840 名前:ナイ神父Mk-2[sage] 投稿日:2024/02/24(土) 22:51:55 ID:p530230-ipngn801akita.akita.ocn.ne.jp [169/205]
憂鬱スパロボ 機体ネタ その67
MS開発史
国家解体戦争終結後、多くの国家が少数の政体に吸収されていった結果、機能を回復した国連の元秩序を取り戻していた
そんな中で各国の目は発展した宇宙航行技術や建造技術によって宇宙に向けられており一挙に宇宙開発競争が
進む事となる。巨大な構造物を作るのに際してやはり必要となったの巨大な建設機械であった。そんな中、一部の
技術者から提唱されたのは宇宙服を拡大発展させた作業機械MSである。
作業機と人型に寄る細やかな作業を可能とするこれらの作業機群はコロニー開発や月面開発、更には地球や火星における
大深度地下や局地環境用居住コロニー開発にも向けられ各地で再開発されたインフラもそれに倣う様に18mの人型や
人型作業機械が運用可能な設備が整えられていった。
更に企業が宇宙人進出し始めてからはMT(マッスルトレーサー)と呼ばれる大深度地下に於ける施設整備や月面、
コロニー内開発に投入されやすい10mサイズの万能作業機械が開発されてすみわけが起こり、コレが後に
企業の種戦力となるACの開発に繋がっていく。
その後、新西暦世界とのゲートの出現とメテオ3の情報から新連邦側で人型兵器の開発が進められているのと同じ頃
連合世界でも諸処の理由から完全な戦闘兵器としてのMS開発がスタートこれまでのザウートやガザとは全く違う
機動兵器としてのMSが作られ始めたのである。
そして、プラントに於けるMSジンの完成を皮切りに大洋連合のザク、大西洋連邦、ユーラシア連邦と次々にMSが
誕生し、MSは一気に主力兵器へと躍り出る事に成ったのである。その後、MSに対抗する様に嘗ての軍の主力兵器で
有ったMAは大型化の一途を辿り、其処から更に特機に対抗する巨大機動兵器AFの誕生へと繋がってく。
RGM-79 ジム
全高:18.0m
動力炉:核融合炉
武装:60㎜頭部機関砲×2
ビームライフル(指揮官機向け)
ビームスプレーガン
ビームサーベル
90㎜マシンガン
ハイパーバズーカ
ショルダーキャノン(換装武器)
概要
スカンジナビアが開発した量産型MSとなる。当時のスカンジナビアでは各国で進められていたMS開発計画に沿い
純戦闘型MSの開発が進められていた。その中でスカンジナビアが開発企業に求めたのは生産の容易さと性能の
出来る限りの両立であった。コレは、国防に於いて艦艇の艦載機となるMSのパフォーマンスを維持することを
目的としていた。その為、出来る限り予定されていた各機種のパーツの共通化による製造コストの低下を
狙っていた事である。
その為、ジム
シリーズは拡張性が高く持たされ、水中型や陸戦型等のシリーズ化が為されている。こうした拡張性は
後継機にも受け継がれており、後の共同開発機構製の主力MSとして開発が行われたジェガン
シリーズにはジム
シリーズの
情報が生かされている。
機体開発に於いては大洋連合で開発されたザク及びRX-78ガンダム、そして大西洋連邦で開発が早期に行われた
デュエルガンダム及びダガータイプの情報を元に開発が行われ、ビーム兵器の標準化や運用しやすい頭部への
機関砲の設置などの共通する装備が搭載されている。
841 名前:ナイ神父Mk-2[sage] 投稿日:2024/02/24(土) 22:52:31 ID:p530230-ipngn801akita.akita.ocn.ne.jp [170/205]
武装
60㎜頭部機関砲×2
頭部に搭載された小口径機関砲となる。MSに対しては致命傷を与えられるという事は無いが、より軽装甲なヘリや
装甲車両系列を破壊する事とが主な役割となっている。
ビームライフル
RX-78タイプに近いデザインのビームライフルと成って居る。スプレーガンより威力と射程に優れている物の
大型の銃器で有る事から、取り回しにはある程度の実力が必要であり戦闘に配備に関しては主に指揮官機や
初期から運用に携わったパイロット向けに進められている。
ビームスプレーガン
ジム独自の拳銃型のビームライフルとなる。使い易さや短砲身故のサブウェポンとしての使用も想定されており
携帯性に優れている反面、射程はあまり長くないという面も存在する。その為、長距離攻撃に於いて一般機では
バズーカが好まれて使用されている。威力に関しては近距離に於いてはMSや艦艇に十分な威力が確保されており
小隊による近距離射撃戦では脅威と成り得る。
ビームサーベル
ビームを刃状に束ねた白兵戦装備となる。非実体では有るの力場に寄る反発などで鍔迫り合いも発生する物となって
おり、白兵戦の際には非実体兵器とは入れ力押しが必要となる面が存在している。又、高熱のビームに寄る溶断である
事から、初心者でも振ることが出来れば十分なダメージソースと成り得る物となる。
90㎜マシンガン
ジム向けに開発された90㎜マシンガンとなる。大洋の開発したザクタイプの運用する90㎜マシンガンと弾薬を共通化
しているが、銃器その物は独自のタイプを採用している。此方に関しては信頼性等に関してビーム兵器より安定
している事から環境の安定しない局地戦や地上戦に於いて真価を発揮する。更に後年には強力なバリアの出現に
寄ってエネルギー兵器の信頼が揺らいだ事で更に実弾の需要が高まるという事態も確認されている。
ハイパーバズーカ
大口径の大型火器となる。火力面においてはビームライフル以上に一撃の威力を重視した物であり、直撃部分に
よっては艦艇を一撃で撃沈する事すら可能な威力を有している。又、分隊支援火器として使用される面もあり
初期のMS運用が安定しない時期に於いては、5機を一小隊としてスプレーガン持ち4機、バズーカ持ち1機で
構築される事もあった。
ショルダーキャノン
砲撃タイプのジムであるジムキャノンの物を簡易化したショルダーキャノンとなる。ジムキャノンに関しては
順次生産が進められていたが、専門の砲撃機だけを余り優先できない面が存在した。その為、既存のジムを
火力支援機として運用できるショルダーキャノンは有用な装備となっている。
842 名前:ナイ神父Mk-2[sage] 投稿日:2024/02/24(土) 22:53:13 ID:p530230-ipngn801akita.akita.ocn.ne.jp [171/205]
MMT-3
ガザC
全高:22.5m
動力:核融合炉
武装:ナックルバスター
ビームガン×2
ビームサーベル×2
概要
大洋が開発した武装MSとなる。元は大洋が開発したコロニーや資源衛星基地開発に寄って必要とされた作業用MS
ガザ
シリーズであったが。拡大する企業紛争における海賊行為や戦闘行為の過激化によって武装した作業機が
必要となった。その際に開発されたのが当機であった。作業機の改造で有る為、火力関しては対MAや簡易の輸送艦を
沈める事を目的とした事から火力そのものは大したものでは無いという物であった。
その後、外宇宙開発に於いては機動兵器の更なる軍備が必要となった事から武装の強化が行われており、
外宇宙艦隊に於いても警備戦力としての採用や軍用作業機としての活用が行われている。開発と武装化に関しては
ジンやザクより前で有る物の完全な戦闘向けの機体としては開発されていない事から兵器としてのMSとしては
認められて居なかった。
TFA-2 ザウート
全高:17.85m
動力:核融合炉
武装:二連装主砲×2
二連副砲
胸部14㎜機関砲×4
重突撃機銃
概要
ザフトの開発した重砲撃型MSとなる。元はアフリカや南米、オーブの大深度地下施設建設や月面都市建設に際して
使用されたプラント製の作業MSが元となった機体で有る。タンク形態に於いては大型の牽引動力として運用する
能力を有している他、肩部に大型のクレーンや腕部にレーザートーチを搭載してメガストラクチャー開発に
投入されていた。
企業紛争時代に於いてはそうした戦力を武装化させる方向に成っており、重砲撃MSとして改造を受けた機体が
作られている。紛争時代にはガザCやガンタンクなど共に作業機ベースの兵器同士のぶつかり合いと言う事態も
発生している。
843 名前:ナイ神父Mk-2[sage] 投稿日:2024/02/24(土) 22:53:57 ID:p530230-ipngn801akita.akita.ocn.ne.jp [172/205]
以上です。取り敢えず約束していたジムとMS開発史、戦闘用MS開発前の機体をば…
最終更新:2024年05月19日 21:43