600:弥次郎:2024/08/29(木) 21:27:26 HOST:softbank126116160198.bbtec.net

日本大陸×プリプリ「The Melancholic Handler」設定集【アルビオン王国設定(1850年代)】


〇アルビオン王国

領土および植民地:
アルビオン島
インド
旧フランス
旧スペイン
史実エジプト
両シチリア王国
アフリカ
アメリカ東部地域

管理地:
ローマ教皇領

同盟国:
ポルトガル
北部イタリア諸王国(トスカーナ対公国、サルデーニャ王国、ロンバルディアヴェネト王国他)


概要:
 この憂鬱プリプリ世界における覇権国家の片割れ。
 ケイバーライト鉱石を欧州圏で唯一採掘できて、尚且つその工業力を生かして世界に覇を唱える大帝国へと発展している。
政治的・軍事的・経済的な支配圏は史実以上であり、宗教的にもバチカンと教皇領を管理下に置くという覇権ぶりを示す。
北欧諸国や神聖ローマ帝国、オスマン帝国や中東諸国さえもアルビオンの動向に影響される状況下にあり、隷属はしていなくともその勢力下といっても過言ではない。
 しかし、その暴力と経済力による支配は恨みを買っており、潜在的な敵対国には事欠かない状態である。
ともすれば敵対国によって完全に包囲される状況でもあり、軍事力・経済力・政治力で何とか圧を躱している。
今のところは順調そのものだが、産業の発展に伴う弊害やアルビオン一強故の腐敗も起こっているなど、その?栄に陰りが見えている。

領土・植民地解説:

  • アルビオン島
 本国。
 土地としては狭く、豊かとはいいがたいが、ケイバーライト鉱石を欧州圏で唯一産出する。
 経済や産業のほか、金融や政治の中心はここにあり、科学技術でもアルビオン王国ではトップを走っている。
 仮想敵が多いことから、海空の本国艦隊・大西洋艦隊・北洋艦隊が駐留して睨みを利かせている。

  • インド
 アルビオン王国における心臓とも呼べる植民地。
 ここへの迅速なアクセスを確立するために、地中海を制圧し、スエズ運河を開通させたほど。
 ここには東洋艦隊が配置されており、制海権の維持・海賊の排除・治安維持などを担当している。
 最も大きな仕事は、直近に存在する大日本帝国空海軍への備えと言える。


  • 旧フランス領(アルビオン側呼称:ガリア地方)
 フランス革命勃発時に、ブルボン朝を担ぎ上げて全土を支配した国。
 現在のところブルボン朝は存続しているものの、婚姻関係などにより、その諸権利などはアルビオン王家が握っている状態。
つまるところ、実質的な傀儡国家状態であり、ブルボン朝は飼い殺しにされている。

 農業国家ということもあり、アルビオン本国で不足する食料生産を一手に引き受けている。
 また、地中海及び大西洋艦隊の母港が設置されている場所でもあり、軍事や経済面でも非常に重要なことが窺える。 
 さらに、フランス革命の前後において優秀な人材はアルビオン本国にリクルートされており、アルビオン王国各地で活躍している。

601:弥次郎:2024/08/29(木) 21:28:16 HOST:softbank126116160198.bbtec.net

  • 旧スペイン領(アルビオン側呼称:エスパーニャ地方)
 リ・レコンギスタにおいて制圧された嘗ての覇権国家。
 王家こそ存続しているが、ブルボン朝同様に飼い殺しにされている。
 この国を制圧したことにより、南米や中南米の植民地が入手できたため、世界帝国の礎の一部を得た。

  • 史実エジプト
 スエズ運河を建設するにあたり行われた取引で、オスマン帝国の近代化の支援などの見返りとして割譲された土地。
アルビオン王国としては、地中海の制海権確保と運河の開通を行うのに必要だったから手に入れたという面が強い。
 そんな背景こそ持つが、運河の管理運営のために本土から人やモノやカネが入ってくるため、案外発展している。


  • 両シチリア王国領(アルビオン側呼称:両シチリア地方)
 ブルボン朝から引き継いだ権限で直轄地として取り込んだイタリア半島の南部。
 地中海における制海権や経済の中心となりうることから重要視されている。
その為、本国艦隊に匹敵する空海の地中海艦隊が駐留しており、軍事的にも重要な地方となっている。

  • アフリカ
 当時の西欧諸国が有していたアフリカ植民地の多くがアルビオンの手に落ちており、ほぼ全土が植民地となった。
広大であるためにアフリカ専属の植民地大臣が内閣のポストとして設置されている程度には重要な土地。
実際、各種天然資源や人手などはインドと並ぶ供給地となっており、その植民地からのあがりは馬鹿にならない。
ほぼアルビオン一色であることから開拓や路線の配置などは極めて順調に進んでいる。
 軍事的には植民地軍のほか、通商護衛などを行うアフリカ艦隊が各所に配置されており、海運及び空運を守っている。


  • アメリカ東部地域
 アメリカ独立戦争を航空艦の投入により叩き潰し、植民地のままとなっている地域。
カナダ植民地と合わせ、物を売りつける市場となっているほか、豊富な天然資源を得る場所ともなっている。
 なお、ちょっと西には大日本帝国北米領が存在するため、空軍も含む軍同士がにらみ合う状況が続いている。
その為なのか、植民地の一つにしては配置されている戦力が非常に大きく、有事に備えていることが窺える。


管理地解説:

  • ローマ教皇領
 キリスト教カトリックの総本山たるバチカンとその周辺を含むローマ教皇領。
 リ・レコンギスタにおいて十字軍を結成して反抗したため、事実上の制圧と監視が行われるようになった。
 予算はすべてアルビオンを通した「寄進」によって賄われ、警護などもスイス傭兵によって行われている。
 政治的な動きには悉く制約がついているほか、バチカンの稼業にまで首を突っ込まれている有様である。

 当然快く思っていないのだが、バチカンがどうなるかはアルビオンの掌の内であるため、面従腹背の精神である。
その為、極東の大国である大日本帝国との関係を深めており、アルビオン側に警戒されている。


同盟国解説:

  • ポルトガル
 永世同盟に基づき、アルビオン王国と良好な関係にある国。
 とはいうが、パワーバランスは完全にアルビオン側に偏っている状況なのは避けられていない。


  • 北部イタリア諸王国
 イタリア半島制圧の際に、意図的に手をつけずにいた北部イタリア地域に存在する諸王国。
 トスカーナ対公国、サルデーニャ王国、ロンバルディアヴェネト王国などが群雄割拠状態で、外ではなく内で相争っている。
有力な国とは同盟というか協定を結んでおり、内側で相争わせ、アルビオン優位な状況を演出している。

602:弥次郎:2024/08/29(木) 21:29:03 HOST:softbank126116160198.bbtec.net

以上、wiki転載はご自由に。

設定が固まったところがあるので、整理しました。

作品について語ってくれるのはいいですが、過去の議論とか設定とかを踏まえてくださると助かります。
誤った認識を嬉々として広められるとクッソ面倒なのでね。
+ タグ編集
  • タグ:
  • 日本大陸×版権
  • 憂鬱プリプリ
  • プリンセス・プリンシパル
  • 設定
最終更新:2024年10月26日 16:55