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憂鬱SRW L5戦役編 設定集【エールカラミティガンダム空間戦闘仕様(ギルバート・デュランダル機)】


エールカラミティガンダム空間戦闘仕様(ギルバート・デュランダル機)

形式番号:GAT-X130/ZGMF-G130
設計・開発・製造:地球連合 大西洋連邦
運用:プラント国防軍「ZAFT」
全高:18.30m
基本重量:49.8t
動力:プラズマジェネレーター
装甲材:PS装甲(バイタルパートおよびフレーム)
防御機構:Eフィールド発生装置
補助機関:テスラドライブ
パイロット:1名(ギルバート・デュランダル)
固定武装:
120ミリ3連装ガトリング砲×2
220ミリ4連装多目的ミサイルポッド×2
腕部バックラーシールド×2
複合ブーメラン「マイダスメッサー改」×2

武装:
76ミリ重突撃銃Mod.3
複合ウォーハンマー「アドラー改」
グランドスラム改
背部レールガン「トール」

概要:
 大西洋連邦において開発されたカラミティガンダムの派生機の一つ「エールカラミティ」のバリエーションの一つ。
大西洋連邦からプラント国防軍ザフトへと提供され、ギルバート・デュランダル中尉の愛機として改装を受け、実践投入がなされた。


前史:
 L5戦役において、プラントは甚大な被害を本国に受けたこともあり、自前の戦力のほか、他国からの供与戦力に頼る体制になったことは既に述べた。
生産ラインなども多くが本国と共に喪失したこともあって、プラントでは自前でのMS調達がおぼつかなかったのである。
幸いにして連合加盟国からの支援もあって避難先の月面などで生産ラインや技術工廠などは立てなおされたのだが、それでも断絶の影響は著しかった。
 支援する側となった地球連合理事国および中小国では、ザフトの要求に沿うようなMSやMAなどの戦力の調達と供与にもリソースを割くこととなった。
とはいえ、完全に独立したザフト系列だけを支給することはかなわず、理事国で採用されたMSと共通のそれが供与されることが決定していた。
本国を失ったプラントもそうであったが、地球の国々もまた、自国の防衛に力を注がねばならなかったのである。


開発・改装:
 本機は前述のように、カラミティガンダムの派生機の一つ「エールカラミティ」をさらにマイナーチェンジしたMSである。
元々はカラミティガンダムがストライクガンダムの後継機として、汎用性および拡張性に優れたMSとして計画されていたため、高機動仕様も開発・建造されていた。
このプランでは大気圏内および宇宙空間両方での運用を考慮していたため、エール装備同様に汎用性などを重視した設計であった。
 しかし、L5戦役においてプラントが欲したのは宇宙戦仕様---すなわち空間戦闘仕様であり、宇宙に最適化されたMSであった。
その為、大西洋連邦から供与されたエールカラミティは、ザフト系列の技術を組み込んで宇宙に最適化されたMSとしてリビルドがなされた。

225:弥次郎:2024/09/19(木) 22:39:52 HOST:softbank126116160198.bbtec.net

 空間戦闘に際し、姿勢制御機構の追加での盛り込みや細かな制御OSへの変更。
 さらに武装の射角制限などを可能な限り取り払い、尚且つ機動力や運動性を重視したエンジンへの換装を行った。
 勿論、エアロゲイターに対して有効となる装備を搭載することも忘れていなかった。
複合兵装「アドラー改」をはじめ、各所に有効打となる実弾及び実体兵器を多数搭載。
レールガンや実弾砲による射撃能力の高さと格闘兵装による近距離戦への適合、さらに高機動化までも成立させた。
どちらかといえばカラミティガンダムの派生であるソードカラミティに近い形となっているが、より高機動且つ射撃戦にも適合した、ある種万能性を追求。
エースパイロットの搭乗を前提とし、数で劣る状況下においてもその差をひっくり返し、ひいては高い成果を出すことを重視している。
頭数を送り出せないというプラントの実情もあっての改造と言える。

運用:
 本機の運用者は少数生産で留まったことからうかがえるようにさほど多くはない。
 その中で著名なのは、エースとして名をはせていたギルバート・デュランダル中尉である。
 特にリミッターの解除や高機動を追求した設定によって、デュランダル中尉の操縦に追従できたというのは紛れもなく優れたMSの証拠と言えた。


武装解説:
  • 120ミリ3連装ガトリング砲
 翼部の先端部に設置されているガトリング砲。
 空間戦闘仕様に変更され、射角制限などがある程度取り払われている。

  • 220ミリ4連装多目的ミサイルポッド
 肩部に内蔵されたミサイルポッド。
 誘導が効かないことも考慮してロケット弾を搭載したこともある。

  • 腕部バックラーシールド
 原型機から引き継がれている防御兵装。
 ビームサーベルではなく対装甲コンバットナイフを内蔵しているのが変更点となる。

  • 複合ブーメラン「マイダスメッサー改」
 膝部アーマーに内蔵されているブーメラン。
 ビーム刃および実体刃の二重の刃による破壊を実現している。

  • 76ミリ重突撃銃Mod.3
 ゲイツRでも採用されていた、ザフトの一般的なライフル。
 特に特徴はないが使い勝手は非常に良い。 

  • 複合ウォーハンマー「アドラー改」
 エールカラミティの元の主兵装。
 複雑な変形機構が物理的な強度を下げることを嫌ったため、先端部に内蔵のワイヤードブレードと、原型機と同じ形状のハンマーの2つに機能が絞られた。
どちらも先端部にブースターユニットが据えられており、振り回すことで極めて高い威力を発揮する。

  • グランドスラム改
 ゲイツRで運用された格闘兵装。アドラー改より一撃の破壊力は劣るが汎用性が優れることで、状況に応じて使い分けていた。

  • 背部レールガン「トール」
 背部ユニットに据えられた大型のレールガン。
 原型機の原型機、すなわちカラミティでは2連装高エネルギー長射程ビーム砲「シュラーク」が据えられていた箇所に搭載される。

226:弥次郎:2024/09/19(木) 22:40:36 HOST:softbank126116160198.bbtec.net
以上、wiki転載はご自由に。

ナイ神父Mk-2氏がエールカラミティだとおっしゃっていましたので、書いてみました。
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最終更新:2024年11月18日 16:10