777 名前:弥次郎[sage] 投稿日:2024/08/21(水) 21:03:10 ID:softbank126116160198.bbtec.net [110/163]
憂鬱SRW アポカリプス 境界戦記編 設定集【経済圏投入アメイン】
NA10/3Z ジーク・ハウンド
原型機:NA10/3 ジョー・ハウンド
全高等:ジョー・ハウンドに準ずる
運用:北米同盟軍
区分:機動兵器
カテゴリー:アメイン
武装:
大型電磁ワイヤーガン
ワイヤーアンカー×4
大型シールド
脚部アイゼン
概要:
北米同盟軍が投入したアメインの一つ。
ジョー・ハウンドをベースにしており、日本解放戦線の用いるACなどの鹵獲を目的に開発・戦線投入された。
前史:
北米同盟軍にとり、日本解放戦線の戦力は非常に驚異的であり、同時に脅威そのものであった。
末端の無人兵器ひとつをとっても現行の主戦力を上回り、マクロ単位で見ても攻撃衛星や地対空システムや大型戦略・戦術兵器で圧倒していた。
北米同盟および他の経済圏も決して指をくわえて見ていたわけではなく、MTやACといった兵器の鹵獲を試みるようになった。
これは何も戦闘中に限った話ではなく、戦場跡地に残った残骸などの積極的な回収、戦闘データの解析などが行われていた。
その結果として判明したのは、北米同盟軍と圧倒的なまでの差が存在する技術を有しているということであった。
ORも含め、彼我の戦力差および戦闘能力の差は著しいと結論付けたのである。
そこで北米同盟他経済圏軍部では、戦場において直接鹵獲作戦を実施し、日本解放戦線の戦力を入手し、対策部隊を編成することを選んだ。
本機はその鹵獲作戦において投入することを前提に、ジョー・ハウンドをベースとして開発されたアメインである。
設計・性能・運用:
基本的なスペックおよび構造面ではジョー・ハウンドに立脚している。
一世代前のアメインで総合的なスペックは低いが、その分だけ信頼性があり、改造の余地も大きいと判断されたのである。
主な変更点は、防御性能および防御兵装の充実、さらに敵機を拘束するための兵装の実装である。
これまでの戦闘データから、ACは愚かMTでさえもアメインを超える馬力や膂力、火力を発揮することが分かっていたことから耐久性が上乗せされた。
その為に各所に追加装甲が施され、フレーム自体の剛性なども増強されている。
さらに敵機の動きを抑えるためのワイヤーアンカーなどが主兵装として選ばれている。
特に大型の電磁ワイヤーガンは、シールドで攻撃などを受け止めつつ、複数機で包囲して浴びせることで、電子系統にダメージを与えることを企図している。
単機では防御を抜くことができなくとも、複数機でならばという物量策に出たというわけである。
778 名前:弥次郎[sage] 投稿日:2024/08/21(水) 21:04:21 ID:softbank126116160198.bbtec.net [111/163]
これらのスペックを生かすため、有人機と連携してぶつけることがメソッドとして確立している。
有人機が攻撃を加えて足止めを計り、この無人機が防御性能を生かして接近し拘束。そこへ有人機を含めた火力を叩きつけるという方法論である。
つまるところ、囲んで棒で叩くという、非常にシンプルかつ安定性に長けた戦術であった。
戦果について:
総合的に戦果を見た場合、ACの鹵獲などには中々至らないケースが圧倒的であった。
そもそも論、相手とのスペック差が存在しているために北米同盟単独では不可能であったのである。
それでも成功するケースが見られたのは、偏に物量と試行回数の増加、さらには自由惑星同盟からの技術供与などが存在していた。
犠牲こそかなり払う羽目になったものの、状態が良い状態で鹵獲できたケースがあったのは事実となる。
これによって得たMTやACは後にゲティスバーグ作戦などに、精鋭戦力としてアセインされることとなる。
類似種:
北米同盟以外でも、似たような装備や設計思想のアメインは開発・戦線投入が確認されている。
複数の腕部での直接拘束、コクピット狙いの銃火器および格闘兵装、あるいは多種多様なトラップなどが確認されている。
武装解説:
電磁ワイヤーを打ち出すライフル。
機体に備えられた大容量バッテリーからの放電により、機体そのものに電気を叩きつけ、内装を麻痺させる。
当初は北米同盟の技術水準であったためまるで効果はなかったが、のちに自由惑星同盟からの技術供与で改善した。
非常に単純な、カギ爪のついたワイヤーを発射する装置。
機体各所に配置されており、複数機でがんじがらめにすることで敵機の動きを拘束する。
敵機からの反撃を受け止めるための大型シールド。
そのまま叩きつけるなどして、パイロットにダメージを与えることも考慮されている。
下部にはアイゼンが設けられており、これを地面に突き刺すことで強引に固定することができる。
武装というよりオプションの一つ。
脚部に通常では採用されない大型の固定装置を組み込み、敵機をワイヤーでからめとり、自機毎固定するために用いる。
779 名前:弥次郎[sage] 投稿日:2024/08/21(水) 21:05:45 ID:softbank126116160198.bbtec.net [112/163]
NA000 トライポッド
開発・設計・製造:北米同盟
運用:各国経済圏軍
全高:7.8メートル
重量:15.5t
区分:機動兵器
カテゴリー:アメイン
武装:
機関砲
シールドユニット
装甲アップリケ
パイルバンカーホーン
高性能爆薬
ブースターユニット
概要:
北米同盟軍が開発し、各経済圏にまで普及した特殊なアメイン。
アメインの下半身をベースに開発された特殊兵器兼決戦兵器である。
その特異的な外見から、トライポッドの名をつけられた。
前史:
日本解放戦線との戦闘を繰り返す中で、戦力が目減りしていく各国経済圏では、戦況の打破を試みていた。
日本解放戦線からの戦力の鹵獲、自由惑星同盟からオケアノスの輸入と徴兵の組み合わせ、あるいはオケアノスの無人機化などそれは多岐にわたった。
しかし、現場にある戦力で何らかの有効な兵器を開発・整備して戦線投入する必要にまで迫られていた。
特に三大要塞の完成、さらにそこから襲い来る日本解放戦線のハラスメント攻撃は非常に多岐にわたり、犠牲が積み重なっていた。
それ以上に戦力や資源の目減りが著しいために、何とかする必要に迫られた。
そうして開発されたのが本機となる。
設計・性能・運用:
決戦兵器とは打ち出されているが、その実体としては即席の無人特攻兵器である。
前述の通り、アメインの下半身を主体として開発されている。
これまで通りのアメインでは資源を多く使うこと、戦場跡地から回収したアメインの残骸を利用したことなどが理由として挙げられる。
これらから作成された下半身だけのアメインに単純なAIと有効打となりうるような武装を搭載し、突撃させることで攻撃を行うという運用を行う。
また、ただ流用するだけでなく、跳躍や突進用の三本目の足が追加されているほか、使い捨てのブースターなども搭載されている。
単なる攻撃手段としてだけでなく、露払いや弾避けとしての側面もあり、如何に有効な戦力を生かすかに注力しているかが窺える。
このような設計と現場の窮状から生まれただけあり、生産性などは極めて良好である。
とにかくアメインの下半身とそれを動かすための動力さえあれば形となるわけで、あとは適当に武器をつけて送り出すのみである。
780 名前:弥次郎[sage] 投稿日:2024/08/21(水) 21:06:28 ID:softbank126116160198.bbtec.net [113/163]
武装としては、主に高性能爆薬が中心となっている。
その他にも、胴体にそのままつけられている機関砲やハンマー、あるいはパイルバンカーホーンなどが採用されている。
いずれもが突撃して敵機を道連れにするために用意されたもので、迂闊に包囲されて至近距離で爆発されるとダメージを受けやすかった。
スペックなどに関しては地味に高水準な部分が見られており、自由惑星同盟からの技術供与が窺える。
実際、他の正規のアメインでも光学兵器や装甲、電子系統などの技術にアップグレードが確認されており、そちらから流れてきたと考えられている。
解放戦線との戦いの最中に開発・投入されてから、惑星を放棄するまで戦線では見かけることとなる。
武装解説:
極めて単純な実弾砲。
威力は低いが、地雷などのトラップの破壊、ミサイルの迎撃くらいは可能となっている。
攻撃を受け止めるための、動く盾として運用されたタイプで搭載されたもの。
自爆攻撃型でも採用されている。
突撃する際に弾を受け止めるための物理的な追加装甲。
なお、光学兵器への耐久性も地味に持ち合わせており、自由惑星同盟の技術と推測されている。
アメインなどで採用が始まっている格闘兵装を基にした突撃武装。
財団から自由惑星同盟経由で、この手の格闘兵装の有用性が普及したと思われる。
いつもの。
これを後ろに抱えて吶喊して自爆するのがメインの戦術となる。
標的までの距離を埋めるためのブースター。
三本目の足に装備するタイプと、腰の部分に装着するタイプがある。
781 名前:弥次郎[sage] 投稿日:2024/08/21(水) 21:07:28 ID:softbank126116160198.bbtec.net [114/163]
以上、wiki転載はご自由に。
00のことを思い出して作ってみました。
最終更新:2024年10月14日 11:52