684 自分:弥次郎[sage] 投稿日:2024/05/26(日) 21:27:18 ID:softbank126036058190.bbtec.net [58/109]
日本大陸×プリプリ「The Melancholic Handler」設定集【アルビオン王国王立空軍航空艦隊 艦種】


〇空雷艇
 史実で言うところの魚雷艇や水雷艇、あるいは小型駆逐艦に該当する艦種。
 黎明期に誕生し、未発達だった航空機の代用として用いられることになった。
 艦艇としてみれば火力は乏しいのだが、対地砲撃・爆撃・人員輸送・物資輸送などあらゆる分野で活躍するワークホースとなった。
小型の艦艇でもA-10も真っ青な火力支援ができるということで、陸軍では下手な艦艇より頼りにされている。
 とはいえ、艦艇の規模が小さいこともあり、艦艇の戦闘継続能力については建造・運用コストとトレードオフとなっている。


〇空雷艇母艦
 空雷艇の集中運用を行うための母艦。
 航続距離や積載量に限界のある空雷艇を支援するために建造された。
 方式は様々だが、複数の空雷艇を接舷固定することが可能で、物資や燃料などを補給することができる。
補給作業については、黎明期はほとんどが人力だよりだったが、後に円滑に行うためのハイライン移送やぷプロープ方式が発達した。
艦艇の方もそれに適した設計を盛り込むようになったことで、補給物資の受け渡しは時代を経るごとに円滑化していった。


〇駆逐艦
 空雷艇の誕生と発展の後に生まれた艦種。
 史実における駆逐艦と同じように空雷艇を拡大することで誕生、航続距離や火力などが優れている点から普及した。
 アルビオン王国においては大日本帝国で空雷艇の運用が確認されたこともあって、空雷艇の駆逐を主眼とし、対艦戦闘能力を実装した艦種となった。
クリミア戦争時までは空雷艇の指揮艦のように働いていたが、北米東西戦争に先駆け、建造が拡大された。


〇フリゲート
 史実における海上艦艇のフリゲートに類似した設計・運用思想を持つ艦種。
 装甲よりも速力と火力を重視し、ゲリラ的に飛び回って戦線及び後方・通商路や輸送路を荒らしまわることを主目的とする。
その為、総合的にみると直接的な対艦戦闘能力は低いものの、対地攻撃能力に割り振っている分だけ殲滅能力に優れる。
単艦でも下手な街一つを機能停止に追い込む程度の力があるため、防衛線を構築してもそれをあちらこちらで食い破ることで、本隊の進撃を援助する。

685 自分:弥次郎[sage] 投稿日:2024/05/26(日) 21:28:17 ID:softbank126036058190.bbtec.net [59/109]

〇戦艦

 航空艦艇の中でも一定以上の排水量及び全長を持つ艦艇をまとめたカテゴリー。
 北米東西戦争までは、どちらかと言えば海上艦艇の戦艦とモニター艦の中間に位置するような、大口径砲により長距離砲撃を行う艦艇であった。
 同じような艦艇と殴り合うということは一応想定しているが、当時の想定では側面および底面装甲が重視されている。
砲塔配置にしても所謂前弩級戦艦であり、統制射撃というよりは、各砲塔がそれぞれ要請のあった場所に着弾させることを優先させている。
これは、同じような航空艦との殴り合いがほとんど発生しておらず、もっぱら対地砲撃がメインであったことに由来する。
 そのため、北米東西戦争における制空権の奪い合いにおいては、日本の戦艦および航空機にその弱点を突かれることとなる。


〇戦列砲艦

 航空艦艇でもより対地砲撃支援---ある種の絨毯爆撃や絨毯砲撃といった敵国の重要拠点などを焼き尽くす能力に特化させたもの。
その為、戦列砲艦と呼称しているが、対地砲撃に特化した重砲や爆弾層などをメインに据えているなど他の艦艇とは設計が一線を画す。
後の世に登場する爆撃機の役割を航空艦艇に持たせたと言っても間違いではないだろう。
 特に平野部などでは編隊を組んで突撃し、爆撃及び砲撃を行うことによって、非常に広範囲を焼き尽くす能力を発揮できる。
リ・レコンギスタにおける戦いではこれによって多くの欧州諸国陸軍を焼き尽くし、速すぎる空の脅威を叩きつけることになった。
 当然であるが、そのような設計と運用を行うため、対艦戦闘および対空戦闘能力は限りなく低い。
 一隻でも戦線を抜けられると後方地域に甚大な被害を喰らうため、特に北米東西戦争においてはヘイトを稼いだ。


〇強襲装甲揚陸艦

 いわゆる兵員輸送艦で、それを砲撃などを受けきれるように装甲化を程化した艦艇。
 航空艦隊の展開速度に陸路では到底追いつけないため、大人数の歩兵やその装備を輸送するための専用の航空艦。
その任務の都合上、野戦砲などの陸上からの砲撃を受けることが多いため、底部のみならず側面・上部装甲も頑強に作られている。
その反面、搭載火力は乏しく、速力に関しても航空艦としては遅めの部類に入る。
また、兵員の乗り心地などがある程度度外視されているため、お世辞に言って快適な空の旅と行くわけにもいかないようである。
 艦艇の規模にもよるが、標準的な揚陸艦では、1個連隊程度の兵員と装備一式などを搭載可能。
 最前線に地形や敵の攻撃を無視して送り込めるという強みは非常に大きく、リ・レコンギスタにおいても活躍を見せた。

 初めて航空艦艇が軍事的作戦に投入された、フランス王家回収作戦「リリィ・キャプチャー」で用いられた「ヴァンガード」がこれに属する。
そういった経緯から、同艦はアルビオン航空艦隊の草分け的存在であり、その歴史的背景から本土において記念艦として保存されている。

 ただ、輸送することはできても補給線の構築などはまた別個にやる必要があるため、下手をすると敵地に人員と装備が孤立しかねない。
実際、大規模な兵員輸送を行ったリ・レコンギスタにおいては、作戦伝達や照らし合わせが不十分などの、未熟ゆえの失敗を度々やらかしている。
当時の連絡体制が技術的な制限もあって時間と正確性に欠けていたことによるものが理由とされる。
 なおその結果として、敵地において補給線と切り離された軍隊が遊兵と化す事案が発生。
現場将兵らがそれをどうにかするため、現地において武力を背景にして現地調達や略奪、発展して虐殺も組織的に実行された。
これはリ・レコンギスタ以降も根強い反アルビオン感情の元となり、表面的に安定している地域でも、アルビオン兵士が白眼視を受ける理由となっている。
これに対してアルビオン側の公式見解では「兵士と市民の見分けがつかない状況への対応を行った」というもので一貫している。
その言い訳がどこまで通用しているかは言うまでもないであろう。

686 自分:弥次郎[sage] 投稿日:2024/05/26(日) 21:29:07 ID:softbank126036058190.bbtec.net [60/109]
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最終更新:2024年08月23日 22:30