929 自分:弥次郎[sage] 投稿日:2024/05/28(火) 21:12:05 ID:softbank126036058190.bbtec.net [90/109]
日本大陸×プリプリ「The Melancholic Handler」設定集【アルビオン王立空軍 ロイヤル・サブリン級フリゲート ロイヤル・サブリン】
HMS ロイヤル・サブリン
所属:アルビオン王立空軍 航空艦隊
艦種:フリゲート
全長:164メートル
全幅:15.9メートル
排水量:6993トン
主機動力:蒸気レシプロ機関
ボイラー:スコッチボイラー
燃料:石炭
浮遊機関:ケイバーライト機関
武装:
艦中部7インチペクサン砲(対地改良型)×10(片弦5門)
艦上部カローネ蒸気圧迫撃砲(15ポンド)×12(片弦6門)
爆弾投下軌条×6(艦尾2条、艦下部4条)
概要:
アルビオン王国王立空軍が運用した航空フリゲート艦の1隻。
戦史において、世界で初めて航空機によって撃沈された航空艦として知られている。
前史:
リ・レコンギスタ以降のアルビオン王国王立空軍において、航空艦艇は大型と同時に量産体制の構築を急いでいた。
仮想敵国や潜在的国の多さゆえに、航空艦一隻に求める戦闘能力はもちろんだが、その数を揃えることに注力していた。
広大な領土と支配地域を得た代償として、それを守り、活動するという必要に駆られたわけである。
同時期に空雷艇が大型化して駆逐艦へと発展したように、足の長い巡洋艦や戦艦もその数を増やしていた。
フリゲートにもその波は押し寄せており、リ・レコンギスタに投入されたフリゲートよりもより航続力や足の速さ、そして火力の搭載量で大きく強化された。
その為海上艦艇のフリゲートから比較すれば非常に大型化しており、当時の尺度から見て肥大化していた。
性能:
特徴的なのはやはり航続力と火力の両立にある。
大型化に伴い作戦行動時間を延長し、また機関部の改良と燃料の搭載量、ひいては武装の拡張により、後方攪乱により特化した能力を得ている。
対地攻撃についての知見の積み重ねやドクトリンの確定もあって、方向性が定められたことが大きい。
反面、装甲は優れているとはいいがたく、対艦戦闘能力は低い。
当時ロシア軍が投入した航空機に対しても、対空火器がないことをはじめ、他の艦艇以上に不利な条件を強いられた。
特に弱点であるプロペラや方向舵が丸見え、煙突に侵入物対策がないなどもあった。
とはいえ、ロイヤル・サブリンだけでなく、当時アルビオンのほぼすべての艦艇が同様の弱点を抱えていたので、この艦だけが悪いというわけではない。
ロイヤル・サブリンが撃沈されて以降は、艦種を問わず航空艦艇は陸軍から供与された機関銃などで即興で対応することを強いられた。
930 名前:弥次郎[sage] 投稿日:2024/05/28(火) 21:13:05 ID:softbank126036058190.bbtec.net [91/109]
世界初の撃沈艦:
前述のように、ロイヤル・サブリンはアルビオン王国王立空軍の航空艦艇として、初めて撃沈された艦艇となった。
航行中の事故やトラブルなどによる撃沈及び航行不能状態になった艦艇はそれなりにあったものの、戦闘による撃沈はこれが初となった。
後にアルビオン王国王立空軍が検証した結果、直接的な撃沈の原因は、煙突から放り込まれた爆弾が機関部へ侵入、炸裂したことによるものと判明した。
ケイバーライト機関を動作させるための熱量を生み出す蒸気レシプロ機関及びスコッチボイラーは、まさに航空艦の要だった。
ここに爆弾による炸裂が発生し、発生した熱量がケイバーライトを規定値を超えて加熱させた。
そしてそのケイバーライトから生じた力場および内燃機関や可燃物や弾薬と合わさって爆発したことが致命打になった。
これにより、ロイヤル・サブリンの船体は一瞬で高高度に浮かぶ爆弾と化し、炸裂し、撃沈された。
撃沈というより爆沈に近く、それは一瞬の事だったと推測されている。実際、船体を構成していたパーツは悉くが大地に突き刺さっていた。
これには人間も含まれており、地下数メートルのところまで水兵の死体がめり込んでいるのも発見されている。
王権の名を冠する艦艇が、征服したはずの空において散った。
それは、この後に訪れるアルビオン王国の苦難の鏑矢であったとされるのが通説となっている。
武装:
クリミア戦争時においてはアルビオンにおける標準的な艦載砲の一つ。
史実アームストロング砲のような後装式のライフル砲にトラブルがつきものだったことから、こちらが採用される傾向にあった。
開発にあたってはフランスからアルビオンに帰化した技術者が関わっている。
ケイバーライト機関を動作させるための蒸気機関から蒸気圧を得て、これにより砲弾を打ち出す迫撃砲の一種。
蒸気機関によって得られた蒸気を活かすということで、装薬などを節約できる強みが評価されて採用された。
連射性能としても悪くはなく、他の砲よりも塹壕などを真上から吹き飛ばしやすいという点も強みだった。
まあ、蒸気圧を逃がさないようにメンテをしっかりしないと悲惨なことになるので注意は必要だった。
史実において対潜爆雷を投下するためのそれが前倒しで誕生したもの。
一定間隔で装填されている爆弾を落とす機能があり、投下された爆弾はそのまま落ちるか、パラシュートで減速しつつ落下して炸裂する。
大がかりな格納庫(あるいは爆弾槽)ではなく、比較的安価且つ設置場所を選ばないために、戦列砲艦以外での採用が多い。
931 自分:弥次郎[sage] 投稿日:2024/05/28(火) 21:13:46 ID:softbank126036058190.bbtec.net [92/109]
以上、wiki転載はご自由に。
捏造マシマシ!
待たせたな…!
いや、ほんと、素人のアレなので笑ってご査収ください…
最終更新:2024年08月23日 22:45