902 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2024/10/25(金) 05:25:22 ID:p371236-ipbf407imazuka.yamagata.ocn.ne.jp [63/74]
【ネタ】OGクロス会話集・ファンタジールート編 【時系列デタラメ】 その5
「これで処置は完了だ」
「先生、ありがとうございました!
これで普通に生きていけます!」
大洋連合が作ったナノマシンによる分離マシンで、人間になったハリョの若者が感情を爆発させる。
転生者がサガ3のステスロスに搭載された浄化マシンから発想して作り上げた装置により、ハリョの組織は自然に崩壊した。
「電車が遅れたのはこれが原因か」
「生きていても死んでも迷惑な連中だ」
元財務省官僚の飛び込み自殺のニュースを、昼休みにテレビで見た平成日本のビジネスマンのやり取り。
「方面隊の師団のひとつを機動兵器師団にする……か」
「特地に人員を派遣している状況で、北部方面隊4個師団維持しつつ西部方面隊強化。
さらには第7師団と各守備隊増強に、独立特科大隊の維持、水陸機動団新設。
人員をひねり出すのならそうなる」
「7割が山の日本ならある意味正解だろう。
陸士の充足率も低いし」
「新装備を大量導入の上、操縦士は幹部か曹で整備も幹部か曹。金はかかるが仕方ないか」
平成日本の駐屯地での自衛官たちの会話。
「官舎の建て直しも加速させないと……」
「給料やボーナス、退職金を上げただけじゃ逃げられてしまう。
待遇の改善も必要だ。定年を伸ばした程度ではとても数が足りん」
「北九州での一件でほとんどの地方で応募者が減ってしまったからな。
北九州では増えているそうだが……」
平成日本の大臣たちのやり取り。
自衛隊の増強が進まず苦悩していた。
「林も自衛官目指すとはね」
「演習のASの動画見てさ……」
「わかる。俺もそうだし」
「森も?」
ファーストフード店でのどこかオタクくさい大学生たちの会話。
平成日本では就職難のため、働ける期間が短い士はともかく自衛隊の幹部や曹を目指す若者はそれなりに多かった。
903 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2024/10/25(金) 05:26:09 ID:p371236-ipbf407imazuka.yamagata.ocn.ne.jp [64/74]
「非人型か……まあ、アリだな」
「ああ。あれはあれでアリだね」
陸上自衛隊に配備されたジャガーノートを見た新隊員たちの感想。
感性に刺さった模様。
「新隊員たちの様子はどうだ?」
「機動兵器に対して上手く適応してますね。
覚えが良いです」
「そうか。入隊直後はいつまで続くか心配していたが、なんとかなるものだな」
新隊員たちの様子を部下に問う幹部自衛官。
頼りない見た目の新隊員たちを心配していた。
「しかし……口惜しいな。
あの連中が政権を奪取したことで地球連合との関係が冷え切ってしまった。
そうでなければアームスレイブくらい、自国で開発できるようになっていただろうに」
「それは……そうですが、自衛官に出来る事は投票くらいですよ」
「そうだな……」
機動兵器の演習を見ながら眉間にしわを寄せる陸佐。
彼は後に国会議員となった。
「むぅ……」
「そんな顔をするな。
口では勇ましいことを言うだけの連中よりありがたい存在だろう」
「それはそうですけど……」
どこかオタクくさい新隊員たちに嫌悪感を示す栗林をたしなめる伊丹。
「お見合いのセッティング?」
「うむ。難民となったダークエルフは女の方が遥かに多くてな。
生きていくために春をひさぐより、家庭に入りたいと言っている」
「エルフも女の人の方が多いし、同じ理由で結婚したいって言ってるわ」
「うーん、俺ひとりでなんとかできる問題じゃないなぁ。 他の人たちの協力が必要になる」
平成日本割譲地の難民エルフたちの相談役になってしまったテュカと、難民ダークエルフたちの相談役になってしまったヤオに相談される伊丹。
後日、自衛隊員たちとの婚活パーティが開かれた。
904 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2024/10/25(金) 05:26:43 ID:p371236-ipbf407imazuka.yamagata.ocn.ne.jp [65/74]
「異種族との付き合い方?」
「はい。婚活パーティ参加しますので」
「うーん……これは外国人との付き合いでも言えることだけど、それぞれ異なる常識の中で育ったわけだろ?
だからこっちから見たら異常でも、向こうからすると当たり前っていうことが多々ある。
それをよほどのことで無い限り、受け入れる事が重要……だと思う」
「鷹揚な精神が重要と」
「そうそう。
あとは多くを求めない事だな。俺が結婚した時なんて「養って下さい、代わりに結婚してあげますから」って元嫁さんに言われたからだし」
アームスレイブ部隊に配属された新人陸尉たちの相談を受ける伊丹。
「エルフが3割、ダークエルフが3割、他の異種族が3割で人間が1割ですか。
異種族が多いんですね」
「まあ異種族でなければ帝国側の方がある意味では生活しやすいでしょうしね。
親戚とかの伝手もあるでしょうし」
「なるほど」
久々に顔を合わせた菅原外交官に、婚活パーティのことを問われる伊丹。
「うわぁ、随分若いのを連れてますね」
「ふたりとも150歳だって」
「テュカより若いのか」
「じ、事案……」
「言っておくが法的には問題ないからな」
婚活パーティで成立したカップルたちを見た元第3偵察隊の反応。
「ふっざけんなクソが!」
「森林風情がっ!」
「もういい、飲みなおすぞ!」
一時は死亡説が流れた学生時代にカースト最下位と見下していたやつらが、実は東京の大学を出て幹部自衛官となりそれぞれエルフとダークエルフの嫁をもらっていたと同窓会で知ったカースト上位(自称)連中の反応。
この後、飲酒運転で単独事故を起こして職を失った模様。
「ニホンの女ってさ」
「うん?」
「男に多くを求めすぎじゃない?」
「うん……この人を見る限りそうだね」
夫が友人同士のため仲良くなったエルフとダークエルフの幼な妻たち、テレビの討論番組の声の大きい出演者の発言に感想を述べる。
905 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2024/10/25(金) 05:27:26 ID:p371236-ipbf407imazuka.yamagata.ocn.ne.jp [66/74]
以上です。
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お許しくださいベアード様。
最終更新:2024年12月15日 17:16