5:弥次郎:2024/07/29(月) 23:36:24 HOST:softbank126036058190.bbtec.net
憂鬱SRW アポカリプス 星暦惑星編設定集【ヴァルト盟約同盟 Mk-6.1 ストレンヴルム、Mk-6.2 ストレンヴルム・インパチェンス】
Mk-6.1 ストレンヴルム
《諸元》
設計・開発・製造:ヴァルト盟約同盟 ヤーセン第三工廠
改修:地球連合
運用:ヴァルト盟約同盟軍
運用開始:星暦星暦2147年4月(オペレーション・スカイフォール)~
区分:フェルドレス
生産体制:量産機(改修機)
全長:6.6m
全高:3.7m
基本重量:23.4t
動力:高性能バッテリー
装甲材:超硬スチール合金
搭乗員:1名(アーマードスケルトン装着)
固定武装:
105ミリライフル砲(同軸12.7ミリ機銃)
60ミリ両用機関砲
90ミリエーテルキャノン(F世界派遣型のみ)
肩部パイロン:
射出機能付き高周波ランス
ワイヤーアンカー
30ミリ機関砲
60ミリ無反動砲
グレネードランチャー
エーテルマシンガン(F世界派遣型のみ)
胴部パイロン:
滑空翼
アームドシールドシステム
エーテルバリアユニット(F世界派遣型のみ)
概要:
ヴァルト盟約同盟が地球連合との接触後、開発・運用を開始したフェルドレス。
Mk-6 ストレンヴルムを素体としつつ、山岳部での戦闘を念頭に置いた設計を見直し、平野部での戦闘や汎用性を持たせた戦力となった。
前史:
ヴァルト盟約同盟は優れた技術力を持つ国家であり、所謂フェルドレスを星暦惑星において最初に開発・戦線投入した国であった。
その戦闘能力は、初見であり防衛有利ということを差し引きしても、ギアーデ帝国の侵攻を跳ねのける原動力となったほどだった。
これが陸戦における装脚兵器の強さの証明となり、レギオンの大多数がそのように設計された契機となったのは言うまでもないだろう。
ギアーデ帝国の宣戦布告およびレギオンの無制限活動に伴い、ヴァルト盟約同盟は自前のフェルドレス及び地形を利用した防衛を行っていた。
山岳地域で遮断され、その特性上フェルドレスでも軽量級がメインとなる戦場において、Mk-6は非常に適合していたと言えた。
トーチカやトラップおよび他兵科との連携ありとはいえ、攻勢を受け止め続けられた理由はそこにあった。
しかし、Mk-6は防衛戦に適合してはいたのだが、些か汎用性に欠ける、やや極端な設計であったのは否めなかった。
装甲は薄く、火力に関しても高いとは言い切れず、内装面でも不自由を強いられているところがあった。
その為、地球連合との合同作戦によって戦線が山岳地域から平野部へ押し上げられて以降、正面戦力としては不足が見られていた。
それでも勝てていたのは地球連合の戦力がいたこと、さらに平野部に持ち込まれた重砲や機甲戦力などの支援があったためであった。
それでもその後の戦闘---各国合同での大規模作戦においては平野での戦闘を強いられた。
地球連合からはフェルドレスと類似した兵器であるMTの供与が行われるなどしたため、完全に不適合ではなかった。
とはいえ、外部からの供与戦力依存では国家としての面子の問題もあるため、即戦力の調達が急務となったのである。
これを受け、地球連合は必要となる技術などの供与を認め、共同での開発が行われることとなった。
6:弥次郎:2024/07/29(月) 23:37:01 HOST:softbank126036058190.bbtec.net
設計・性能:
設計の基礎に関し、兵站管理及び現場の習熟度、さらに短期での開発と投入を行うために、Mk-6を基礎に置かれることになった。
とはいうが、軽量級でコンパクトにまとめるという制限が取り払われることになるわけで、サイズの拡張による性能向上を図った。
その為に、Mk-6を拡張したという形であり、Mk-6からは部品単位での互換性はあっても、完全に同一ではない。
全長の拡大は既に述べたように行われ、キャパシティーの拡大により搭載武装や内装面の強化が実施されている。
主兵装は新規設計の105ミリライフル砲もしくは60ミリ両用機関砲を採用。
副兵装としては、各所パイロンに既存のランスやワイヤーアンカーのほか、機関砲やグレネードランチャーや60ミリ無反動砲が採用された。
機動力もそうであるが、やはり相手に有効な武器と手数を求めた形であり、ポジションや地形などに合わせて選択が可能なように取り計らっている。
また、滑空翼が必ずしも使えるとは限らないとのことから、高純度の超硬スチール合金とEPAを合わせたアームドシールドユニットを採用。
任意の方向に指向できる防御システムにより、決戦距離での砲戦における損傷などを低減できるようになっている。
無論そのままでは総重量などが膨れ上がり、ヴァルト盟約同盟軍の兵站面に問題が発生していた。
これに関しては装甲材などを軽量且つ強度・剛性に優れている超硬スチール合金へ置換。
さらに肥大化しやすい駆動系や動力系のコンパクト化などで、武装などの分を帳尻を合わせることで対応している。
これらを支える四肢および駆動系・動力系も漏れなく強化されており、Mk-6以上の重武装でもそれ以上の機動性などを実現している。
パイロット保護機能も盛り込まれていることで操縦席の居住性なども改善、無茶な動きにだいぶ適合した形となった。
星外派遣:
ギアーデ連邦がそうであったように、ヴァルト盟約同盟もまた星外派遣---地球連合軍隷下での傭兵事業に参加することとなった。
その際においても、本機は主力を担う形でF世界へと派遣、ネウロイなどと交戦することとなった。
F世界派遣部隊においては、主敵がネウロイであることからエーテルリアクターを補助動力として搭載。
エーテル兵器の実装を行うことでネウロイへの有効打を与えられるようにし、また防御兵装への利用も行われることとなった。
7:弥次郎:2024/07/29(月) 23:38:07 HOST:softbank126036058190.bbtec.net
武装解説:
新規設計された主砲。
中量級フェルドレスの主砲として設計されており、適合性は非常に高い。
同じく新規設計の機関砲。
瞬間的な火力は低いが戦車型を擱座することも可能であり、それ以下のレギオンならば容易く撃破できる。
とにかく数を相手にするならば上記のライフル砲よりもかなり優れている。
F世界派遣軍で運用された主砲の一つ。
エーテルリアクターから供給されるエーテルを潤沢に使った光学兵器であり、ネウロイ相手でも有効打となりやすい。
原型機でも採用された近距離射撃も可能な格闘兵装に手を加えたモノ。
インコム的な運用も可能になっているため、射出後に振り回して標的を撃破するという使い方も可能となった。
原型機と同じ機動戦に適合した副兵装。
新規設計の機関砲。主砲の決戦距離以下のレギオンを蹴散らすことを前提とした、装弾数に優れたタイプ。
威力と射撃精度に関しては妥協されているため、あくまで近距離防御用と割り切って使われている。
手数ではなく重装甲目標の駆逐を狙った兵装。
主として戦車型を主敵とし、動きを阻害、あるいは行動を鈍らせる役目を担う。
その分だけ汎用性が低く、小型種相手にはオーバーキル、高機動型などには回避されやすい欠点がある。
軽量且つ手ごろな火力元という形で採用された擲弾発射装置。
炸裂弾のほか、連合基準のEMP弾や粘着弾、吸着炸裂弾など多様なグレネードを発射する。
F世界において運用されたタイプで採用された機関砲。
物理的な機関砲と比較して整備性などは悪いが、弾薬などの分だけ軽量であり、効果も高いことで採用された。
原型機から引き継がれている滑空のための翼。
一応互換性を有しているが、平野部での戦闘がメインである都合上、あまり出番がない。
空挺降下による投入する部隊での運用がある程度で、原型機ほど活躍はしていないようである。
可動式アームによって支えられるシールド。
前述のように高純度の超硬スチール合金とEPAを組み合わせており、レギオンからの砲撃などに対し高い耐久性を誇っている。
F世界派遣型において運用された防御機構。
物理的なシールドにエーテルバリアの展開機構が内蔵されており、機体周囲を覆うバリアを展開する。
性質上、空からの攻撃に脆弱なフェルドレス---殊更に装甲厚などで劣っている本機では命綱となりうる。
8:弥次郎:2024/07/29(月) 23:38:58 HOST:softbank126036058190.bbtec.net
Mk-6.2 ストレンヴルム・インパチェンス
《諸元》
設計・開発・製造:ヴァルト盟約同盟
改修:地球連合
運用:ヴァルト盟約同盟軍
運用期間:星暦星暦2147年4月(オペレーション・スカイフォール)~
区分:フェルドレス
生産体制:量産機(改修機)
全長:6.9m
全高:3.4m
基本重量:33.4t
動力:高性能バッテリー
装甲材:超硬スチール合金
搭乗員:1名+補助AIシステム
固定武装:
130ミリ榴弾砲
90ミリロングレンジエーテルキャノン(F世界派遣型のみ)
肩部パイロン:
30ミリ機関砲
エーテルマシンガン(F世界派遣型のみ)
胴部パイロン:
アームドシールドシステム
エーテルバリアユニット(F世界派遣型のみ)
概要:
ヴァルト盟約同盟が地球連合との接触後、開発・運用を開始したフェルドレス---と自走砲の合いの子的な兵器。
フェルドレスの展開力などに追従可能な砲撃支援機を目的に開発されている。
近距離戦闘ではなく中遠距離での砲撃にリソースを割く形で完成を見た。
設計・性能:
上記のように開発されたMk-6.1 ストレンヴルムは、機体容積の拡大に伴い、それまででは不可能だった重砲や榴弾砲の運用を可能とした。
フェルドレスは極めて運動性・機動性・展開能力に優れた兵器だったが、そうであるがゆえに火力の限界点が存在していた。
レギオンとの戦いに限らないが、諸兵科連合によって現代の戦争は行われており、フェルドレスだけで突出しても袋叩きに遭うのが落ちであった。
そのため、ギアーデ連邦で試作されたXM4D2 ヴェルナルト同様に、それに追従できる火力を搭載したフェルドレスの開発が行われた。
素体はMk-6.1であるが、機体のキャパシティのほとんどを砲撃に割り振っている。
そのために近距離戦闘能力はほとんどなく自衛程度が限界となっている。
そもそも最前線で敵と撃ち合うわけではないため、これでも武装を積んだ方と言えるくらいである。
機体容積の関係から人員が一名だったため、運用にあたって操縦士は補助AIによるアシストを受ける。
これは地球連合からの技術供与により実現したもので、複雑な計算や測距などを代替。
場合によっては不意の事態において自衛を担わせる形となっている。
武装解説:
長砲身且つ大口径の榴弾砲。
当然だが、これを抱えているおかげでキャパシティーの多くが費やされている。
F世界派遣型で採用されたエーテル兵器。
高出力且つ長射程のエーテルの砲撃により、大型のネウロイにも有効打を与えやすい。
9:弥次郎:2024/07/29(月) 23:39:42 HOST:softbank126036058190.bbtec.net
以上、wiki転載はご自由に。
ふと思いついたので。
Mk-7の妄想も始めているんだぜ…
最終更新:2024年09月14日 15:11