932 名前:弥次郎[sage] 投稿日:2024/02/17(土) 22:51:17 ID:softbank126036058190.bbtec.net [124/137]

憂鬱SRW 融合惑星編設定集 【MS設定(アクアジムⅢ、ゾノⅡ)】


アクアジムⅢ

形式番号:RGM-86M
設計・開発・製造:共同開発機構
運用:地球連合中小国
全高:18.5m
基本重量:45.6t
動力:プラズマジェネレーター
装甲材:ナノマシン装甲
防御機構:Eフィールド発生装置
補助機関:テスラドライブ
パイロット:1名
固定武装:
頭部60ミリバルカン砲
偏光式ビームサーベル×2
肩部両用ミサイル発射管×4
背部ジェットパック内蔵型多目的発射管

携行武装:
銃剣付き偏光式ビームライフル
ニードルガン
サブロックガン

概要:
 共同開発機構において開発されたジム・シリーズの1機。
 ジムの高い拡張性を生かし、水陸両用での運用を考慮した設計へと変更されている。

前史:
 共同開発機構のMSの一つとしてジム・シリーズは送りされていた。
 現行技術を踏襲しつつも、拡張性・汎用性・生産性に優れているジム・シリーズは後発開発ゆえに高い安定性を持っていた。
このジムを水陸両用機として仕立てる計画も持ち上がり、その結果が前身となる「アクアジム」であった。

 アクアジムは中小国に配備される汎用的な水陸両用機としては画期的であったが、すぐに性能限界に突き当たることとなった。
戦訓の反映や技術発達のフィードバックを重ねることで延命もできたが、根本的な解決ができない面もあったのである。
 そこで、ジム・シリーズに位置するジム改やジムⅡといった後継機をベースに置き換えて水陸両用MSの開発は進んでいた。

設計・性能:
 本機は名前にもある通り、ジムⅢを土台として利用して開発されたMSである。基本設計と性能面に関してはジムⅢのそれである。
水陸両用機として仕立て上げるに際しては、各所に水中行動用の機構を組み込み、アクアジム系列に準ずる改造が行われた。
 とはいえ、汎用性に重きを置いていることなどもあり、基本構造そのものは特段変化していない。
あくまでも技術更新に伴うアップデートと構造の一部見直しにとどまっているということである。

 これは水陸両用機の需要がC.E.地球およびその恒星系を中心として考えた場合には乏しかったというのが大きな理由を占めている。
基本的に外敵は宇宙からやってくるわけで、優先順位的にはどうしても海軍は後回しにされる傾向があったためである。
 とはいえ、陳腐化や旧式化することを防ぐのに十分な改装などは行われていることから、性能要求に対しては十分との判断がなされている。

933 自分:弥次郎[sage] 投稿日:2024/02/17(土) 22:51:47 ID:softbank126036058190.bbtec.net [125/137]

運用:
 融合惑星の出現に伴い、この水陸両用MSは各地の戦線で投入されることとなった。
 特に同惑星は海洋の割合が多く、また外敵が既に大気圏内に存在するということもあり、需要が大きかった。
他国の開発した水陸両用MS共々積極的に投入されることとなった。



武装解説:
  • 頭部60ミリバルカン砲
 頭部に内蔵された標準的な迎撃機関砲。
 水陸両用MS採用モデルの独自の機構として、銃口などを覆う水密カバーを備える。

  • 偏光式ビームサーベル
 水中での運用を重視したビーム格闘兵装。
 基本構造は通常のビームサーベルと共有だが、ビームによらないヒートナイフも内蔵しているのが特徴。

  • 肩部両用ミサイル発射管
 水中及び地上両方での運用を想定したミサイル発射装置。
 装弾数は多くはないが、弾幕形成などに有効。

  • 背部ジェットパック内蔵型多目的発射管
 背部のジェットパックに内蔵された、魚雷・機雷・ロケット弾・その他オプションを使用可能な発射管。
任務などに応じ必要な弾を搭載して運用が可能となっている。


  • 銃剣付き偏光式ビームライフル
 共同開発機構で一般的な水陸両用のビームライフル。
 実体のある銃剣も備えているほか、水中での運用を想定したカバーの装着が行われている。

  • ニードルガン
 炸裂・徹甲・焼夷など各種ニードルを射出するニードルガン。
 同じような水中の機動兵器を相手取ることを想定したもの。

  • サブロックガン
 大洋連合系の技術を輸入して開発された手持ちロケットランチャー。
 シンプルでコストも安く、安定した運用が可能ということもあってロングセラーとなっている。

934 名前:弥次郎[sage] 投稿日:2024/02/17(土) 22:52:34 ID:softbank126036058190.bbtec.net [126/137]


ゾノⅡ
形式番号:UMF-5-2
設計・開発・製造:プラント
運用:ザフト
全高:22.5m
基本重量:34.6t
動力:プラズマジェネレーター
装甲材:ナノマシン装甲
防御機構:Eフィールド発生装置
補助機関:テスラドライブ
パイロット:1名
固定武装:
頭部ビームラム
肩部90ミリマシンキャノン×2
腕部ビームクロ―×2
腕部ビームガン×2
胸部多目的ランチャー×8

概要:
 ザフトの運用する水陸両用MSの一つ。
 黎明期に開発されたグーンから発展したゾノを近代化改修したMS。

前史:
 ザフトおよびプラントにおいて、水陸両用MSというのは需要が小さい部類のMSであった。
 理由は言うまでもなく、プラントの本国は宇宙にあり、大気圏内、それも水中での運用を行う必要性が乏しかったためである。
 とはいえ、MSの可能性の探求という意味合いや仮想敵たるOG連邦のことを考えると、全くやらないのも問題と見なされた。
その結果生まれたのが前身であるグーンであったが、水中行動はともかくとして陸戦能力の低さに悩まされた。
同じような問題を抱えていたのはゴッグなども同様であり、黎明期ゆえの迷走や技術武装が現れた形であった。

 それらを改善したのがゾノであり、これらが主力となって地球連合軍への出向においては運用された。
 しかし、黎明期から脱したとはいえ旧式化が否めなくなっており、更新の必要に迫られた。
ザフトでは後継機としてアッシュの開発を共同開発機構と共に進め、その一方でそれまでの繋ぎとしてゾノを近代化改修して場を凌ぐこととなった。

設計・性能:
 基本的な設計思想自体はゾノから変更はない。
 しかし、L5戦役をはじめとした各種戦争や紛争などの教訓から、より柔軟かつ機敏に動けるように各所の設計が見直しがされている。

 本機では射撃戦もそうであるが、特に近距離における格闘戦を重視している。
伸縮式の腕部とそこに一体化した偏光式のビームクロ―、さらに取り回しに特化した腕部内蔵型のビームガンなどに顕著である。
また、MS自体の馬力、特に格闘戦における出力なども向上していることも、その設計方針を反映していると言えるだろう。
これは旧式MSを近代化するにあたり、特化した面を持たせることにより性能を補うという思想に基づく物と思われる。

935 自分:弥次郎[sage] 投稿日:2024/02/17(土) 22:53:42 ID:softbank126036058190.bbtec.net [127/137]


運用:
 新型のアッシュの配備が進む中で発生した融合惑星出現に際し、本機はザフト軍の派遣軍に編成された。
 海洋の広い融合惑星の特性上、本機のような水陸両用MSの需要は非常に大きくなったためで、積極投入されることになった。
 アッシュにこそ性能では劣るものの、高い信頼性や特化した能力を生かした運用により高い戦果を挙げることとなった。


武装解説:

  • 頭部ビームラム
 頭部に内蔵されている衝角。
 巡航形態ではこれを基点にブレイクフィールドを形成して突貫するという戦法が使える。
 MS形態においても、不意打ちやクローと連携した運用が可能。


  • 肩部90ミリマシンキャノン
 手数を補うために肩部のシェルに内蔵されたマシンキャノン。
 信頼性の高い実弾であり、水中から出た後の射撃戦で活用される。

  • 腕部ビームクロ―
 実体およびビームの複合である格闘兵装。
 重量があり、またビーム出力も高めであるため、伸縮式の腕部と合わさることで高い格闘戦能力を発揮可能。

  • 腕部ビームガン
 腕部に内蔵された近距離での威力を重視したビームガン。
 射程が短い弱点はあるが、リーチの長い腕部と合わせることで補っている。

  • 胸部多目的ランチャー
 魚雷・ロケット弾などを発射可能なランチャー。
 特徴がないのが特徴。

936 自分:弥次郎[sage] 投稿日:2024/02/17(土) 22:55:01 ID:softbank126036058190.bbtec.net [128/137]

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最終更新:2024年05月03日 20:44