529:ナイ神父Mk-2:2024/09/23(月) 01:46:06 HOST:p826096-ipxg03001akita.akita.ocn.ne.jp
憂鬱スパロボ 台詞集その128
一寸した反撃と支援の動き その2
「しかし、太平洋の動きは如何した物か・・・」
「塔州連邦側も動きが鈍いがこのまま分断されるのも不味いのは事実か・・・」
「北連に動いて貰うとしよう、連中放って置くと際限なく無為な拡大を繰り返す。アレでは破綻も早い
からな・・・」
新連邦内に於ける会話の一部。連合側のインド・太平洋方面において活動する対して国内の安定化も
並行していた新連邦としては迂闊に動けない状況が続いていた。これは国内が荒れている塔州連邦も
同様であり、低調な動きとなっていた。その為、戦力としては有り余っている、転移して来た並行世界の
米国・・・北連を動かして対処を行う事を決定した。
「諸君、我々がついにこの海洋の覇者足る事を新連邦が承認した。コレを明白な天命と言わずして
何と言うか、今こそこの海から帝国主義者たちの脅威を払い自由な海を我々の手で作り出すのだ!」
「幸いにしてこの海域を支配する帝国主義者は嘗て我々に敗れ去った国も末裔であるという。
一度勝利したのだ。二度目の勝利も容易い。」
「IJNの大和は航空機の前に沈んだ、数は居ても新しい艦載機の前では簡単に沈むだろう。」
「前と変わらないファシストを追い出して勝つだけだ。」
北連軍人内における会話や鼓舞の演説の一部。事前情報として連合の主要国家が日系の国家で
あった事を知った北連では一度勝った相手という事で、勝てる可能性が高い事から非常に士気が上がっており、
そういった実情から連合との対決には積極的であった。
『此方バンカーヒル助けてくれ!敵の突破を許し・・・』
「対空防御を固めろ近づいた終わりだ!」
「クソ!駆逐艦は何やってるんだ!」
「アイオワに直撃弾来ます!」
「船体が割れるぞ!」
大洋の軽空母含む小艦隊との戦闘に入った北連艦隊に於ける会話の一部。新連邦側の太平洋戦線へと
向かう連合艦隊を補足した北連の艦隊は攻撃を行うべく艦載機等を展開、攻撃を開始したものの、
その趨勢は物の数分で逆転した。北連艦隊側も新連邦から供与されるドートレスフライヤーを大体規模で
保有していたものの、連合側の投入したサイコザク隊はその防空網を突破して直接艦隊へと攻撃を開始した。
ある程度新連邦から技術供与を受けていたとはいえ、大半はWWⅡに毛が生えた程度の艦隊で有った事が災いし、
結果として北連は戦艦、空母を含めた10隻以上の主力艦を喪失した他、新設されたばかりの
MS隊一個大隊に相当する機体を喪う大打撃を被ることになる。また、離脱した巡洋艦や護衛空母以下の
艦隊に対してもSG武装ヘリが投入された事によって残党狩りが徹底されている。
530:ナイ神父Mk-2:2024/09/23(月) 01:46:45 HOST:p826096-ipxg03001akita.akita.ocn.ne.jp
「私の耳が悪くなった様だ、もう一度言ってくれ。」
「全滅です。大統領・・・」
「馬鹿な…十分な戦力を用意したはずだぞ!?相手の損害は!」
「不明です。少なくとも、艦艇に対する攻撃は・・・」
「何という事だ・・・」
ワシントンにおけるやり取りの一部。北連においては転移以降、新連邦の先進的な技術支援を
受けた事や周辺勢力が大きく技術的に劣る事から敵対勢力との戦争に対して楽観的になっており、
そう言った背景と十分な戦力を投入できたと言う自負とが相まって勝利以外の情報を予見していなかった。
そうした背景から、艦隊の全滅は完全に予想外であり、その打撃は完全に軍や政府に対する冷や水となったのである。
「塔州連邦の航空艦をこちらに回して欲しい(意訳)」
「寝言は寝て言え(意訳)」
「太平洋が陥落しても良いのか!?(意訳)」
「その為の番犬がお前たちだろ?(意訳)」
塔州連邦と北連との会話の一部。大打撃と受けた北連としてはMSと供給する新連邦だけでなく有力な
航空戦力を保有する塔州連邦にも支援を要請した。しかし、元より北連に対して良い報告を受けていない
塔州連邦としては北連に戦力を預ける事を危険としており戦力を回す事はしなかった。こうした態度は
北連の反感を産んだが、根本的に戦力差のある塔州連邦がわに強くは出られない北連はそれ以上の要求を
する事は不可能であった。
『俄か造りの水陸両用MS等、このゴッグの敵ではない!』
「嘘だろ、駆逐艦って言ったって軍艦だぞ、ソレをチキンか何か見たいに引き裂きやがった!」
「水中に入った護衛はどうなってる!」
「ノイズが多くて通信が・・・」
「冗談だろ、この船も・・・」
とある護衛空母艦隊に於けるやり取りの一部。本格的な連合との戦闘が開始された事で連合の標的は
当然各地に物資を運ぶ輸送船団や通商破壊の為の潜水艦隊も標的となった。特に戦力を削ることを
目的とした護衛空母などへの攻撃は激化しており、連合の水陸両用MSに対して急造のMSと潜水艦を
主力とした北連艦隊の戦力を着実に削る一手となっており、北連艦隊が自由に動ける海は日に日にその
面積を減らしていった。
「敵の艦砲に対処は出来ないのか!」
「相手の射程の方が圧倒的に上です!ここからでは如何にも成りません!」
「艦隊は何をやって居るんだ!ここは無人島だぞ、支援が無ければ・・・」
とある北連制圧下における会話の一部。シーレーンを切り取り始めた北連はこれ迄送る事の出来ていた
拠点への物資輸送能力を急激に低下させており、その過程で幾つかの基地の維持能力を喪失した。
そうした基地でも未だに抵抗を続ける基地も存在したが、そうした基地には連合側の巡洋艦隊による
砲撃が開始され、沈黙を強いられていた。また、基地を放棄してゲリラ戦を意図した部隊も存在したものの、
全くの未知の世界の島である事からこれ迄の常識が通用せず、そのまま部隊ごと行方不明という事態も多発している。
531:ナイ神父Mk-2:2024/09/23(月) 01:47:57 HOST:p826096-ipxg03001akita.akita.ocn.ne.jp
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…海域とかも成るべく描写したかったけどベースとなる日召世界の
地理的情報が結構曖昧と言うか描写されてない地域ですから一寸そっちは難しそうです。
最終更新:2024年11月18日 16:24