959 自分:弥次郎[sage] 投稿日:2024/08/23(金) 20:24:01 ID:softbank126116160198.bbtec.net [155/163]
憂鬱SRW L5戦役編 設定集【ゲイツR改(ギルバート・デュランダル機)】
ゲイツR改(ギルバート・デュランダル機)
形式番号:ZGMF-601R
設計・開発・製造:プラント マイウス・ミリタリー・インダストリー
運用:プラント国防軍「ZAFT」
全高:20.4m
基本重量:45.8t
動力:プラズマジェネレーター
装甲材:PS装甲(バイタルパートおよびフレーム)
防御機構:Eフィールド発生装置
補助機関:テスラドライブ
パイロット:1名(ギルバート・デュランダル)
固定武装:
76mm近接防御機関砲「ピクウス」改
腰部レールガン「ポルクス4」×2
対装甲コンバットナイフ×2
腰部ハイマニューバユニット
武装:
76ミリ重突撃銃Mod.3
重斬刀Mod.4
グランドスラム改
シールド
概要:
L5戦役において、当時のプラント国防軍が主力として運用していたゲイツRを現地改修して運用されたMSの一機。
当時徴兵と臨時任官により軍籍に身を置いたギルバート・デュランダル中尉(当時)が操り、高い戦果を挙げた。
本解説においては、デュランダル中尉(当時)の経歴の一部を含めて記述する。
前史:
L5戦役は、言うまでもないが名前の通り宇宙におけるL5が舞台となった。
必然的にL5宙域に存在したプラントはその本土たるコロニーが戦いに巻き込まれ、大きな被害を被った。
主敵であるゼ・バルマリィ帝国(エアロゲイター)の力は途方もないもので、事前情報も少なく、国防軍たるザフトは壊滅的被害を受けた。
これに際し、プラント政府は国防---同時に国家としての面子など---の観点から国民からの徴兵を行うこととなった。
主としてプラント出身者の志願者による軍隊であったが、志願だけでは足りなくなり、これを補うために選択された。
徴兵とは言うが、どちらかといえば選択徴兵であった。警察や救助隊などの経験を有する人間が優先して集められたのである。
プラントの国家としての運営と活動を行う関係上民間人を過度に引き抜くことを嫌い、しかし兵力は欲したが故の妥協案であった。
当時のプラントでは、精鋭であるザフトはもちろんコロニーにまで被害を受け、エアロゲイターへの恐怖が蔓延していた。
復讐のためと息巻く人間もいることはいたのだが、恐怖故に戦いを恐れた人々が多かったのも事実である。
そして、この徴兵にはあのコロニー・メンデルでの事件において最深部から脱出したギルバート・デュランダルが含まれていたのだった。
訓練と任官、前線にて:
元々研究職でありながらも、メンデル事件においてネクロモーフやB.O.W.の溢れるメンデルから生還したこともあり、戦闘経験などは十分にあった。
文字通り死地で磨かれたセンスや能力はMSという兵科になってもなお有効であった。
また、デュランダルが一種のサバイバーズ・ギルトを患い、自分の心身を研究職の傍らで鍛えていたことも関係しているだろう。
かくして、促成とはいえ訓練課程を非常に優秀な成績で突破し、MSパイロットとして中尉に任官され、前線に赴くことになった。
その前線での活躍の中において、エース級の人材として注目を集め、個人カスタマイズが許されることになった。
960 自分:弥次郎[sage] 投稿日:2024/08/23(金) 20:25:06 ID:softbank126116160198.bbtec.net [156/163]
現地改修の方針:
本MSの改修点について解説する。
素体となったのはL5戦役時に最新鋭の量産機として配備が進められていたゲイツRであった。
L5戦役の前からジンやシグーなどからゲイツへの更新を図っていた最中であったため、まさしく最新鋭機であった。
ザフトの軍事的事情もあり、優秀なパイロットには優秀な機体を優先して割り当てる体制が構築されていたことによる。
とはいえ、促成兵であり、技量が未だ未知数なところがあったため、彼が受領したのはゲイツRで留まっていた。
L5戦役において、エアロゲイターの兵器に有効な兵器は実弾火器や物理兵装ということが戦訓として判明していた。
その為、このゲイツRもそれに則した形で武装の取り換えなどが行われていた。
また、前述したように戦果を挙げたことで個人用のカスタマイズが許され、実行に移された。
その中で施されたのは、高機動と近接格闘戦を主眼とした、途方もなく危険で、しかし有効な戦術を行うためのカスタマイズとなった。
実弾射撃兵装を牽制用などと割り切り、高い推力と機動力で敵機に肉薄し、物理的に殴り倒す。
具体的には威力と取り回しを優先した重突撃銃を牽制に使い、アンチビームコーティングを施したグランドスラム改で殴るというものである。
当初は実弾火器のレールガンも採用されていたのだが、要望により追加のマニューバユニットへと換装されることとなった。
この戦術はある種特機にも通じるものがあり、また、後に開発に関わったMSにおいて構想の一部として取り込まれることになったのであった。
武装解説:
ゲイツおよびゲイツRで採用されていた頭部内蔵の迎撃機関砲。
装弾数を増やし、長時間戦闘でも使い続けられるように改良されている。
フリーダムで採用されたレールガンの発展形。
エアロゲイター相手には実弾兵器が有効ということで、開戦前はビーム砲だった部位に装備されている。
なお、一々構えて撃つのが手間という判断から、デュランダル中尉は後述のハイマニューバユニットへと換装してしまった。
フェイルセーフとして採用されているコンバットナイフ。
アンチビームコーティングと強固な素材の採用により、レンジこそ短いが高い威力を持つ格闘兵器となった。
レールガンの部分に搭載された、追加のブースターなどを内蔵したユニット。
バックパック部と合わせることで高い推力を発揮し、また、通常では難しい機動を実現するのに役立てられた。
ジンで採用されていた重突撃銃の改造版。
取り回しを優先してコンパクトに設計し直し、大型マガジンの採用によって長時間戦闘やマガジン火力を増強させている。
採用されている弾丸の技術更新もあって、高い威力を発揮することが可能。
ただし、反動は高くなったために射撃精度は落ちているため、うまく扱うには技量が必要となった。
同じくジンで採用されていた重斬刀を改良した武装。
切るというより殴りつけるということを主眼としており、素材の更新とアンチビームコーティングにより、エアロゲイター戦力にも有効打となりやすかった。
しかし、デュランダル中尉にとっては徐々に物足りないものとなったらしく、後述のグランドスラム改に主兵装は譲ることになる。
連合系の技術を輸入した大型の物理ブレード。
単純な物理と質量でダメージを狙うのに十分な大きさとバランスを有していることから採用された。
ただし、MSのスケールから見ても大型の部類であるために、十全に振り回して扱うにはパイロットの技量が必要になった。
念のために持たされている防御兵装。
デュランダル中尉曰く、動いて躱した方が速いとのことから、機動性を殺さないバックラーシールドタイプが採用された。
961 自分:弥次郎[sage] 投稿日:2024/08/23(金) 20:25:51 ID:softbank126116160198.bbtec.net [157/163]
以上、wiki転載はご自由に。
ずーっと前に作ってから放置していたのですが、思い立ったので。
何時からかは私もわかんない…
最終更新:2024年10月14日 11:56