711 名前：ナイ神父Mk-2[sage] 投稿日：2024/07/05(金) 23:59:04 ID:p534043-ipngn801akita.akita.ocn.ne.jp [96/137]
憂鬱スパロボ 台詞集その119
融合惑星 復活までの軌跡あるいは転移後における最初の惨劇
「ナナリーが行方不明！？」
「さっきのニュースが事実ならな」
「早く助けに行かないと！」
「いや、しかし、向こうで活動にするにしても俺は・・・」
346プロ内でニュースを見ていたルルーシュ及びカレンの会話の一部。融合惑星にギアス世界が転移して
暫くした後、連合のニュースに入ってきた速報は中東を訪問していたナナリーがゼロ、随伴していた
シュナイゼルが襲撃を受けて行方不明となったという速報で有った。
「迷ってるのは良いけど妹の救出に行くなら早くした方が良いかもね？」
「何か情報が有るのか？」
「『企業』が現地で大量のゼントラーディ軍兵器を買い入れたって話があるんだヨ、話を総合すると騒動を
起こした国、ギアスに関係あるんでしょ？上の方は相当キレてるらしいよ・・・」
「待て、つまりそれは・・・」
「此処だけの話、その艦にはMIDASを搬入したと言う情報もある。動くんなら早めが良いかもネ」
DG同盟内でのルルーシュとメンバーとの会話の一部。ルルーシュがニュースを見ていた同時刻連合では
既にギアス関連の研究を行っているという裏付けの取れたジルクスタンに対して緊急の対策部隊準備と
その偽装が進められており、その為のカバーストーリーも準備が行われていた。こうした一連の行動は
社会の裏で動く同同盟の耳にも入っておりルルーシュは緊急での対策を迫られる事になる。
「君の考えは解る・・・」
「それなら・・・」
「だが、事は急を要している。Ｇ弾の時もそうだが理解が出来ない領域を軽々しく踏み越えられるのは
困るのだよ・・・普遍的無意識を刺激して起きる人間界の悲惨に比べれば残念だがジルクスタンの
全国民すら僅かな犠牲に過ぎない。」
「そこを何とか・・・」
「・・・MIDAS起動は二日後の夜だ。その前の爆破区域掃討に間に合えばチャンスはあるだろう。」
「！感謝します。」
夢幻会とルルーシュとの会話の一部。連合では早急な対策準備に追われていたが、ルルーシュは夢幻会との
コンタクトを取る事で作戦の延期を要請していた。しかし、連合としても徒に危険な研究段階に入った
ジルクスタンを見逃すという選択は取れず、引き出せたのは僅かばかりの時間的猶予であった。
712 名前：ナイ神父Mk-2[sage] 投稿日：2024/07/05(金) 23:59:39 ID:p534043-ipngn801akita.akita.ocn.ne.jp [97/137]
「しかし、ジルクスタン、本当に殲滅は必要なのですか？」
「・・・情報は集めているが彼等は表層の調査しか出来ていない。浅瀬で遊んでいるだけなら見逃す
つもりだったが・・・」
「・・・」
「残念ながら、彼等はそうとは知らず我々側の普遍的無意識の領域に踏み込もうとしている。地獄の門を
開けて地獄を見る位で有れば、見る前に潰してやった方が慈悲だろうよ。」
連合高官内に於ける会話の一部。連合に於いて普遍的無意識に干渉する技術や技法は強い警戒を持って
研究が必要な分野であったが、ジルクスタンで進んでいた計画は、その領域に影響を与え得るという事が
強く予想されていた。その為、連合では計画を危険視してジルクスタンその物を国土から滅ぼす計画が
建てられていた。その計画の為、ゼントラーディ系の強襲揚陸艦と爆撃装備のVF-1やデストロイド
モンスター中隊、ゼントラーディ系パワードスーツ等が『企業』のAIをインストールした機動兵器として
動員されている。
「本当に生きてたとはな・・・」
「偶然が重なった結果です。・・・本来であればこの世界に顔を出すつもりも有りませんでした。」
「御託は良い、お前には再び・・・」
「連合は・・・ナナリーも今のゼロも殺すつもりです。」
「なに？」
「正確に言えば、だれが人質で居ようと、ジルクスタンを住民ごと滅ぼそうとしています。」
「ばかな、この小さな国が連合の何の障害になると言うんだ・・・しかも、ナナリーを巻き込んでまで？
そんな事をすれば・・・」
「・・・超合衆国との開戦すら、今ジルクスタンで動いて居る事に比べれば些事、そう言う判断が下され
ました。かの国はフレイヤの類似兵器すら首都で使用することが決定しています。」
「・・・」
「猶予は有りません。ご決断を・・・」
ルルーシュとコーネリアの会話の一部。国境沿いの地域に於いて黒の騎士団として警戒を行っていた
コーネリアは連合の行う攻撃の被害を出来る限り減らすべく、コーネリアへと助力を要請した。
当初は現れたルルーシュに対して警戒をしていた物の連合が本気で大規模な無差別攻撃を警告なく
行う事が事実と分かると協力せざるを得ず。戦力を整えた騎士団は行動を開始した。
「こ、これは・・・黒の騎士団ではない！？」
「ジルクスタン全土に未知の勢力による攻撃！宗教施設、軍事も見境の無い無差別攻撃です！」
「何処からこのような・・・！」
「敵艦から通信文です！〈貴国で開発中のフレイヤを引き渡せ、渡せば第二次攻撃は取りやめる〉と・・・」
「そんな馬鹿な、我々がフレイヤ開発など！」
ジルクスタン首脳部内に於ける会話の一部。無法者たちに偽装した連合の無人機部隊は一斉に
地上の軍事施設や宗教関連施設に対する爆撃や砲撃を第一次攻撃として開始した。コレに対して
ジルクスタン側も応戦を開始するも完全に先手を取られた事や転移の影響でギアスが機能不全に
成っている関係から強みである予言も効果が無く危機的な状況に追い込まれている。
713 名前：ナイ神父Mk-2[sage] 投稿日：2024/07/06(土) 00:00:19 ID:p534043-ipngn801akita.akita.ocn.ne.jp [98/137]
〈ルルーシュ！〉
「くっ、一歩遅かったか・・・」
〈彼方此方VFやゼントラーディ軍だらけ、どうすんの！？）
〈水路も吹き飛んでる。居住地以外完全に無差別〉
「各部隊は各個に応戦、目標の救助にそれぞれのルートから向かってくれ！」
ルルーシュと黒の騎士団の通信の一部。人質救出の為、各ルートから侵攻を開始した黒の騎士団であったが
この頃には既に連合軍による対地爆撃が開始されており、上空はVFに寄って封鎖され地上も多数の
戦闘ポットやヌージャデル・ガー等を始めとしたパワードスーツ部隊とジルクスタン軍との交戦が開始
されていた。
〈いいじゃん！盛り上がってきたねぇ！〉
〈主任、Ｄ地区を攻撃した機体より通信が入りました。目標の黒の騎士団です。〉
〈それじゃ、少し遊びますか！〉
「うそ、敵機！？」
「この機体、指揮官か！」
〈見せて見な、お前たちのその力を〉
指揮官機にデータを移した主任とキャロルドーリーとの通信の一部。無法者のバンディットである態で
攻撃を仕掛けいた企業は当然ながら見つけた部隊には無差別に攻撃を仕掛けるという事が決定していた。
その為、黒の騎士団も当然攻撃対象に入っており、探知に引っ掛かったカレンや道中監獄から助け出され
たスザクも主任によって攻撃が仕掛けられた。彼女等に主任が出張った理由としては単純な偽装の他にも
彼等の候補者としての素質を見極める為でもあり、攻撃は機体の
714 名前：ナイ神父Mk-2[sage] 投稿日：2024/07/06(土) 00:01:49 ID:p534043-ipngn801akita.akita.ocn.ne.jp [99/137]
以上です。WIKIへの転載は自由です。取り敢えずは話しとしては作ったり
して居た物の文章にはしていたなかった復活時系列での連合での
行動をば・・・
最終更新：2024年09月08日 17:46
