95:弥次郎:2024/08/24(土) 22:10:29 HOST:softbank126116160198.bbtec.net
日本大陸×プリプリ「The Melancholic Handler」設定集【大日本帝国 帝国空軍航空艦隊 艦種】
〇空海両用型航空艦
主として太平洋方面や東南アジア、史実オセアニアで運用されていた航空艦のグループ。
航空艦艇として空を航行できるほかに、海上艦艇のように海を航行する能力を有する。
基本的に陸港などに着陸するという航空艦であったが、活動エリアが海洋の割合が多く且つ陸港に適した土地が少ないという条件故に誕生した。
特に東南アジア地域や太平洋の諸島群などはその傾向が強く、日本大陸本土でも場所によっては需要が存在しており、普及した。
利点としては他にも、トラブルが発生した場合に離着水できる能力があることで安全性が高いというのもあった。
初期のころは着水して停泊可能な程度の「離着水可能航空艦」というレベルにとどまっていた。
これは航空艦としての能力と海上艦艇の能力を両立させる技術的難易度やコストの問題が原因であったためである。
後の時代になると、空海どちらにも適応し、戦闘さえもこなすことができるようになった航空艦が出現。
技術的な習熟も相まってコストが下がり、軍事・民間問わず普及することとなった。
後にアルビオン王国・共和国においてもこの利点が発見され、同じように空海両用艦艇が普及することになる。
アルビオンにおいては地中海艦隊および本国艦隊の一部、中東艦隊のほか、通商護衛を行う艦艇において採用されることになる。
いずれの地域も海との関係が深い、あるいは海上を飛行することが多いことによる。
〇陸上型航空艦
主として内陸、中国や日本大陸、北米領において運用されていた航空艦のグループ。
名前の通り、陸上の滑走路や陸港に離着陸することを前提としている航空艦である。
技術的には先に習熟し、飛行に不必要な機能を搭載しない分だけ安く済むなどの理由から、大多数の艦艇はこちらに分類される。
とはいえ、完全に離着陸しかできない航空艦は徐々に少なくなる傾向にあり、トラブルに備えて着水可能な機能を備えた艦艇も増えている。
〇空雷艇
史実で言うところの水雷艇などに該当する。
アルビオン王立空軍のそれに先駆け、空対地・空対空・空対艦ロケット弾を武装として採用している。
対地攻撃においては非常に安価で使いやすいということで空対地ロケットは非常に普及することになった。
コストパフォーマンスが高く、失っても損失が小さいことから、所謂デコイを纏って敵艦隊の動きを誘導したり、砲撃を引き付けるなどの任務も帯びる。
また、これは後述する軽巡洋艦や駆逐艦で見られたが、与圧室の開発・普及で高高度からの逆落としと共に突撃する戦法がとられるようになった。
〇駆逐艦
空雷艇の排除および陸上戦力の駆逐を主任務とし、後にワークホースとして発展する艦種。
建造・維持・運用コストが安いために、数を送り出して多目的に使うことができるため、非常に数が多い。
一部では巡洋艦のように航空機を偵察機として搭載して運用できるピケット艦として活動している。
〇巡洋艦
史実と同じような特性を持つ艦種。
排水量などから軽巡および重巡に区分されてはいるが、その定義は曖昧なところが多い。
後の時代になるほど多機能化や高機能化などに伴って排水量が増大し、従来の区分では軒並み重巡洋艦しかいないという状態になったことも。
その為に定義は定期的に変更される羽目になっている。
航空機の発達が著しかった大日本帝国空軍では、カタパルトと合わせて航空機を偵察や弾着観測などに用いる能力が付与されることになった。
〇防護巡洋艦
史実とは意味合いが異なる艦種。
砲撃能力はある程度で抑えられ、装甲や耐久性などにリソースを割いている、文字通りの意味での盾である。
後述の戦艦同様に三胴式、あるいはそれ以上の構造を採用し、敵艦からの砲撃やヘイトを集めて防ぐことが仕事となる。
また、航空機の発達を見越して、対空戦闘能力を追求したモデルも建造されているのだが、仮想敵国の航空機が貧弱で持て余し気味な模様。
〇モニター艦
史実と同じような役目と機能の艦種。
対地砲撃能力に主軸を置き、それ以外の能力を半ば捨てた性能を持つ。
戦艦を対艦戦闘に集中させる分だけこちらにもリソースが割かれており、史実以上に普及している。
〇戦艦
史実と同じような艦種。
大日本帝国空軍においては、主任務が対艦戦闘と防空戦闘がメインであり、それに適した構造と設計と能力を持つ。
それ以外の任務も可能であるが、他の艦艇で賄えることが多いため、砲撃戦などに集中させる形となった。
史実海上艦艇との差異として、ウィークポイントになるプロペラや機関部などを守るため三胴式が普及している。
96:弥次郎:2024/08/24(土) 22:11:03 HOST:softbank126116160198.bbtec.net
〇飛行航空機母艦(航空空母)
史実で言うところの空母。
地形に縛られることなく航空機運用が可能ということもあって、初期から構想が練られ、開発された。
本格的にその姿を実戦で晒したのは北米東西戦争からであり、そのパワープロジェクション能力をいかんなく発揮し、アルビオン王立空軍を苦しめた。
以降は各地で空母機動部隊が大日本帝国勢力圏各所において活動し、睨みを利かせることとなる。
アルビオン王国および共和国でも研究はされているが、本編の時系列の段階ではまだまだ試行錯誤の段階。
そもそも航空機開発が途上であり、また、空母とはどのようなモノかも模索しているので、まだ机上の空論止まりな模様。
〇給炭艦・給油艦
史実と同じく、艦艇に必要な燃料を補給するための輸送艦。
航空艦の導入初期は燃料が石炭などであったのでそちらが基本だったが、後に給油艦へと代替わりすることとなる。
アルビオン王立空軍では未だに石炭が主となっているために給炭艦が現役のままである。
〇給糧艦
史実における給糧艦と同様の役割を持つ。
単なる輸送艦としての機能だけでなく、冷凍・冷蔵庫のほか、広い調理スペースなどを有する。
技術が未熟であった航空艦黎明期においては特に重宝されており、本編時系列でもまだまだ現役。
災害派遣なども考慮に入れられており、そちら向けに牽引式屋外調理器材なども備えられている。
〇供水母艦
史実における給水艦に他の機能も付け足した艦艇。
元々は航空艦の機関に必須な純水を供給するのを主任務としていたが、石油などに代わったことで、
航空艦艇で消費される水の供給および排水の引き受けなどを行う輸送艦として運用されている。
他にも大規模な入浴設備を有しているタイプもあり、黎明期には艦隊に随伴して衛生管理の一翼を担った。
その他、軍属の床屋やマッサージ師なども乗組員として乗船することがあった。
災害派遣を考慮した供水母艦では、史実のような野外入浴設備も備えられており、最も必要な水を潤沢に供給可能となっている。
97:弥次郎:2024/08/24(土) 22:12:13 HOST:softbank126116160198.bbtec.net
以上、wiki転載はご自由に。
ふと思い立ったので。
アルビオン王立空軍にも似たような艦艇はあると思いますね。
史実の爆撃機に該当する航空艦艇をどのように命名すべきだろうか…
最終更新:2024年10月26日 16:43