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憂鬱SRW アポカリプス 設定集【ギアーデ連邦 パワードスーツ「ベルセルクル」】


パワードスーツ「ベルセルクル」
設計・開発:ギアーデ連邦 ヴィフォサリク陸軍工廠
監修:地球連合
運用:ギアーデ連邦軍および供与勢力
区分:パワードスーツ
全高:2.7m(装着者による)
装甲材:強化Eカーボン
動力:バッテリー
補助動力:エーテルリアクター(F世界運用型のみ)
固定武装:
腰部ワイヤーアンカー×2
13ミリ腕部内蔵型拳銃×2

携行武装:
30ミリ重機関銃
12.7ミリ重機関銃
180ミリバズーカ砲
レーザーライフル
6連装/9連装100ミリロケットランチャー
高周波ブレード
近接トマホーク
重ショットガン
ハンドグレネード
肩部シールド
アップリケ装甲システム
スコップ
シールド
その他

概要:
 ギアーデ連邦ヴィフォサリク陸軍工廠が地球連合からの技術供与を受けて開発したパワードスーツ。
 新技術を投入し、レギオン以外の外敵と戦うことを念頭に置いた次世代型の一つである。

前史:
 同陸軍工廠においては、ウルフヘジンに新たな技術を取り入れた改良型を送り出していた。
そこには新素材のほか、高度なパワーアシストおよび制御機構、さらには堅牢な駆動系などが持ち込まれていた。
元々がウルフヘジンを踏襲していたということもあり、前線への投入は比較的早期に始められた。
 他方で、根幹部分がウルフヘジンからさほど変化していないことから、性能は将来的に頭打ちになることが予想されていた。
ギアーデ連邦からすれば新技術の導入や歩止まりの解消など極めて進歩を遂げていたものであったが、やはりというか地球連合のそれから見れば劣っていた。
将来的にそこまで発展するにあたっては、より技術を吸収したモデルを開発し、知見を積み重ねる必要が発生したのである。
 斯くして、ギアーデ連邦は次世代型PSの開発を同陸軍工廠へと指示。地球連合に属する企業との合同開発が開始された。

114:弥次郎:2024/07/20(土) 23:48:59 HOST:softbank126036058190.bbtec.net

設計・性能:
 ウルフヘジンと比較し、ベルセルクルの特徴は肥大化した四肢にある。
 特に脚部に関しては、高い跳躍力や機動力、積載量を確保するために大型化した。
大腿部に大型ユニットが増設され、先端部にかけても高機動に適したアシスト機能を有する装甲で覆われた。
この大型ユニットは、バッテリーパックと予備弾倉を搭載可能な他、いくつかの武装を懸架する武装ラッチを兼ねている。
増大している電力消費や弾薬消費を補うことで、戦闘継続能力を落とすことがないようにとり図られている。
 腕部に関しても、これまで以上の大型火器を運用することを前提に、アシスト機能を盛り込んでいるのが特徴となる。
固定武装として内蔵型拳銃を採用したほか、タクティカルナイフなどのツールも盛り込まれている。
それらの機能を盛り込んだ代償として、一般的な装着者を超える腕の長さを獲得することになった。
これに対しては、装着者の神経電位を検知し、トレースするシステムが搭載されることで補われている。

運用:
 運用としてはウルフヘジンの上位互換としての運用が行われている。
 他方で、より上位のパワーアシスト機能による車両を超える走力や10メートル単位の跳躍能力を活かす、機動歩兵としても運用される。
ヘリボーンや航空機からの空挺投下なども考慮に入れているほか、悪路や市街地などの車両などでは動きが制限されるエリアを踏破しての展開を可能とした。
これは連合におけるPS運用に影響された面が大きく、歩兵戦力だけでも従来のレギオン程度の敵を倒せることを見据えてのものと言える。

 実戦投入は開発や慣熟などを待つ必要があったため、ウルフヘジン改の後になった。
 しかし、遅れてきた分だけあって、前線からのフィードバックを受けて戦闘能力はもちろん、搭乗者保護機能なども充実している。
衝撃吸収や防弾・防刃、装着者の恒温機能、AEDおよび心臓マッサージ機能、外部からの強制パージ機能など、かなりの機能が盛り込まれた。

コスト面:
 こういった新技術や新機能を盛り込み、既存の部分にも歩止まりの解決や洗練を行うなど、性能向上を果たしたのだが、それに比例してコストは高騰した。
調達コストはもちろんのこととして、運用面においてもウルフヘジンなどから見てメンテナンス性が悪化。
運用する兵士はもちろん、メンテナンスを行う整備士などへの負担は増大している。
消耗品を含むとパーツ数も膨れ上がっているために輸送コストなども大幅に増えてしまっている。
 とはいえ、これらの問題に関してはギアーデ連邦軍としては許容されるものと判断し、事実上容認している。
今後のことを考えれば、さらに高性能且つ高級なPSの運用も行うことになるわけで、この程度はまだ問題とは言えないという判断である。
 まあ、バックアップとなる経済規模を含む国家総力の底上げを行いながら、他の兵科とも並行して進めるため、ある種自転車操業ではある。

115:弥次郎:2024/07/20(土) 23:50:16 HOST:softbank126036058190.bbtec.net

武装解説:

  • 腰部ワイヤーアンカー
 ウルフヘジン改から引き継がれたツール。
 跳躍能力などと合わせることで、これまでのギアーデ連邦のPSとしては考えられない動きを実現する。

  • 13ミリ腕部内蔵型拳銃
 フェイルセーフを兼ねた実弾兵装。
 前腕部に内蔵されており、生身では到底運用できない大口径且つ強力な炸薬を詰め込んだ弾丸を放つ。

  • 30ミリ重機関銃
 新開発の重機関銃。
 ウルフヘジンやウルフヘジン改のさらに上位の大口径砲を使用する。
歩兵単位当たりの火力としては破格と言っていいレベルに仕上がっている。

  • 12.7ミリ重機関銃
  • 180ミリバズーカ砲
 ウルフヘジンでも採用されていた武装。
 互換性を有しており、高いパワーアシスト機能もあってより扱いやすくなっている。

  • レーザーライフル
 インテリオルユニオンからの技術供与とレギオンの光学兵器技術を合わせて開発されたレーザー兵器。
バッテリーに依存しているとはいえ、実弾以上の威力と射程を有しているのが特徴。

  • 6連装/9連装100ミリロケットランチャー
 極めて単純な使い捨てロケットランチャー。
コストが非常に安いために、数が送り出されており、火力支援などに使われている。

  • 高周波ブレード
 高周波を流すことで切れ味を向上させた近接格闘兵装。
機動力や運動性の高い本PSとの相性は非常に優れており、機甲戦力なども容易く撃破できる。

  • 近接トマホーク
 パワーアシスト機能を最大限生かすための近接格闘兵装兼ツール。
大質量の刃を叩きつけるというシンプルな兵装故に扱いやすく、高周波ブレード以上に愛用者が多い。
また、木材の加工や不用品の解体にも活用できる。

  • 重ショットガン
 生身では扱えないスケールの大型ショットガン。
もはや大砲と言っても差し支えないスケールであり、近距離での撃ち合いにおいて高い面制圧力を発揮する。

  • ハンドグレネード
 シンプルな手榴弾。
生身の歩兵でも使えることは使えるが、PS用に開発されているため、その大きさなどは歩兵用のそれを超えている。

  • 肩部シールド
  • アップリケ装甲システム
 被弾面積が大きい本PSを補うための追加装甲およびシールド。
必要に応じて装着し、ダメージを受けた場合には任意でパージすることができる。

116:弥次郎:2024/07/20(土) 23:50:59 HOST:softbank126036058190.bbtec.net

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最終更新:2024年09月14日 14:50