586 名前:弥次郎[sage] 投稿日:2024/09/11(水) 21:59:05 ID:softbank126116160198.bbtec.net [119/214]

憂鬱SRW 未来編鉄血世界 設定集【火星連合MS マーズ・ザクⅡ】


マーズ・ザクⅡ

形式番号:MMS-006
原型機:地球連合 大洋連合 MS-06 ザクⅡ
再設計・改修・製造:企業連
運用:鉄血世界火星連合
分類:機動兵器
区分:MS
全高:19.3m
本体重量:34.3t
採用フレーム:ザク・フレーム
動力:エイハブ・リアクター/コジマ機関ハイブリッド方式
装甲:コジマコーティング/ナノラミネートコーティング複合装甲
防御機構:プライマルアーマー
特殊機関:テスラ・ドライブ
操縦方式:連合規格コクピット/特型AMS+補助電脳/ナノマシンIFS
固定武装:
頭部60ミリバルカン砲×2
KPビームサーベル
右肩部シールド

携行武装:
KPビームライフル
KPビームマシンガン
KPビームトマホーク
ジャイアントバズーカ
ハンドグレネード
ハンドシールド
シュツルムファウスト
その他汎用的なMS用兵装を使用可

オプション:
キャリアーバックパック
エールユニット
キャノンパック

概要:
 P.D.世界の火星連合において採用されたMS。
 旧世紀大洋連合で開発されたMS「MS-06ザクⅡ」を素体に、P.D.世界と地球連合の技術のミックスしたMSとして開発された。
区別のため地球連合側ではマーズ・ザクⅡと呼称されている。


前史:
 独立を果たした火星連合においては、国防を担う戦力の調達が急がれた。
 P.D.世界においてMSを新造する技術と工業力はギャラルホルンが独占し、その為にそれ以外では過去のMSのレストアによる運用が行われていた。
その為、国家が国防に用いるMSの調達は自力で行わざるを得ず、開発から調達・運用・整備などを行う必要に迫られていた。

 幸いにして、火星に進出したアルゼブラはP.D.世界におけるMSの解析と再現を可能としたことで、これの解決の目途は立っていた。
MS開発を独自に成功させていたのはテイワズであったが、こちらは火星連合成立前のトラブルが響き、念のため回避となっていたので朗報であった。
また、肝心の工業力に関しても同じくアルゼブラの投資や教育活動が実を結び始め、平均値としては低くとも、一部では十分に工業力が育っていた。

 斯くして、火星連合は地球連合及び企業連合に対して火星連合の普及型MSの開発を依頼。
 これは受理され、MSの開発がスタートした。

587 名前:弥次郎[sage] 投稿日:2024/09/11(水) 21:59:45 ID:softbank126116160198.bbtec.net [120/214]


開発:
 開発にあたり、旧世紀大洋連合で開発されたMS「MS-06ザクⅡ」が素体として選ばれたのは先述した。
 尤も素体として選ばれただけで形状などは模倣はしていても、P.D.世界の技術と企業連の技術で再現された、中身は別物のMSといってよい。
寧ろMSサイズまでスケールアップしたアーマードコア・ネクストといった方がより正しいと言える。
内装面でも換骨奪胎が行われているため、大洋連合の作ったザクの名残は骨格の一部や外見のみにとどまっている。
 とはいえ、P.D.世界に存在するMSとは別系統の、外見的にも完全に独立しているMSであるため、火星連合というアイデンティティを担うにふさわしいと判断された。


基本性能:
 性能は総合的に見て、P.D.世界のコジマ機関搭載の汎用普及型MSとしてはトップランクに位置する。
 P.D.世界に存在する多くのMSが後付けでコジマ機関を搭載したのに対し、コジマ機関及びコジマ粒子の運用を前提として設計されていること。
さらにはネクストなどでコジマ機関搭載の機動兵器を100年以上続けてきた企業連が行ったということもあり、根本的にレベルが違うためである。
機体バランスはもちろんのこと、機体の出力系や駆動系、あるいは防御機構なども最適化されているため、単純に地力が高い。
 武装面や防御面においてもそれは顕著であり、慣熟度の違いや工業精度の違いも相まって、P.D.世界産のMSとは一線を画す。
 ただし、フレームレベルからP.D.世界にとっては新しいものであるため、細かい部品はともかく、大枠では旧来のMSとの相互互換性が低いのが欠点と言える。
ザクⅡ側では対応できても、その他のMSでは対応不可ということが多いため、補給・兵站・整備面での負担はやや大きい。
この欠点は、このMSを火星連合以外に鹵獲されたとしても運用が難しくなるということにもつながるため、あえて受け入れられた。

操縦方式:
 操縦方式としては連合規格の通常コクピットのほか、特型AMSやナノマシンを経由したIFSなど、各種方式が採用可能となっている。
 これは仮想敵となる経済圏において阿頼耶識の普及が確認され、それへの対応力をつける必要に迫られたことに由来する。
特にアーブラウ首都ベルモントで確認された大型MSやMAなどを想定すると、尋常な操縦方式だけでは対処できない可能性があった。
 特にナノマシンによるIFSは機械化を忌避する兵士からも受け入れられやすく、手軽に兵士の強化ができるとあって普及が進んでいる。

運用:
 配備と運用は火星連合本国およびその艦隊、重要拠点を抑える要塞などに優先されている。
 高性能を実現した代償として、調達コスト及び運用コストは高くなっていること、使いこなせるパイロットの育成の問題が付きまとっていることが関係している。
このほかにも、パイロットやその関係者などが離反・脱走あるいは調略を受けることも考慮に入れているため、心理・内面への調査でふるい落している。
 そのため、火星連合内からの生え抜きパイロットだけでなく、ギャラルホルンからの亡命者などの割合も大きい。

588 名前:弥次郎[sage] 投稿日:2024/09/11(水) 22:01:29 ID:softbank126116160198.bbtec.net [121/214]

武装解説:

  • 頭部60ミリバルカン砲
 頭部に内蔵された迎撃機関砲。
 対人・対兵器、およびミサイルなどの破壊、牽制射撃など多目的に使用される。

  • 右肩部シールド
 ザクⅡから引き継いでいる右肩部のシールド。
 後述のKPビームサーベルのほか、予備弾倉を運ぶためのキャリアーとしての面が強い。

  • KPビームサーベル
 コジマ粒子を用いたビーム格闘兵器の一つ。
 右肩部のシールドに収納されており、手軽に使える利便性が売り。

  • KPビームライフル
 威力と射程に優れた標準的なビーム射撃兵器。
 特徴がないのが特徴で、汎用性が高く、あらゆる状況に適応する。

  • KPビームマシンガン
 近・中距離での威力と速射性および取り回しを重視したビーム射撃兵器。
 元々はギラ・ドーガなどで用いられたモデルをリファインする形で開発された。

  • KPビームトマホーク
 ヒートホークを基に開発された格闘兵装。
 質量兵器としても運用可能であり、コジマ粒子によるコーティングを施した装甲に対して非常に有効打となりやすい。

  • ジャイアントバズーカ
 地球連合において運用されていた一般的なバズーカ砲のリファインモデル。
 通常弾のほかにもPAを想定した散弾なども採用されている、どちらかといえばネクストのそれを踏襲している。

  • ハンドグレネード
 特徴は特にないMS用のハンドグレネード。
 通常炸薬のほか、フラッシュ、ナパームなど各種を取り揃えている。

  • ハンドシールド
 ギラ・ドーガ系列のシールドを基にした携行式のシールド。
 このシールド自体にもPA展開機構が仕込まれており、十分な強度の装甲も相まって高い防御性を発揮する。

  • シュツルムファウスト
 過去の火星連合のMSでも運用されていたロケットランチャー。
 単純だが大火力の火器であり、信頼性に優れている。手持ちのほか、シールドに懸架が可能である。

  • キャリアーバックパック
 主として武装と弾薬などを携行するための大型バックパック。
 重量こそ増すが、戦闘継続能力を増強し、取れる選択肢を拡張する。
 これを介して各種追加兵装を搭載することも可能となる。

  • エールユニット
 過去に開発されたエールストライカーを参考に、空間戦闘および大気圏内での高機動を実現するためのバックパックユニット。
元より高い機動性を持っていたが、これを装着することで普及機としては破格の機動性・運動性を獲得する。

  • キャノンパック
 背部にセットされるバックパックユニットの一種。
 各種キャノン砲を搭載可能で、中遠距離における砲戦能力などを強化することが可能となる。

589 名前:弥次郎[sage] 投稿日:2024/09/11(水) 22:03:11 ID:softbank126116160198.bbtec.net [122/214]

以上、wiki転載はご自由に。
久しぶりに鉄血世界のものを。
出すだけ出して設定がまだでしたのでね。
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最終更新:2024年11月02日 19:40