876 自分:弥次郎[sage] 投稿日:2024/02/25(日) 00:41:06 ID:softbank126036058190.bbtec.net [124/155]

憂鬱SRW 融合惑星編設定集 【AEU/MA07013 アグリッサ】



アグリッサ

形式番号:AEU/MA07013
設計・開発・製造:共同開発機構
運用:地球連合
全高:32.2m(MSとドッキング時)
基本重量:59.3t
動力:プラズマジェネレーター
装甲材:ナノマシン装甲
防御機構:Eフィールド発生装置 ビームシールド
補助機関:テスラドライブ
パイロット:1名(MSとドッキング時には無人での運用も可能)
固定武装:
胴体部ビームキャノン
胴体部200ミリ機関砲×2
ビームクローユニット×6
脚部内蔵60ミリバルカン砲
背部多連装ミサイルコンテナ
背部ウェポンターレット

概要:
 共同開発機構において開発された、MSを搭載して運用されるモジュールユニット兼MA。
 AEUは「Armored Extended Unit」の略称であり、武装拡張ユニットの意味。
 ゲルズゲーを彷彿させる構成を持ち、安価にMSの火力や防御力を底上げして単位当たりの戦闘能力を向上させることが可能。

前史:
 元々アグリッサの系譜をたどると、黎明期に開発された、MSに装着するホバーユニットや水上航行ユニットなどの外装ユニットにたどり着く。
 当時のMSは技術的に未成熟なところもあり、全域活動を十全にこなせるMSばかりとは言えないMSが圧倒的多数を占めていた。
その為に黎明期では各領域ごとに特化させた改修機を開発したり、あるいは外付けのユニットを追加して補うなどの創意工夫がなされた。
後々まで運用され続けることになるSFSなどはまさにこの一つと言えるだろう。

 黎明期を脱したころ、MSの性能や技術は向上し、それらを抜きにしても実現可能になりつつあった。
戦場のすべてをMS任せるという発想---MS万能論ともいうべき考えが黎明期から脱しても残り続けたのは、そうしたブレイクスルーの弊害でもあった。
 しかし、MSの容積にすべての機能と装備を押し込むことは設計に無茶が生じるほか、運用上の不都合、整備性の悪化などにつながった。
恐竜的な進化を遂げたところで、運用するのは結局は人間であり、最終的にMSが必要な能力はシンプルであると後に発覚する。
これにはMSでは実現しきれないスペックや重武装を実現するために、MAや大型兵器といったカテゴリーが発達していたことも関係する。

 これらとの差別化を図りつつも、MSを戦場において高パフォーマンスを発揮させるにはどうすればよいか。
特にMAや大型兵器を十全に数と質を揃えて配備できるとは限らない中小国、あるいは大国でも局地で不足することもある場合どうするのか。
 この問いかけに対して、一つの解答案の先駆けとなったのがザフトの開発した「ミーティア」であった。
 MSを基礎としつつも、MAや艦艇に匹敵する火力と速力を付与するというのは、ある種のコペルニクス的転回と言えた。


設計・性能:
 本機の解説に移る。
 本機は共同開発機構がMSの外付けユニットの一つ、主として大気圏内での運用をメインとして開発した。
 設計の参考となったのはユーラシア連邦のアドゥカーフ・メカノインダストリー社のゲルズゲーである。
ゲルズゲーがMSの上半身を組み込んだMAであるのに対し、こちらはMAとして運用も可能で、同時にMSとドッキング可能な外装ユニットである。
これと類似した特性を持つMAとしては、大洋連合系の宇宙用MAであるブラウ・ブロが該当する。
 設計にあたっては前述2つのMAのデータなどが参考になったとされている。

877 自分:弥次郎[sage] 投稿日:2024/02/25(日) 00:41:54 ID:softbank126036058190.bbtec.net [125/155]

 構造としては、MSがドッキングする胴体部とそれを支える脚部に大別される。
 胴体部は主兵装となるビームキャノンなどの武装のほか、MSのそれを超えるEフィールド発生装置及びビームシールド発生装置を備えている。
その他にも、MSの武装を懸架して運搬、ドッキングしたMSが運用できるようにした武装ターレットやミサイルコンテナなどがある。
 脚部は多関節の足が6本備えられており、それぞれに格闘戦用のビームクロ―と実体クロー、さらに機関砲が据えられている。
 移動方式としてはホバーを主軸にしており、脚部に依存せずに飛行することも可能。
移動手段としても脚部は使用できるのだが、どちらかと言えば砲撃時の接地や格闘兵装としての運用がメインとなっている。

 全体を見ると大型のMAに見えるが、武装を格納し、長い脚部を折りたたむと驚くほど小さくなる。
 これにより、ある程度の格納庫あるいは積載能力さえあれば運用ができるようになり、頭数を揃えて運用しやすくなった。
母艦の大きさなどに制約のある中小国にとっては非常に助かる要素であり、導入のハードルを下げることになった。

 スペックとしては、大きさや技術水準に対して優良と評価を受けている。
 とにかく数を送り出しやすく、必要な火力と防御力を備え、戦場に追従する展開力もある。
量産効果も相まってコストも安く
 無論、総合的なスペックを比較した場合、上位に位置するMAなどは存在するが、そこは中小国向けということで棲み分けができている。

武装解説:

  • 胴体部ビームキャノン
 本機の主兵装。
 胴体から突き出た部位に砲門が格納されており、カバーが開閉して露出、発砲する形である。
 MAの運用する火砲としては標準的であり、必要な火力投射を実現している。

  • 胴体部200ミリ機関砲
 ビームが通用しない環境に備えた大型の機関砲。
 弾幕形成のほか、ビームキャノンの合間を補う武装としても使われる。

  • ビームクローユニット
 脚部の先端に設置されている格闘兵装。
 多関節脚部であるため、懐に飛び込んできた相手を思わぬ方向から迎撃可能。

  • 脚部内蔵60ミリバルカン砲
 脚部ユニットに内蔵された迎撃用の実弾機関砲。
 主砲などではカバーしきれないレンジを補う。

  • 背部多連装ミサイルコンテナ
 後方に接続されている大容量のミサイルコンテナ。
 弾幕形成や空間制圧などを主任務とする。

  • 背部ウェポンターレット
 ドッキング時にMSが携行していた武装を預けるターレット。
 バズーカやビームライフル、あるいはシールドなども預ける形となる。

878 自分:弥次郎[sage] 投稿日:2024/02/25(日) 00:42:29 ID:softbank126036058190.bbtec.net [126/155]

以上、wiki転載はご自由に。
筆が乗りましたぁ!

AEUを如何にごまかすかが問題でしたが何とかしました…
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最終更新:2024年05月19日 21:44