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憂鬱SRW アポカリプス 設定集【ツリーニンフ級自走式発電車】



ツリーニンフ級自走式発電車

原型機:ギアーデ帝国 無人兵器「レギオン」 発電プラント型
改修:地球連合 星暦惑星各国
生産体制:試験機 → 量産機
運用:星暦惑星各国
運用開始:星暦星暦2147年12月
区分:装脚・履帯複合式自走支援車両
全長:74メートル
全高:14.2メートル
基本重量:1780t
発電方法:核融合炉/太陽光発電
蓄電方式:超電導キャパシター/高性能バッテリー
装甲材:超硬スチール合金+ナノマシン
防御システム:ダイラント流体
運用人員:およそ60名+技術職およそ100名
武装:
(なし)

付随車両:
ケーブル車両
蓄電車両
発電子機型(エデルファルター)搭載車両
メンテナンス車両

概要:
 星暦惑星各国が共同で生み出し、送り出した支援車両の一つ。
 発電プラント型をベースとしており、核融合炉発電もしくは太陽光発電により膨大な電力を獲得できる。
 主として星外派遣する軍に配備され、場所を選ばない潤沢な電力供給で活動を支えた。


前史:
 オペレーション・スカイフォールおよびオペレーション・ブル・ブレイクを経て、星暦惑星各国は多数のレギオンを鹵獲することに成功していた。
その中には電磁加速砲型およびそのベースとなった発電プラント型も含まれていた。
この発電プラント型は、街一つを覆えるサイズの羽にも似た機関による太陽光発電、あるいは核融合炉の搭載により電力発電を担っていた。
発電子機型も含めたこの発電システムは大量のレギオンを稼働させるのに十分な電力を賄っており、ギアーデ帝国の技術が窺えるものであった。
 軍事利用の可否はともかくとして、地球連合に依存しない核融合炉技術や高効率な太陽光発電システム。
ひいてはそれを蓄電するキャパシターや伝達システムなどは民生への応用が利くため、非常に注目されていた。
 そのため、技術検証用として数機が試作建造され、各国で実験に使われることとなった。

856:弥次郎:2024/08/31(土) 22:58:17 HOST:softbank126116160198.bbtec.net

 情勢が変化したのは、エクソダスの後のことを各国が見越し始めたことに由来する。
 各国はエクソダス後に、エクソダスの分およびレギオン戦への協力の対価を支払う必要に迫られたのである。
地球連合の通貨を持ち合わせいないため、各国は放棄予定の星暦惑星や割り当てられた惑星からの資源による現物払い。
あるいは地球連合への軍事的な協力などを以て支払いを行うことになったのである。

 この星外派遣は、当然ではあるが星暦惑星各国にとっては未知ともいえる仕事であった。
地球連合からのアドバイスと援助こそあれど、単なる遠征とは次元が違うものがあったのである。
ここで問題視された項目の一つが、現地と本土を結ぶ兵站についてであった。
地球連合の手を借りれば輸送などはできるものの、それでは輸送費の分だけさらに借りが増えることに繋がってしまうのである。
 そこで目を付けたのが、レギオンの自動工廠型であり、発電プラント型であった。
 斯くして、技術検証用であったレギオン個体を基にした自律型工廠は量産化がなされることとなった。
 本機はそのうちの一つ、星暦惑星の基準に合わせた電力供給を行うプラントである。


構造・性能・機能:
 構造としては基本的に発電プラント型を踏襲する。
 発電方法も同様で、内蔵された核融合炉もしくは太陽光発電により膨大な電力を確保する。
付随する発電子機型も合わせることによって、陣地転換も発電量の調整も可能な、非常に応用が利く発電機となった。

 システム面ではAIによる自立制御ではなく人により管制・制御される都合上、その為のインターフェイスシステムが追加されている。
ここには改良されたシリンによる単独オペレーションも不可能ではなかったのだが、軍という集団の関係上、その機能は保険としてのみとなった。
ここには人ではない人の形をしたものに委ねすぎることへの恐怖が伴っていた灯されている。

 移動手段としては装脚・履帯式の複合を採用。その重量を逃がしつつ、同時に柔軟に移動できるように設計がなされている。
これは電磁加速砲型を元としたトラオアシュヴァーンなどで採用されたものと同じであり、信頼性の高いものが選ばれた結果である。

付随車両:
 幅の広い運用を行うため、いくつかの付随車両が開発され、同伴している。

  • ケーブル車両
 十数キロにも及ぶ送電ケーブルを内蔵した車両。
 複数で連結することによって、長距離でも送電を可能とする。


  • 蓄電車両
 大容量の高性能バッテリーを搭載した車両。
 発電することを主眼としている本機にとっては、蓄電を行う設備もまた重要である。


  • 発電子機型(エデルファルター)搭載車両
 レギオンの発電子機型を満載にした車両。
 これを随伴させることで、地形に縛られることのない太陽光発電パネルとして活用が可能となる。


  • メンテナンス車両
 本体および周辺機器のメンテナンスを行うための大型工廠車両の一つ。
 精密機器の塊であるために、ナノマシン以外での整備点検は必須であった。

857:弥次郎:2024/08/31(土) 22:59:19 HOST:softbank126116160198.bbtec.net

以上、wiki転載はご自由に。

星外派遣に備えてこんなのを。

感覚麻痺しますけど、廃パーツから新しく部品を作るプラントを86区で使っているので、
現代では信じられないことも平然とできるんだろうなと思います。
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最終更新:2024年10月26日 17:03