54:戦車の人:2024/09/02(月) 23:28:35 HOST:61-24-203-31.rev.home.ne.jp
大陸日本陸自師団編成-赤軍参考例・修正案

  • 機動師団:師団人員数15290名

  • 指揮下主要部隊

 師団司令部(指揮中隊、通信中隊、電子中隊等)1個:人員数400名
 普通科連隊(普通科3個大隊、直接支援大隊、連隊本部大隊等)3個:各連隊人員数2500名 
 戦車連隊(戦車3個大隊、直接支援大隊、連隊本部大隊等)1個:人員数1500名
独立機甲大隊(戦車3個中隊、普通科中隊、重迫中隊、直接支援中隊、本管中隊等)1個:人員数900名
 特科連隊(自走155ミリ榴弾砲3個大隊、HIMARS大隊、直接支援大隊等)1個:人員数1800名
 高射特科大隊(高射特科3個中隊、本部管理中隊、直接支援中隊等)1個:人員数500名
 偵察戦闘大隊(偵察戦闘2個中隊、電子偵察中隊、直接支援中隊等)1個:人員数500名
 施設大隊(施設4個中隊、本部管理中隊、直接支援中隊等)1個:人員数500名
 特殊武器防護大隊(除染中隊、NBC偵察中隊、汚染監視中隊等)1個:人員数250名
 整備大隊(重整備3個中隊、本部管理中隊等)1個:人員数450名
 衛生大隊(野外衛生3個中隊、本部管理中隊等)1個:人員数:300名
 輸送大隊(重輸送3個中隊、本部管理中隊等)1個:人員数300名
 航空支援大隊(偵察ヘリ中隊、汎用ヘリ中隊、無人機中隊等)1個:人員数240名
 交通管理中隊(交通管理3個小隊、通信小隊、本部管理小隊等)1個:人員数150名


  • 指揮下主要装備

 90式戦車(F)ないし10式戦車(D):192台(46台編成戦車大隊3個及び独立機甲大隊)
 16式機動戦闘車(C):28台(14台編成偵察戦闘中隊2個)
 15式装輪自走155ミリ榴弾砲:72台(24台編成特科大隊3個)
 120ミリ重迫撃砲ないし機動120ミリ迫撃砲:90門(9門編成重迫中隊10個)
 中距離多目的誘導弾:27セット(3セット編成誘導弾中隊9個)
 HIMARS自走227ミリ多連装ロケットシステム:18台(18台編成特科大隊1個)
 11式短距離地対空誘導弾:12セット(4セット編成高射中隊3個)
 16式装輪装甲戦闘車:160台(各普通科連隊ナンバー大隊3個及び独立機甲大隊普通科中隊)
 AMV装輪装甲車:300台以上(普通科6個大隊及び支援部隊、指揮部隊等)
 AH-2戦闘偵察ヘリコプター:8機(偵察ヘリ中隊)
 UH-2汎用輸送ヘリコプター:12機(汎用ヘリ中隊)
 スキャンイーグル無人偵察機12機(無人機中隊)

55:戦車の人:2024/09/02(月) 23:29:27 HOST:61-24-203-31.rev.home.ne.jp
  • 師団編成解説

近年、先進国の陸軍においては大隊ないし旅団を根幹とする戦闘団を編成。任務に充当する傾向があった。
これは平時からグレーゾーンにおいては有効な編成手段であったが、正規戦闘においては不安点も多かった。
師団から旅団へ縮小されても任務の負担は変わらず、兵站も思ったほど負担は軽くならず、何より歩兵が不足気味であった。

平時から懸念されていたこれらの事項は、ウクライナ戦争においてロシア大隊戦術群が実戦において露呈してしまった。
兵站の非効率、歩兵の不足による警戒能力の低さが特に顕著で、ウクライナ軍の浸透攻撃を前に損害が続出したのだ。
故に同戦争においてロシア軍は師団編成を復活させ、西側諸国陸軍にも大きな影響を与えつつあった。

その中で最も大きな影響を受けたのは、国家の大陸化に伴い規模で5倍、重装備で10倍となった陸上自衛隊である。
大陸化当初は小型師団・旅団多数が乱立する様相だったが、このままでは非効率かつ各個撃破のリスクが極めて高い。
陸上幕僚監部でもそのことはよく認識され、最終的に旧ソ連軍・ロシア軍の師団編成を参考に再編が行われた。


その編成は原型となった赤軍戦車師団・自動車化狙撃兵師団に酷似しているが、陸自ならではの独自性も存在する。
大幅に規模を拡大したとはいえ陸自の本質は防衛陸軍であり、旧ソ連軍のような無停止攻撃に備える必要性は低い。
故に各職種大隊の編成、特に後方支援部隊や普通科火力支援部隊の充実を図り、継戦能力の向上に努めている。

また西側諸国の中において依然、高い電子技術能力を有することから、共同交戦能力の普及と強化にも努めている。
如何に人員数70万名以上、重装備保有数では列島時代の10倍以上を誇るとはいえ、守るべき国土も10倍となったのだ。
戦力運用の効率化を推進するに越したことはなく、三菱電機や富士通等のCOTS計算機根幹のC4I多数を導入している。

有事においては師団一括運用を基本としつつ、普通科連隊を根幹とした戦闘団3個を編成しての機動防御にも対応している。
また師団長が独自動かせる独立機甲大隊が予備隊として存在し、これ自体が諸兵科連合として編成された即応部隊でもある。
3個連隊戦闘団による機動防御に加え、師団直轄の機械化部隊を有し、より確実な地域防衛を主眼とした編成である。

56:戦車の人:2024/09/02(月) 23:30:11 HOST:61-24-203-31.rev.home.ne.jp
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しかし後方支援部隊を手厚くすれば、冷戦末期のソ連軍師団編成。使いやすいですね。

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最終更新:2024年12月31日 12:11