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憂鬱SRW アポカリプス 星暦惑星編設定集【トラオアシュヴァーン改/闘神孔雀(カンプフ・プファオ)】
トラオアシュヴァーン改/闘神孔雀(カンプフ・プファオ)
設計・開発・製造:ギアーデ連邦 先進技術研究局
監修:地球連合 星暦惑星各国
生産体制:少数量産機
運用:星暦惑星各国
運用開始:星暦星暦2147年11月
区分:装脚・履帯複合式自走砲
全長:52メートル
全高:18.2メートル
基本重量:2400t
動力:核融合炉(レギオンタイプ)+高性能バッテリー+太陽光発電システム
装甲材:超硬スチール合金+ナノマシン
防御システム:ダイラント流体
運用人員:およそ200名
武装:
400ミリレールキャノン×4
概要:
ギアーデ連邦が主体となって開発したレールガン「トラオシュヴァーン」を改良した自走砲。
各所で使われる技術をアップデートし、より柔軟な運用を可能にしたものとなる。
前史:
装脚自走砲として完成を見たトラオシュヴァーンは、対レギオン戦において投入され、赫赫たる戦果を挙げた。
地球連合の技術だけに依存することなく開発・建造されたそれは、各国の要求を満たすに足るものであった。
だが、それを実現・運用したことでさらなる発展の余地や改良点が発見されることとなり、それらの手直しを行うことになった。
ようやっと実用に耐えうるレールガンができたばかりであり、まだ改めていくべきところは多数存在したのである。
発展の方向性:
基本的には運用のしやすさの改善を主眼としており、装填速度・レールの冷却速度と精度・操作系などの改善・その他星の数のような改良を重ねた。
火力の増強という観点から主砲の口径の拡張、さらには主砲の数を増やすことによる射撃と冷却と装填のサイクルの確立が行われた。
これは原作のトラオアシュヴァーン改でもあったが、砲撃というのは適宜照準などを修正しつつ、きわめてロジカルに行う必要がある。
レールガンは威力や射程・弾速では圧倒的だが、砲身の冷却・装填・誤差の修正などは通常の火砲以上であったのだ。
その打開のため、400ミリレールガンを4門搭載し、これを順番に発砲することで絶え間ない射撃を実現している。
仮想敵となる電磁加速砲型の複数展開を見越し、あるいは撃ち合いになった際に優位をとれるようにとの判断であった。
なお、本来は極西地域の「白紙地帯」で鹵獲された「試作案・陸上戦艦型」を元とした陸上戦艦が目標であったが、技術不足が響いて没となった。
そもそも、星歴惑星の技術の粋を集めても、ようやっとレールガンを実現して実践投入するで限界点に近かったのである。
それ以上をさらに進めようとした場合の、かかるコストやリソース、さらに期間などは青天井が見込まれていた。
運用と性能:
基本的な運用及び性能はトラオシュヴァーンと変更はない。
後方陣地から前線から得た観測情報をもとに照準を合わせ、砲撃を行ってレギオンを効率的に排除することにある。
変更されたのは前述のように砲門数を増やし、連続射撃を可能として、射撃精度や手数を増やしたこと。
然るべきデータが取れた後の砲撃力は原型機の4倍以上に匹敵すると試算されている。
とはいえ、完成したころにはエクソダスが決定しており、対レギオン戦もおおむね片が付いていた頃であったのも事実。
そのために星歴惑星における運用は数えるほどしか存在せず、星外派遣において活躍することとなった。
武装解説:
電磁加速砲型の半分のスケールで実現したレールガン。
本来は800ミリを採用したかったのだが、装填速度が鈍間すぎたほか、砲身の肥大化に伴って旋回性能や照準修正などに時間がかかりすぎる欠点が露呈。
そのため、妥協して400ミリ砲弾を採用し、足りない分を砲門数で補い、弾着観測と絶え間ない手数で実効性を優先する形となった。
869:弥次郎@お外:2024/08/13(火) 21:06:40 HOST:p2570027-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp
以上、ウィキ転載はご自由に。
短いですが。
次は境界戦記の方のSSに取り掛かろうかなって思います
気が向いたからしょうがないね
最終更新:2024年10月12日 13:23