一されることとなった。
人類統合政府と地球圏防衛軍(EDF)誕生である。
統合政府とEDF誕生の数年後。
遂に危惧していたことが起きた。
異星人の襲来である。
第一の異星人ことウルガルの襲来であった。
これに対して統合政府とEDDは持ち得る戦力の全てを使い反撃。
地上、宇宙問わず激戦が続く。
そんな中で外宇宙から追加の異星人までもがやってきた。
第二の異星人サンドロット連合である。
太陽系は地球人類、ウルガル、サンドロットが混じる三つ巴の様子を呈してきた。
その後数年に渡る戦いの後に人類は見事ウルガルとサンドロットを撃退。
第一次地球防衛戦争と呼ばれる戦いにどうにか勝利した。
その後の人類はウルガルとサンドロットの技術を解析。
想像以上の速度で復興と発展が始まる。
第一次地球防衛戦争から数年。
人類は改めて繁栄を噛み締めている最中で新たな異星人が襲来する。
463 名前:トゥ!ヘァ![sage] 投稿日:2024/02/04(日) 17:31:22 ID:FL1-60-237-167-215.kng.mesh.ad.jp [90/95]
マクロスの持ち主か、それに近しいとしか思われる種族ゼントラン。
その艦隊が襲来したのだ。
時を同じくして太陽系外縁部に未知の艦隊が出現。
一方的な勧告の後に地球艦隊へ攻撃を仕掛けてきた。
彼らの名はガミラス。遠くマゼラン銀河からやってきた軍事国家である。
第二次地球防衛戦争と名付けられるこの戦いは以外にも人類が優位に戦えていた。
決して敵が弱いわけではなく。それどころか前回のウルガル、サンドロットの艦隊より数も質も上であった。
しかし統合戦争からこの方ずっと戦い続けていた地球人類は彼らが驚くレベルで高い質を備えており、更にサンドロットやウルガルから解析した技術を携え迎撃してきたのだ。
きっと異星人がやってくる順番が逆…ガミラスやゼントランが先に来ていたら地球人類は滅んでいたかもしれない。
だが現実は先に比較的戦いやすい方と打ち合い、そして勝利した。
それらの技術を解析した、改めて吸収。戦後の復興に役立てることができるくらいな時間的猶予もあった。
つまるところ地球人類は以前にも増して万全の体制で迎撃準備完了していたのであった。
このため前述したように以外にも地球人類ことEDFは非常によく善戦していた。
ゼントランの数にもビビらす突撃しては戦略兵器を打ち込み。
ガミラスの機動力にも平気な顔してついてきては至近距離から致命打を浴びてくる。
こいつら戦いに慣れすぎてね!?というのがゼントランやガミラスの正直な感想であった。
また当のゼントランとガミラス同士も太陽系外縁部でバチバチやりあっており、太陽系内へ送り出している戦力は限られていたのだ。
様々な要因がありながらもEDF艦隊、部隊は善戦。
外縁部でも競り合いで疲弊したゼントラン艦隊相手にミンメイアタックを仕掛け幾つかのゼントランを寝返らせた挙げ句に旗艦を隙を見て打ち倒し。
減るどころか増えた戦力を持って残りのガミラス艦隊も蹴散らした。
第二次地球防衛戦争は割りと人類優位で決着したのである。
その後の地球人類はゼントランやガミラスの技術も取り込み、遂に太陽系の外に飛び出し始めた。
大宇宙移民時代の幕開けである。
第二次地球防衛戦争から半世紀。
人類は天の川銀河の1/4を有する巨大勢力となっており、ガミラスやボラー相手にも競り合うような銀河を代表する立派な宇宙大国と化していた。
464 名前:トゥ!ヘァ![sage] 投稿日:2024/02/04(日) 17:31:58 ID:FL1-60-237-167-215.kng.mesh.ad.jp [91/95]
◯簡単な設定
多種族による宇宙連合組織。
EDD敵役詰め合わせパック。
プライマーもいるが残念ながらタイムマシンは持っていない。
遺伝子や権威ではなく共通の技術体系を持つものたちによる連合。
科学者または技術者的な側面の強い勢力である。
複数の銀河にまたがる規模の非常に強大な組織。
しかし多種族連合故にまとまりに欠け、艦隊は各種族ごとに独自に整備されている。
防衛では強いが、攻勢では足並みが今一揃わず、攻撃の機会を逃すことが多い。
旧版寄りのリメイク版設定込み。
原作より少し早く地球に来てしまった。
このため地球が大勢力となる50年後でも大凡復活篇くらいの時系列。
いつもの人達。
天の川銀河どころか周辺銀河にも散らばっているので原作より生息範囲が広い。
彼らの主であったプロトカルチャー文明は古代イスカルダルなどとバチバチやりあっていたらしい。
天の川銀河の列強国。
遺伝子的に限界集落になってきているが国力という意味ではまだまだ強い。
50年後の天の川銀河は地球、ウルガル、ボラー、サンドロットが1/4ずつ領土を持って日夜ドンパチしている銀河として有名。
周辺銀河の中でも指折りの修羅の巷と認識されている。
465 名前:トゥ!ヘァ![sage] 投稿日:2024/02/04(日) 17:33:00 ID:FL1-60-237-167-215.kng.mesh.ad.jp [92/95]
投下終了
Gジェネ戦記が思ったより執筆量多くなったので、その気分転換で書いたものです。
最終更新:2024年05月03日 17:29