328 名前:トゥ!ヘァ![sage] 投稿日:2024/06/30(日) 17:21:35 ID:FL1-133-202-72-123.kng.mesh.ad.jp [87/218]
EDF:ニュージェネレーション(NG)
注意:これはEDF:NJ 地球防衛軍 ニュージェネレーションあるいはGジェネレーション:EDFの続きです。
ニュージェネレーションって翌々考えると、綴りがNGだったのを完全に見落としていたぜ!(勘違いすまん)
時代は新西暦0079。
コロニー独立戦争やら二年(目突入)戦争やら言われていた人類同士の愚かな争いが行われていた世界。
しかし、突如襲来した侵略的異星人(通称エイリアン)の出現により情勢は一変した。
瞬く間に月面、衛星軌道は奪われ、サイド3は崩壊した。
L5宙域のプラントは閉じこめられ、地球連合の敗残兵は散り散りとなりながらもL3のサイド7へ集合する羽目となった。
衛星軌道を制圧した11隻の超大型円盤ことマザーシップは、宇宙に張り付いた三隻を残し残りの8隻がそのまま地球への降下を開始した。
そしてエイリアンは、これからが本番と言わんばかりに大量の兵力を投入してきたのだ。
多種多様の飛行ドローン、数種の虫型侵略生物、ダロガ、ヘクトルなどの無人陸上兵器。
そして歩兵ともいえるカエルの姿をした巨人ことコロニストやグレイ型宇宙人そっくりの巨人であるコスモノーツ。
無論各国もそれぞれ独自に迎撃を行ったが、元々人類同士の戦争により疲弊したところに大物量の強襲。
しかも衛星軌道が敵に奪われているおまけ付きでは効果的な反撃も難しかった。
特にこの時問題となったのがプラントが投下したNJ(ニュートロンジャマー)である。
原作と違い、このNJはミノフスキー粒子発生装置にもなっていたのだが、これがいけなかった。
エイリアンにはNJやミノ粉の電波妨害が左程通じず、しかし人類側には変わらず影響し続けたため、各地の連携の分断を進める羽目になったのである。
特にこのことに苦労したのが北米や欧州に展開していたジオン、ザフトの部隊だったというのだから皮肉であろう。
人類同士が戯れていた争い以上に全世界が戦場となった。
鉄壁を誇った新大陸連邦の南米ジャブロー要塞は多数降り注いだテレポーションアンカーとアリ型侵略生物による地中侵攻により戦場と化した。
ユーラシア連合はジャブローと同様の手口でウラル山脈要塞が陥落。
同基地に籠っていたユーラシア連合首相の死亡が確認された。
世界各地に散っていたジオン、ザフトの地上戦力は散らばりすぎていた故に各地で孤立。
個々で奮戦するしかない情勢へ追い込まれた。
人類は正に崖っぷちであった。
しかし、やられっぱなしでもない!
我らが太平洋条約機構(PATO パトー)の太平洋防衛軍(パシフィック・ディフェンス・フォース PDF)は違う!
常日頃侵略者の侵攻を想定していた我々は悪辣な宇宙人共を撃退せしめた!
大阪の迎撃戦では見事敵の降下部隊を撃破!
太平洋での戦いでは我が方が誇る大艦隊により敵マザーシップを撤退さしめ、オーストラリアでも敵を包囲することに成功。
東南アジアでも順調に敵を掃討中とのことだ。
しかし、戦火は文字通り世界中に広まっている。
幾ら準備していたPDFと言えど人手が足りない…
そこで画面の前の君!君もPDFに入隊しないか!
今なら入隊に特別ボーナスが配給されるぞ!更には入隊者の親族には配給物資の優先権が与えられる!
PDFはいつでも新たな勇士の存在を求めている!さぁ!今すぐ君も入隊し、共に地球を守ろう!!
329 名前:トゥ!ヘァ![sage] 投稿日:2024/06/30(日) 17:22:47 ID:FL1-133-202-72-123.kng.mesh.ad.jp [88/218]
夢幻会会合
「欺瞞!」
「物は言い方!」
「金で兵士を募ろうとか流石PDF汚い!」
「でも実際人手が足りていないのは真実ですからね…」
会合に重い空気が募る。
ここは日本にあるとある地下施設。
いざという時のために日頃整備され続けた避難所の一つであり、夢幻会専用のシェルターでもあった。
「大阪での迎撃は成功したさ。でも他の大都市でもそうだ。だが地方全てを守れたわけじゃない。
日本本土にも多数のアンカーや侵略生物が跋扈している」
「太平洋に降りてきたマザーシップの一隻を撤退に追い込めたのも事実。しかし太平洋艦隊はそれで半壊した」
「オーストラリアに関しては単純に迎撃に失敗したから広範囲に渡って地上から封じ込めるしかできなくなったってのが真実」
「東南アジア戦線も順調に敵を掃討中? 掃討はできているさ。それ以上に敵の増える…集まる速度が速いがな…」
「事前に準備してきた…準備したつもりなのに…これか…」
「他の国々はどうなりました?」
「サイド3は崩壊。本国守備隊の奮闘もあり、多数の国民は脱出に成功。
プラントのあるL5宙域まで逃げ込めたらしいですが、本国守備隊と親衛隊はほぼ全滅。
それを率いたギレン・ザビも戦死が確認されています」
「プラントに関しては逃げてきたジオンの戦力と同じくジオンの要塞であるソロモン、そしてボアズ、ヤキンドゥーエを用いてL5宙域の死守に成功はしているが、逆に同宙域が外に出れなくなっている」
「さらに周辺地域のコロニーや衛星基地の残骸を集めて即席の要塞も多数建造しているらしいですが…いつまでもつか」
「月などにいた連合艦隊は敗退。散り散りになりながらL3のサイド7を目指しているとの話です」
「幸いL3にはアルテミスとルナツーもあるから戦力には困らない。
うち(PATO)のコロニー群もサイド7の反対側にあるしな。宇宙戦力も同様だ」
「しかし衛星軌道は完全にエイリアンに抑えられました。今となっては通信を繋げるのすら一苦労しています」
「地上戦線も酷い。欧州、北米戦線は壊滅状態とのことで」
「英国は孤立状態。欧州に散らばっていたジオン、ザフトの部隊は挙ってアフリカに撤退。
現地アフリカではコロニー軍、地球軍、現地民兵が奇跡の大団結して抵抗を続けているそうだが、押され気味だそうだ」
「北米は司令官やっていたガルマがジャブローから脱出してきた新大陸連邦大統領を保護。
以降は歴史的な停戦に合意し、コロニー、地球両軍が団結してエイリアンへの抵抗を続けていますが、カリフォルニアベースが陥落。
その際に民間人は我々の領土へ逃がしましたが、ガルマ及び連邦大統領は行方不明とのこと…」
「以降の北米に展開していたジオン、ザフト、地球軍の戦力はアラスカの地球連合統合司令部に撤退中とのことです」
「ジャブローは完全に混戦状態ですね。電波状況を見るにまだ完全には陥落していないようですが、日に日に通信数が減ってきています」
330 名前:トゥ!ヘァ![sage] 投稿日:2024/06/30(日) 17:23:58 ID:FL1-133-202-72-123.kng.mesh.ad.jp [89/218]
「朗報もあるっちゃある。
アジア方面に展開しているユーラシア軍は我々との全面共闘に同意した。
東南アジア、インド洋戦線では早速現地ユーラシア軍とPDFによる反抗作戦が進行中だ」
「東アジア、極東方面においても共同作戦が進行中です。敵のアンカーや侵略生物の駆逐しながら欧州方面から撤退してきているユーラシア軍の援護を進めています」
「北米やアジアから来た難民からの兵士の募集も始めた。幸い食いつきはかなり良い。既に相当数が集まっている。
…実質彼らの今後の生活を人質に取った脅しだな。これは」
「各地にこれでもかと対空施設と地下基地を設立したので、アジア・太平洋における制空権は辛うじて維持できています」
「事前に建造していたストーンヘンジやシャンデリアが役に立ちました。
あれらのおかげで降りてきたマザーシップの半数に打撃を与えられ、そのせいか損傷した四隻の動きは鈍いままです」
「逆にほぼ無傷で降りてきた四隻によって欧米は蹂躙されていますが…」
「宇宙の方でも残った三隻のうち、一隻が衛星軌道に、もう一隻は月面に鎮座し動きを見せていません。
最後の三隻目もジオン本国部隊による文字通りの決死の攻撃で損傷したのか、L2宙域から動きません。
このため宇宙戦線は辛うじて保っていると言えます」
「L3宙域での戦力の再編も進行中です。幸いルナツーやアルテミスの戦力もあったので地球連合艦隊の再編は順調。
同じL3に展開している我が方の宇宙軍も衛星軌道から徹底してきた部隊以外はほぼ無傷のままなのも大きいです」
「戦力数は十分。今必要なのは準備を整えるための時間です。これをどうにか稼げれば…」
明るい話題を話したからか会議の雰囲気は多少は良いものへと改善された。
ただで滅ぼされてたまるものかと夢幻会の面子が気炎を吐き始めたところに、その急報は舞い降りた。
「速報です!ハワイにマザーシップの一隻が侵攻してきました!」
「なんだと!それで被害は!」
「そ、それがハワイ基地と駐留部隊は半壊状態ですが…マザーシップ落したそうです」
「なんだ。遂にストーム1が出てきたんか!?」
「それが…撃沈の功労者ストーム、レジェンド、クローサー、ライトニングの四名とのことです」
「「「はぁ!?」」」
人類初のマザーシップ撃沈。そして遂に登場した人類の切り札たち。
しかし、戦いはこれからが本番である。
これから地獄の一丁目なのだ…
331 名前:トゥ!ヘァ![sage] 投稿日:2024/06/30(日) 17:25:03 ID:FL1-133-202-72-123.kng.mesh.ad.jp [90/218]
〇いつか、どこかで見る戦場
「マ、マザーシップが来たぁ!」
「ここも…ハワイも終わりだ…」
「あきらめるな!ここには市民と北米から避難してきた人々がいるんだぞ!!」
突如ハワイに強襲してきたマザーシップに恐怖する現地兵士たち。
PDFが誇る巨大迎撃砲群や最大戦力であった太平洋艦隊ですら退けたそれはPDF兵士の心に浅くない恐怖を植え付けていた。
「生まれたばかりの孫や子供たちのために」
「必死に明日を生きる人たちのために」
「市民を守り散っていった戦友たちのために」
「やるだけやってみる。できないとは言わないさ」
突如襲来したマザーシップ相手に人々が恐慌状態に陥る中で冷静に歩みを進めた四人の言葉。
その後この四人の活躍によりハワイに襲来したマザーシップは落とされることとなる。
「おい。ハワイでマザーシップが落されたらしいぞ」
「マジかよ。久々の朗報だな」
「あいつらは無敵じゃない!」
「俺たちも続かなくちゃな」
「そうさ。地球を連中の好きにさせてたまるか!」
ハワイにおけるマザーシップ撃沈の報は世界を駆け巡り、一時底冷えだった人類の指揮を盛り返した。
これと同時に人類の団結が加速。方々で反抗作戦が開始されることとなる。
「なに!ガルマが生きていたと!!」
「そうだ。どうやら北米で取り残されていた市民を助けながらゲリラ活動をしているらしい」
「あのガルマがか…」
「それだけじゃないぞ親父!しかもガルマには相棒がいて、それが新大陸連邦の大統領だそうだ!
何でも二人そろってパワードスーツを着込んで暴れているそうだ」
「あの男か…ウィルソンの忘れ形見…ふふふ。因果なこともあるものだな。
ならば我々も防ぎこんではいられん。プラントに今すぐ連絡してくれ」
「じゃあやるんだな親父!」
「そうだ。我々の故郷を…ギレンとキシリアを奪った憎きエイリアンに一発かましてやろうではないか」
プラントへの避難に成功したデギンとドズルの会話。
ガルマが生きて抵抗活動を続けていることを知った二人はやる気を取り戻し、月で死亡したキシリア、民衆が逃げるための時間を稼ぐために玉砕したギレンの仇を取るための半く作戦の準備を始めた。
332 名前:トゥ!ヘァ![sage] 投稿日:2024/06/30(日) 17:26:10 ID:FL1-133-202-72-123.kng.mesh.ad.jp [91/218]
「なに?ジオンが反抗作戦を提案してきただと?」
「ああ。何でもL3の地球連合やPATOの艦隊と共同して衛星軌道に居座っているマザーシップに目の物見せてやらないかという話だ」
「あのデギン公王直々に動くとはな…
我々はどうするシーゲル?」
「我が方の目的はL5宙域の死守。そして反撃の要となるジェネシスの完成が優先だ。
しかし、好き勝手しているエイリアン共に一発痛いのくれてやるのも悪くない」
「ふふふ。何だか独立運動初期の頃のお前を思い出すような悪い顔だぞシーゲル。
わかった。私の名前でザフトからも部隊を出そう。
最近防衛ばかりで鬱憤の溜まっているイキのいい奴らが沢山いるからな」
プラント評議会議長シーゲル・クラインと国防委員長パトリック・ザラの会話。
あくまでプラントは本国宙域の死守とジェネシスの建造を優先する姿勢を崩さなかったが、ラウ・ル・クルーゼを始めとするエース部隊の派遣を確約。
ジオン、地球、PATO、プラント共同の衛星軌道奪還作戦を開始するのであった。
「みじめなものだな…故郷を守れず、部下を守れず、そして今は仇と思っていた友人の生存を噛みしめている…」
「でも大佐はそのことを悪いとは思っていないんでしょ?」
「…ああ。ガルマの生存。それに今までにないほどの喜びを感じた…私も若いと言うことか」
「ふふ。何を言っているのかしら。少佐はまだ未成年だもの。若いはずだわ」
「そうか…そうだな…っふ」
プラントのあるL5宙域にまで撤退してきたシャア・アズナブルと同じく避難してきたララァ・スンの会話。
二人はオリジン時空のように戦前に出会い、そして宇宙に上がってきていた。
衛星軌道への殴り込み作戦ではシャアは戦法を志願し、見事一番槍を遂げることとなる。
「カルフォルニアベース陥落後の北米にまだこれほどの民間人が残っているとは…」
「自分たちの土地を守ろうと判断した人々。家や動けない数を見捨てられずに残った人々。他にも色々さ」
「しかし我々は彼らを守らねばなりません。それがせめてこの地に攻め込んできたはずの私を助けてくださったあなたたちの恩返しです」
「ガルマ殿。いやガルマ君。そう固くなることはない。今の我々は共通の敵と戦った戦友だ。戦友同士ならもっとフランクにいこう」
「いえ…その…ですがあなたは新大陸連邦大統領閣下なのですよ?」
「ハハハハ!これでもメタルオブオナーも持っている元軍人…いや今となっては現役復帰だからな!気にすることはない!!」
「大変です!カエル野郎どもがここをかぎつけたようで凄い数向かっています!」
「なんだと!行くぞガルマ君!!PDFが送り付けてきた専用CF(コンバットフレーム)の初運転と行こうじゃないか!」
「そうですね。何はともあれ市民たちを守らなければなりません!」
カルフォルニアベース撤退戦後も北米に残り、撤退し損ねた市民たちを救い、抵抗活動を続けているマイケル・ウィルソンJu大統領とガルマ・ザビ北米方面軍大佐。
彼らの生存が確認された際にPDFのハワイ基地から二人専用のCFが大量の物資ごと送り込まれており、それらを駆って取り残された市民たちを守るためエイリアンの脅威に立ち向かっていた。
333 名前:トゥ!ヘァ![sage] 投稿日:2024/06/30(日) 17:27:22 ID:FL1-133-202-72-123.kng.mesh.ad.jp [92/218]
「こいつらがエイリアン!」
「武器は…これだけか!!」
L3宙域に侵攻してきたエイリアン部隊を迎撃するガンダムとストライク。
それぞれアムロ・レイとキラ・ヤマトが緊急的に乗っており、コロニー内にまで侵入したエイリアンのコスモノーツ兵を撃破している。
以降この二人はストームチームに互する人類のトップエースとして活躍していくこととなる。
「独立遊撃隊構想?」
「そうだ。各地のエースを集めた精鋭部隊を幾つか設立し、火消しや攻勢作戦の際の先槍として運用する計画だ。
今のところはマザーシップを落としたあの四人。衛星軌道会戦で大立ち回りしたクルーゼ隊とアズナブル隊、そしてL3宙域防衛戦で大活躍したホワイトベースとアークエンジェルなどを核にしようと思う」
「この世界における主人公部隊の結成ということですか。まるでスパロボみたいですね」
「MSがある世界にEDFの侵略者がやってきているんだ。正にスパロボだよ」
「そうなると我々は主人公たちを支援する後援者や理解ある上司ということですかね?」
「まあ精々ラスボスとはならないように善き行いを心がけるとしますかね」
独立遊撃部隊構想について話し合う夢幻会のいつもの面子。
こうして四人の英雄と各地の精鋭部隊を集めたストームチーム、アークエンジェルとホワイトベースを核にしたロンドベル隊、シャアとクルーゼを組ませたマスカレード隊の三つが創設された。
以降これら三部隊は各地をそれぞれが転戦。大規模作戦の際には集まり、人類の先槍または切り札を務めるなどをし、終戦まで戦い抜くこととなる。
334 名前:トゥ!ヘァ![sage] 投稿日:2024/06/30(日) 17:28:14 ID:FL1-133-202-72-123.kng.mesh.ad.jp [93/218]
〇用語トピック
ハワイで活躍した四人の英雄を集めて結成された独立遊撃部隊の一つ。
ストーム1からストーム4までの部隊が存在しており、それぞれをハワイで活躍した四人が率いている。
ストーム1:旧コードネームストーム11。EDF3~6相当。人類決戦兵器第一号。
ストーム2:旧コードネームレジェンド1。EDF1~2相当。伝説の老兵。
ストーム3:旧コードネームライトニングα。EDF:IA相当。自称チーム1の常識人。
ストーム4:旧コードネームクローサー4。EDF:IR相当。女性。実はストーム1の彼女
それぞれには専用の部隊も部下としてついており、ストーム2には歴戦歩兵の通称軍曹隊。
ストーム3にはグリムリーパー。なお高機動パッケージのフェンサー相手に歩兵装備で彼らを上回る動きをしているため部下たちからは変態と言われている
ストーム4にはスプリンガン隊。格付けは一日足らずで終了。以降ストーム4ことクローサーに絶対服従を誓う。
そしてメインのストーム1には各国から集められた決戦兵士…
という名の薬物投与強化人間(CE並感。ユーラシア連合製)、遺伝子改良兵士(プラント&ジオンの共同制作)、サイボーグ兵(新大陸連邦製)の部隊が配備されている。
こちらも1日足らずで格付け終了。以降は生身なのに彼らを凌駕する動きをするストーム1に連れ回され毎日四苦八苦している。
MS母艦及びMS部隊を集めた独立遊撃部隊。
L3宙域防衛戦で活躍したアークエンジェル(ユーラシア連合所属)とホワイトベース(新大陸連邦所属)を中核に各国のエースMSパイロットを集めた部隊。
特にガンダムとストライクのパイロットであるアムロ・レイ&キラ・ヤマト(両人とも民間徴兵組)の活躍が有名。
他ムウ・ラ・フラガやエドワード・ハレルソン、ジェーン・ヒューストンなどの既存エースに加え、カイ・シデン、ハヤト・コバヤシ、リュウ・ホセイ、スレッガー・ロウ、セイラ・マスなどの多数の新エースを輩出することになる。
活動途中でアークエンジェル級二番艦ドミニオンとドミニオン隊(後期G三機を受領した某三人組)とペガサス級4番艦サラブレットとそこに属するサラブレッド隊(ガンダム4号&5号)及び増強目的で送り込まれたモルモット隊とホワイト・ディンゴ隊が加わり、戦力が強化された。
前述で真っ先に紹介したアムロとキラは今次大戦におけるトップエースの双璧として名をはせることとなる。
ジオンのエース赤い彗星ことシャア・アズナブルとザフトのトップエースことラウ・ル・クルーゼの部隊を統合して設立した独立遊撃部隊。
二人とも仮面をかぶっているためマスカレード隊と命名された。
この二名以外にもジオンからは後のNT(ニュータイプ)部隊の人員となるララァ・スン、シャリア・ブル、クスコ・アル、マリオン・ウェルチなどの面子が参加し、ザフトからはこの時期では評議員の息子として有名なアスラン・ザラ、イザーク・ジュール、ディアッカ・エルスマン、ニコル・アマルフィなどが参加している。
ストーム隊がPDFのエース、ロンドベル隊が地球連合のエースとすれば、こちらはコロニー勢のエースとされた部隊。
ストーム隊やロンドベル隊の活躍に隠れがちであるが、それは母艦の関係上宇宙を中心に活躍していたためであり、部隊総戦果は前述二つの部隊に勝るとも劣らないものである。
335 名前:トゥ!ヘァ![sage] 投稿日:2024/06/30(日) 17:29:03 ID:FL1-133-202-72-123.kng.mesh.ad.jp [94/218]
ストーム隊の四人がハワイでマザーシップを撃破した出来事。
武装の凡そを地上からの攻撃で破壊し、最後には戦闘機に乗ってマザーシップ内に突入。
ジェノサイド砲のエネルギーを逆流させて、内部から破壊した。
勿論四人は無事。
以降人類反撃の狼煙とされ、各地で反撃が開始されることとなる。
しかし、この出来事はこれから2年続く戦乱のほんの序章でしかなかった。
北米中から太平洋に向けて逃げようとした市民たちのための道を開けるために行われた戦い。
地球連合、ジオン・ザフト問わずに現地の部隊が協力し、市民や負傷者がハワイへ逃げるための道を切り開いた。
この戦いで現地で指揮を執っていたガルマ・ザビ及びマイケル・ウィルソンJuが行方不明となったが、その後に北米に残り、市民の保護と抵抗活動を続けていることが確認された。
突如L3宙域にエイリアンの艦艇が多数侵攻してきた戦い。
エイリアン側の優れたステルス技術により奇襲に成功したエイリアン部隊と初動防衛に失敗した人類側という構図で始まり、勃発当初幾つものコロニーへ多数のエイリアン部隊(コスモノーツ中心)の侵入を許してしまった。
そんな中でコロニーの防衛及び周辺宙域防衛で活躍したのが新大陸連邦のガンダムとユーラシア連合のストライクの二機であった。
驚くことにこの二機には民間人が乗っており、以降は優れたその腕前と緊急事態ということも相まって徴兵され、数多の戦場に送り出されることとなる。
この他地球連合の最新鋭観であるアークエンジェル、ホワイトベースなども優れた活躍をしており、この戦いで頭角を現した部隊たちは後の衛星軌道会戦にも参加することとなる。
調子づいたエイリアン共の横っ面をぶん殴ってやろう!とジオンのデギン公王が発案した作戦。
当時衛星軌道を制圧されて地上との連絡に四苦八苦していた地球連合、PDF宇宙軍及び度重なる連戦及びサイド3の崩壊、月面の陥落により士気が低下していたコロニー同盟がここで確実に戦果を挙げたいと手を組んだ戦いでもある。
このため今次大戦における初のコロニー、地球、PDFの三軍合同大規模作戦となった。
結果だけ言えば大戦果であり、衛星軌道に陣取るマザーシップの撃破に成功。
しかしマザーシップ以外のエイリアン艦隊戦力の多くを取り逃してしまい、更に三軍の戦力も相応に削れたため以降の地球衛星軌道は長らく人類、エイリアンが入り乱れる混戦会場となる。
このため士気を挙げると言う意味では成功し、衛星軌道を解放すると言う意味では失敗したと言われる。
この戦いで頭角を現したのがホワイトベースとアークエンジェルの部隊であり、更にジオンのシャアとザフトのクルーゼが大きな戦果を挙げている。
336 名前:トゥ!ヘァ![sage] 投稿日:2024/06/30(日) 17:29:56 ID:FL1-133-202-72-123.kng.mesh.ad.jp [95/218]
投下終了
前回ジェネレーションの頭文字がGということをすっかり忘れていたのじゃ…
今回は本格的に異星人と戦いだしたお話。
最終更新:2024年09月08日 17:36