5:霧の咆哮:2024/08/30(金) 22:12:27 HOST:KD106154131168.au-net.ne.jp
〇提督たちの憂鬱系統知らない方が、日蘭世界に転生したらこんな感じになるのかなって反応集その3



「陸大亀の卵や肉、特に卵は祖父母の家に滞在してる時にそちらのお隣さんで飼われてる陸大亀の無精卵で貰ったの美味しく食べていたが、食用国産亀肉や亀卵が流通してるなんて、当然前世じゃ考えられないよなぁ
新鮮な亀卵の卵かけご飯、鳥の卵はまた別の風味だけど美味しいんだよね」
「子供の頃から乗せて貰って一緒に遊んだ覚えあるなぁ」

ーまだ鈴音が来る前の独り言タイム。
亀肉やワニ肉みたいなのは前世の認識ではゲテモノ分類だが、日蘭日本では昔から亀肉も食われてたのも有り、史実ほどの抵抗感はない。
彼も美味しく食べており、前世を思い出した今でも今世の自分との融合か、食べるのに抵抗感も驚くほどないだろう。
お隣さんの陸大亀は番犬代わりのペットの一面が強いのでその肉を食べることはないだろうが(餌は農家としての売り物にならない型崩れ野菜メインでリーズナブル)


「そうか、前世じゃ険しい山地の山小屋の維持は最終的に人力で物資その他を運ぶしかなかったけど、こっちじゃ民間用PSや剣牙虎、陸大亀の助けがあるから前世より楽なのか」

ー今でも軍隊でPS纏いながら現役の剣牙虎と異なり、陸大亀系は現行の軍隊では姿を消したが近代に入るまでは砲兵隊としても用いられた積載量や調教のし易さ、頭の良さや猛獣と大人しい気性。
意外なほど高い山岳適正により、史実通りでは乗り物が使えないほどに険しく狭い道でもただの人力やヤギに頼らず、陸大亀らの助けにより例え大陸日本の大自然が史実より過酷でも相対的にはまだ楽になっているのだ。
ある種のペットセラピーな意味でも、険しい場所の山小屋に向かう道中でも自分の相棒陸大亀と一緒なら寂しくない、みたいな心理的影響も大きい。


「この世界にもゾイドは放映してたのか。前世以上に外伝漫画やアニメも盛んで嬉しい。初代やゼロが一番好きだったけど、今世ではそちらのストーリーでもゴジュラスの見せ場が増えてるのマジありがたい」
「こっちのリアルで剣牙虎や蝦夷象、陸大亀が存在する影響か、前世より虎型のセイバータイガーや亀型のカノントータス、象型のエレファンダーの人気が高いうえに、前世にいない色んなゾイド増えてるの楽しい」

ー記憶を思い返しながらのゾイドへの想い。
陸大亀や剣牙虎繫がりでそれらモチーフのアニメというと、ゾイドが思い浮かんだので序に検索した模様。
史実にいない亀型ゾイドの上位機種、史実にいないカスタム派生機やそれらの商品化も色々進んでいて、ゾイド界隈も企業規模や国の規模も前世より遥かに拡大しているので盛んである。
日蘭日本ではガンプラやゾイドとかもシリーズで全部揃えるハードルは史実の比ではなかろう。予算的にもスペース的にも。
彼はゾイドの推しはゴジュラスやウルトラザウルス、カノントータス辺りで、ゾイドのカスタムプラモも自室に飾っていた。
ゾイドが発売されてる=天下のタカラトミーが日蘭世界にもあるってことだが。


「……」

ー自室で無口に自身のカスタムゾイドの配置やポーズを変えている鈴音。
彼の影響か、鈴音もゾイドスキーになっており、彼と自分の分も持ち寄ってブンドト遊びもしていた。
彼女は帝国派で主にレッドホーンやモルガ、エレファンダーが推しだった。
メカ系なら虫でも平気らしい。カプ揃って高機動ゾイドより重火力や支援部隊、主力部隊にいるようなゾイドが好きのようだ。

6:霧の咆哮:2024/08/30(金) 22:13:08 HOST:KD106154131168.au-net.ne.jp
「……(ムフー♪)」

ー無言で、されどピトッと彼の膝の上に頭を乗せてはどこか満足気な表情を浮かべる鈴音
彼がスマホを操作しながら、片手で時折優しく彼女の美しい銀髪を梳いては心地よさげに目を細める。
それはまるで鈴音の頭にピコピコ動く獣耳が幻視しそうなほどで。
この距離感でこいつらお付き合いしてないんだぜ。
イメージ的には12~14歳位だけど二人は。


「やっちまったぁ……」

ー彼が中坊の頃。
若者から中年迄良くある、エッチな夢を見ての暴発(意味深)をしてしまって嘆く彼。
夢の内容はまぁ、幼馴染の彼女とのアレコレであって。
因みに前世から彼の大好きな属性の一つは銀髪ヒロインである
推しキャラでは十六夜咲夜やリインフォースアインスやメリュジーヌやエンタープライズ(アズレン)等と。
でも、金髪ヒロインも好きなのでいずれ記念艦になっているビスマルクや響達の聖地巡礼もしたい。
その際、気軽なソロ旅行ではなく、鈴音とのデート旅行前提になってるナチュラル惚気ップリな思考を自覚してるのかどうか。


「……これでやろうと思えば彼との子供を産める」

初潮を迎えた際の鈴音の呟き。
確かに母子の負担や世間体の問題、彼が精通を迎えててやることやったら出来るだろう。
気が早いにもほどがあるでって。
大丈夫、鈴音はちゃんと我慢も待ても出来る良い娘である(その間に外堀完全に埋めて逃さない体制にしないとは言っていない)


「……♪」

鼻歌を歌いながら自分の髪の手入れを怠らない鈴音。
華の乙女として髪は命というのもそうだが、彼が無意識からも彼女を撫でる際、その長い髪を透くのも梳いてるのも察している為。
愛しの彼が自分の髪も無意識レベルからも好いているならば、彼女の機嫌も良くもなろう。


以上です。
wiki転載は例の如くご自由に。
こちらのシリーズの続きもば。ネタ的には割と長く行けそうですこっちも。
リアルでゾイド界隈が最近祭りなのもあって、日蘭世界のゾイド事情も一つまみw
地味に大陸日本現住生物では、剣牙虎に続いて陸大亀に愛着沸きつつある。

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最終更新:2024年12月31日 12:02