635 ゚д゚)<説明!!ウマ娘が出てこない場合作中でおウマさんへの号付けはしないのであしからず!
銀河連合日本×神崎島ネタSS ネタ ゲートの先は神崎島もヤルバーンも無いようですその一一一
「警察官僚の奴ら顔真っ赤にしていたな。」
「ですが現状、自力救済無くば治安維持に支障が出るのも事実…。
警察の重武装化と自動人形の配備までの繋ぎとして飲んで貰わなくては困ります。」
ゲート日本の総理と副総理は料亭で席を囲んでいた。
総理を乗せ護衛艦グレイファントムが帰国したゲート日本は混迷を深めていた。
ゲート日本排斥による海外からの企業、人員の撤退、国内での活動家、外国人による犯罪、テロ…それによる治安悪化。
物資の輸入こそ主力をゲート世界から銀河連合世界へ切り替えることで問題なかったが輸出の減少による輸出の赤字はどうにもならず国内では物資の強盗などによる被害が相次いで居た。
それに対し警察は何もしていなかった訳では無いが急速に拡大する犯罪に反応の遅い巨大な組織では追いつかず後手に周り、
都市部以外では自警団や一部の逞しい有志らによる運び屋などによる自力救済が拡大しつつあった。
そんな自力救済を法的よりもメンツ的に警察は認めることなど出来なかった…しかし警察単独による治安維持が不可能なのも事実。
政府からそこを指摘されれば苦い顔せざるを得ず一部では国外勢力いるのだからと自衛隊の投入まで議論される始末。
暴力装置たる自衛隊を投入することなぞい彼らからすれば未だ露呈していないと思っている警察の無能を決定するに等しく認められる訳が無い。
結果、警察は苦虫を潰しながらも自警団は時限立法により暫定的にその立場を公に認めることを飲ませられた。
無論そこらの基準は厳しく市民団体や外国人らのものの大半弾かれた。
加え警察の自発ではなく政府主導により治安維持能力の刷新が図られる。
ロボットスーツの装備や人員不足への対応として大日本帝国製機械式自動人形の導入。
政府主導に警察官僚などはいい顔をしていない他、自動人形は悪しき帝国製な上に女性型とフェミニストと平和主義の皮を被った者らをが声高に女性の権利云々を訴えている。
女性の権利から言えば女性が必要なれど危険な場所へ女性警察官投入する必要なく、人員の不足補えると現場からは歓迎されているのだが…。
実際の現場とそれ以外の剥離は世の常である。
「いい加減官僚にも国民は従うだけの存在ではないと認識して欲しいものだが…。」
「溜まる一方の国民の不満。日本民族主義の隆盛とイゼイラというバックの存在…。
沖縄見ての最悪ならば見限った国民による日本民族大移動による日本という国家の崩壊。
改新か乱か維新か…後に何と付くかわかりませんが令和の革命による日本政府の打倒も考えつきますからね。」
「一部の官僚はそれでも国民の締め付け強化しようとしてるしなあ…。」
溜息をつく二人、そんな日本の舵取りを必死でする者達を嘲笑う様に二月経った年末の師走に発生したのが釧路、根室中心に北海道東部で発生した地震である。
震度6を超え各地に大きな被害を出したが津波が発生しなかったこと、ロボットスーツ装備した自警団の存在になどより物的被害は兎も角人的な被害は殆ど存在しなかった。
これに対しゲートイゼイラ、銀河連合日本は直ちに支援を開始。
銀河連合日本は主だった物理的な支援はゲートイゼイラに任せ民心の慰撫に注力。
おウマさんらを派遣するなどしていた。
( ゚д゚)→( ゚д゚ )→(゚д゚ )→( )→( ゚д゚)→( ゚д゚ )→(゚д゚ )→( )→( ゚д゚)…→( ゚д゚ )彡
雪の降りしきる瓦礫の街の交差点、その真ん中でくるくると周りながら周囲を見回す栗毛の少女が一人。
2、3周回るとピタリと止まりその近くで後頭部に汗を掻く者の方をさっと向くとガクリと膝をつく。
「何の…成果も…得られません…「このヘッポコォ!!」ゴハァ!?」
「何やってんのよ…。」
「アハハハハ…。」「Ghost、そのJokeは余りGoodとは言えないわね。」
751 名前:635[sage] 投稿日:2024/05/04(土) 11:17:46 ID:119-171-251-20.rev.home.ne.jp [24/27]
調査兵団のマネしてスパーンとキングヘイローの真空波動ハリセンかまされ見事な車田落ちを披露する栗毛の少女…もとい元競走馬ゴーストウィニング。
それを見ながら頭抱えるのはナイスネイチャ、乾いた笑いを浮かべるのはジャービスとジェーナス姉妹。
姉妹はあいも変わらず頭にあの大戦以降欧州艦娘標準装備と成りつつあるヘイローが浮いてと白い翼が生え、
ネイチャの肩には何やら小さな人の様な存在が居る…コロポックルのイッスンだ。
おウマさん以外の二人は12.7mm口径自動小銃で武装し他にも自動人形や数体のカルバレータ兵器、所謂ドーラを率いている。
ゴーストはウマ娘となった己の片割れとの涙の離別…ではなく就職の為の上京みたいなノリで元いた世界を離れ並行世界へ。
そこからさらに大地震発生した別の世界線の釧路へとお仕事で遠路遥々やってきたのである。
ちなみに初の軍務は避難所でのプリファイのヒーローショーとライブだったそうな。
その後、見回りの為に被害を受けた地域までやって来た。
「死者も驚く程少ないしそりゃ遺体出ないとか当然でしょ。」
キングはハリセンを肩に乗せ半眼でゴーストを見る。
その光景を見て溜息吐いたネイチャはジャービスに話す。
「実際の震源地は根室の方なんだっけ?」
「そうよNature。ネムロ沖のチシマ海溝…正確には海溝沿いに伸びるLeylineが呪いで汚染されたのが原因よ。」
ゴースト ゚д゚)<トイウカジャービスネイチャノコトバスゴクネイティブ
ネイチャ ?ω?)<ソラテンカノエイコクカンヨ
のそりと起き上がり話に加わるゴーストその身にダメージはない。
「実際、Man-madeもいい所よ。」
「マーマイト?(突発性難聴)」
「亡霊の嬢ちゃんクソボケの主役みてえなボケは止めとけ。人災のことだ。」
ゴーストのボケを窘めイッスンだがその時ジェーナスは手に持っていた自動小銃の引き金を引いた。
するとなんとも形容し難い獣と人が混ざった様な叫び声がして何か巨大な存在が倒れる音がした。
銃口から立ち上る熱の揺らぎ、その黒い穴の見つめる先には巨大な体毛のない巨大な動物らしきものが額に風穴を開け倒れている。
ゴーストはそれに近づくとそこら辺に落ちていたパイプでツンツンと突いてみる。
ゴースト ゚д゚)ツンツン→超大陸にも存在しない様なナゾ生物
ゴースト ゚д゚ )彡<ナニコレ?
「焼け爛れた肌をしていますが…体毛のない熊…でしょうか…?」「斯様な生物…BETA、いえヂラールにも存在しません。」
こちらを向くゴーストの言葉に自動人形らも困惑を隠せない。
彼女らの知る化け物、ヂラールとも違う謎の存在、しかし知る知恵者がここには居た。
「こいつァ…アラサラウスだな。」
「イッスン知ってるの?」
「あァ亡霊の嬢ちゃんに理解出来るように言うならアイヌの怪異の一種だ。」
イッスンは語る。
「カムイに属する熊の奴らの中でも特に人間に悪さする奴さァ。元来こいつァイザナミの母ちゃんの領域…根の国の存在なんだがなァ。」
「それが何故ここに?」
「自動人形の嬢ちゃんそいつァ簡単な問いだィ。龍脈の汚染進んでるんだ異界との境界が薄くなってんだろうよ。」
「「………。」」
「爛れた肌は呪いの影響だろう。これらが居るから俺らが出張ったんだよォ。」
魔力とも呼ばれるが科学的に実証された生体波動を用いる自分ら自動人形や位相違えど観測可能で実在する時空間接合帯。
それらとも違う古来から存在する、怪異・異界。自動人形らからすれば良くわかからない存在だ。
「畏れるべきだが恐がる必要なないぜェ。大抵のは嬢ちゃん達の生体波動でブン殴りゃ嬢ちゃん達の敵じゃねえ。」
「大抵の…大抵でないのもいると?」
「嬢ちゃん、英霊や艦娘の嬢ちゃん達はおろか幻想種の連中にサシで勝てるか?勝てんだろ?まァ、そういうことだよ。」
イッスンに実例を挙げられれば口を閉じるしかない。
その時、彼女らに上空から影が落とされる。
見上げれば肩に日の丸を付けたオリーブドラブの人型がゴースト達の上を通過した。この世界の陸上自衛隊初の実用型人型ロボット兵器。
初公開時は困惑と批判、嘲笑に溢れてたがその性能が白日の元に晒されると陸自の志願者が激増したという。
752 名前:635[sage] 投稿日:2024/05/04(土) 11:18:30 ID:119-171-251-20.rev.home.ne.jp [25/27]
「あれもコレと戦闘に?」
ゴーストが怪異を指差すがジャービスが首を横に振る。
「怪異相手にJGSDFは動けないわ。ヂラールの時と違って国外勢力でないもの。」
他国への抑えとジャービスは続ける。
「防衛省内部のバカがJGSDFのハイクァーンが地震への対応で根室で稼働してるの暴露したもの。
それを狙って国外勢力動かないとも限らないわ…まあ現状戦闘案件無いでしょうから案山子程度にはなるかしらね。」
そんなことをゴーストに言いゴーストの方を見るジャービスだがゴーストは既に目の前にいない。
『キング!ネイチャ!なんかいっぱいおるー!』
『全くちょっとは落ち着き…って…。』
『んー…これはさっきのに襲われたっぽいですなあ。』
『あ、なんか一人だけ辛うじて生きてるわね…。』
何かを発見したのかゴーストはキングとネイチャを呼ぶ、ジャービスは溜息を吐きながらその下へと向かう。
空気が開いたビニール袋に空気を入れる様な音と時折咽る様な音だけが聞こえる。
それは必死に空気を取り込もうとするが開いた肺からは空気が漏れるばかり…心臓は必死に脈打つが送り出した血は端から失われていくばかり。
やることは簡単なことの筈だった。唯一の真なる主を信じ祝福された自分たちが得る筈だっら筈の”箱”を返して貰うだけの。
この国の悪魔の民族が奪った”箱”がこの国の最北の大地にあることを突き止め奪い返すだけだった。
そして何人か悪魔の民族を殺したが…女教皇を詐称する存在が主の名を語る悪魔の言葉を語ったが悪魔の言葉に耳を傾ける必要は無かった筈だ。
その筈だ…それなのに…。
神を信じる自分ら悪魔に襲われ壊滅し自分も致命傷を負った…負って良い訳が無い。
「あらいるのね…不心得者が…異端が…。」
ザ、ザ、ザ…降りしきる銀の雫を踏む音が聞こえる。
「異端…?」
「ゴースト、コレとかこの世界で過激なのは向こうで大体認定されてるわよ。」
「その信仰されてる当人は自立してるんだからと干渉はしないけど責任は自分で取れって言ってるわね。」
「責任とらせるとも言うわね。」
「我らは神の代理人で神罰の地上代行者?我らの使命は我が神に逆らう愚者をその肉の最後の一片までも絶滅すること…?」
顔を上げると獣の耳持つ人外の悪魔達の姿が見え、主の名と名代を語る。
「死ね…悪魔どもめ…!」
血を吐きながらな叫ぶ。
「いやここまで来るともう…。」「どう見ても創作の悪役です。」
生命を創る…主の御業を模倣した悪魔の国の兵器が呆れた表情でこちらを見る。
「主の教えに背く者ど…コフッ…。」
声を荒げ様とするが吐き出した血に咽る。
「本当に不心得者はどちらかしらね?それにあの天使長とか元女神とか悪魔の方が貴方達より遥かにマシよ?」
「Luciferに至っては逆らったことすら主の御心だったみたいだしね。」
光の輪を頭上に浮かべ純白の翼を生やした少女が二人、片方は呆れ返りもう片方はクスクスと笑う。
その光景に歓喜を浮かべるが…。
「まあいいわ…貴方達の最期を教えてあげる。」
753 名前:635[sage] 投稿日:2024/05/04(土) 11:19:07 ID:119-171-251-20.rev.home.ne.jp [26/27]
「Havenに行けるとでも思ったのかしら?主の御心に背いたのに?」「自らの信じる偶像に縋る不信心者め。Hadesにも貴方に居場所はないわ。」
「呪いに穢れきったその身体は地上に残すこと能わず。」「燃やし尽くすわ跡形も無く。」
「復活?ある訳ないでしょ?その資格があるとでも?」「身体は焼き尽くされるんだから。復活のしようもないわね?」
「犯した罪はその当人が払うべし。」「Johannaを通し、それを仰てたの知らないとは言わせないわよ?」
「貴方が堕ちるのはこの国の母の領域にしてYamaの裁きを受ける場所。」「この国のGehenna…罪人の在処。」
白い翼の片方がカチャっと何かを取る音がすると片方が何かを放り投げ…青い炎が上がりその炎に包まれる。
熱い!熱い!あつい!アツい!アツイィィィィィィィ!?
燃え盛るそれを見ながら自動人形らは後頭部に汗をかく。
「あの…使ったあれは…?」
「どう見ても手榴…「問題ないわ。ハトさんから頂いた硫黄と油その他諸々込めた焼夷ゲフンゲフン…浄化用の装備よ。」
最終更新:2024年05月04日 14:08