227:ナイ神父Mk-2:2024/08/05(月) 13:46:14 HOST:p720069-ipxg02901akita.akita.ocn.ne.jp
憂鬱スパロボ 台詞集その125
アポカリプス編 86惑星ネタ
時系列色々 セリフネタ その7
「これは…ある種の踏み絵かな?」
「踏み絵・・・ですか?」
「人に近い人ではないものの扱い、連合はそれを問いたいんだと思うよ何せ共和国の事が有ったからね」
「第二第三の共和国が何れかの国の中から現れると?」
「そう安穏としていられないよ?連合が恐らく一番注目しているのはこの国だ。」
「はっ?」
「最近、国民や軍からの陳情に本土防衛以降の戦闘は連合に任せるべきという話も出ている事を考えればね・・・」
ギアーデ連邦内に於ける会話の一部。新帝朝派が他国と共同開発を行った改良型シリン、仔羊と呼ばれる
バイオロイドは新帝朝派としても用意された高級機であるレギンレイヴと共に配備が開始されていた。
連邦軍内でも同様のAI群を導入するべきとの声が上がっているが、バイオロイド特有の多用途さが災いして
一般労働力などとのバッティングが予想された事や戦闘を過去の帝国同様にAI任せにしようとする可能性を
考慮すると二の足を踏まざるを得なく成っており、民意と問題の板挟みとなる形になっている。
「しかし、この仔羊の運用に関しては・・・」
「我が国仔羊と言うバイオロイドはいませんよ?」
「は?しかし・・・」
「我が国で採用したのは牧羊犬と一寸産まれ方の違う我が国の国民だけです。イイネ?(ハイライトオフ)」
「あっ、はい・・・」
正統サンマグノリア共和国の関係者とギアーデ連邦関係者との会話の一部。仔羊製作時に於いては正統政府
も旧サンマグノリア共和国の遺産を多数供出しており、その成果物として当然各種AIも正統政府へと配備
されたが、仔羊は無人機の為の制御システムと言うには余りに人に近かった事から人で無い物として扱うには
余りに国家成立の関係上不味いと目される行為であり、正統政府は仔羊は権利を持った国民であると策定
無人機は完全なAIである牧羊犬だけとなっている。
「しかし、何故此処迄精巧なバイオロイドを作れるのに、連合ではこの手の戦力を使って居ないのですか?」
「戦力として人間に+α程度のバイオロイドだと、単純にコストと性能が釣り合わないからですね。」
「此処までの性能でも?」
「ある程度の制限があるとはいえ、注射一本で作れる強化兵士を量産できるのに態々ロットに載せて迄
生産するというのは、軍側でも非効率という事が有りましたからね・・・」
連合関係者と新型AI開発グループとの会話の一部。連合では過去に解体されたバイオロイドを研究する
企業のデータを幾つか流用して提供していた。その為、連合でもバイオロイドを製造できる技術はあった
物の現在の主力はアンドロイド等に近い人型ドローンで有り、バイオロイドは採用されなかった。
228:ナイ神父Mk-2:2024/08/05(月) 13:46:58 HOST:p720069-ipxg02901akita.akita.ocn.ne.jp
「過去の対戦に於いては生体兵器が主に運用されており、バイオロイドに近い物ももちろんありました。
戦後提供した各社が作って居たのは知能や潜伏性では人間に近い物の、性能は当時の主力生体兵器に
遠く及ばないというのが現実だったのです。」
「成る程…という事はその生体兵器は今も現役なので?」
「現在は条約などで一部の攻撃に対する報復などの限定的な運用になっています。」
「・・・其処までですか・・・」
「我々の世界も良い事ばかりでは無いのですよ・・・」
上記会話の続き。第三次世界大戦当時、地球各国では様々なBOWが都市攻撃、ゲリラ戦など多数の戦域で
使用され多大な被害をもたらしていた。戦後はある程度運用制限が設けられた物の暫くは対BOWには効率が
良いという事で運用が続けられていた。その代替が進みトリノ議定書が採択されるまでBOW達は各地の軍で
運用が続けられた事からバイオロイド開発は下火となって居たのである。
オマケ
TALOS 209T型
全高:約3m
武装:4連装ロケットランチャー
背部有線レーザー×5
20㎜機関砲
その他開発の各種武装アタッチメントの換装が可能
概要
連合世界の第三次世界大戦に於いて運用が為された汎用BOWの一種となる。WWⅡ末期から運用の続けられ
ていたTALOS系列であったが年代を経る毎に装甲材や内部の人工臓器の強化が行われると共に統制する
コンピュータの性能も強化が続けられてきていた。209T型はWWⅢ時期に運用された最新モデルであり、
寄り進んだ装甲化と最新モデルの人工臓器に寄って運動性を既存機から大幅強化されている。
武装に関してはお馴染みの4連装対戦車ロケットランチャーの他、固定武装として5本の有線レーザー
兵器が搭載、長射程を誇るそれは低空域を飛行する航空機を補足する事も可能な他、ミサイルの迎撃にも
使用され、猛威を振るった。肥大化した左腕部に関しても後年製造されたウスタナクのアタッチメントを
元に機関砲や専用のドリル、クローアームへと換装可能。索敵能力に関しても各種機器とリンクと肉眼
本体に搭載されたレーダーによる高度な索敵能力を有しており単機での都市区画制圧や対装甲戦力兵器
として各国で多数が量産、数千万体とも言われる数が運用される事となった。
U-8
全高:約3~4m
武装:生体ロケットランチャー
12.7㎜機関砲×2
各部付属のアタッチメントに武装を搭載可能
概要
連合で第三次世界大戦に於いて各地で運用されたBOWの一種となる。開発当初よりある程度の対戦車兵器
及び、西暦に於ける戦車の榴弾砲迄には耐える甲殻を有したUー8も開発以降改良が進められており、
大戦当時には増加装甲を追加しているだけでなく武装用のアタッチメントと自衛装備として12.7㎜機銃を
搭載、近接してくる歩兵への防御に用意されている。実戦に於いては背部に格納している自爆用小型BOWに
よる面制圧を行うほかに各部搭載の兵装を使用した対地攻撃などを得意としていた。
実戦に於いては都市部や急峻な山岳、峡谷などに配備される事が多く、増加装甲に光学迷彩を搭載して
下と通過する戦力、或いは当該地区を通過する航空戦力に対して攻撃を仕掛けるという戦法が取られ
ゲリラ戦に於ける出血の拡大、或いは大国側が投入してゲリラの掃討等に持ち入られる事もしばしば
見られた。
229:ナイ神父Mk-2:2024/08/05(月) 13:49:02 HOST:p720069-ipxg02901akita.akita.ocn.ne.jp
短いですが以上です。取り敢えずですがセリフネタとそう言えば連合でBOW関連のネタ出して居なかったなと…
対装甲戦力としてコレなので対歩兵だともっと多種多様なのが対人戦力として投入されてますね…
売れ筋のハンターとかも爪をヒートネイルとかに買えてたり装甲を甲殻の上から羽織ってたりするかもです。
最終更新:2024年10月12日 13:07