229 名前:ナイ神父Mk-2[sage] 投稿日:2024/11/23(土) 02:51:14 ID:p826096-ipxg03001akita.akita.ocn.ne.jp [52/105]
憂鬱スパロボ 台詞集その131
Fルートネタ 39年から続く裏側の話
「ところで気が付いたんだが…」
「どうした?」
「現在始まってるこの戦争、確か初期は人類が大分不利だったよな?」
「まあ、ドイツの電撃戦参考だろうからな。」
「…ドイツと違って住民を残す気が無いんなら、史実でナチスドイツ占領下になった地域の人類、
全部難民化しないか?」
「あっ…」
特地にて周辺世界の情報を精査していた
夢幻会関係者の会話の一部。精査している情報が夢幻会として
記憶や記録のある世界の場合はその世界の予想される史実・原作に合わせての調査を行っていたが
その際に現地に派遣されていた人員が気が付いたのはこれから
ストライクウィッチーズの世界の特地
惑星への転移とその転移後に形成された地形に於ける。ある問題点であった。
「大小のビフレスト作戦を考えると…41年までには最大8000万人以上の難民の発生の懸念か…」
「此方で先にネウロイの駆逐と言うのは…」
「ネウロイのこの世界での正体がわからん以上は危険だ。」
「それもあるか…」
「現地では付近に転移している日本国召喚相当の世界の日本がある。そちらが動いて居る様子だな、
ロウリアの租借地に難民キャンプ設立の動きがある。」
「では其処に介入して支援の体制を整えるという事で…」
夢幻会に於ける会合の一部。特地のゲート接続地点である大洋に於いては、ネウロイに対する介入に
関しては否定的な意見も根強く、懸念が示されていた。コレは一部の会員の記憶にある、外的要因に
よるネウロイの急速な進化に対して懸念が示された事からであり全容が見えないネウロイに対して刺激
することを好まなかったというのも事実である。その為、特地を担当する連合軍に於ける、決定は
戦力不足などからも直接戦闘よりも支援体制の構築が優先される形となっている。
〈此方、第204航空隊、目標との接触予定区域に着いた。〉
〈了解、もうすぐ到着時刻だ。気を抜くなよ。〉
〈しかし、航空機による輸送隊による大陸横断とは向こうも無茶をする。〉
〈制空権が無いからこそできる無茶なんだろう。〉
〈レーダーに反…何だこれは、機器の故障か?〉
〈何があった?〉
〈空域に多数のアンノウン、目視で確認した!10…20、まだ増えてる!〉
〈馬鹿な、レーダーには何も…〉
〈連合軍の物と思われる航空隊を確認…何百m有るんだ!?これがレーダーに映らないだと!?〉
航空自衛隊内に於ける会話の一部。日召日本では人道に則りストパン世界に於ける対ネウロイ戦発生
以降、戦域から焼け出された地域を租借地へ建設した難民キャンプへと避難させていた。それに対して
連合は食糧支援を行う事を申し入れていた。未知の勢力である事から基本的に対応は自衛隊が行っており
今回は連合の送った輸送隊による、連合艦寄港の為の泊地建設であるという話であった事から、
航空自衛隊が領海付近を通る連合の航空隊の確認へと出ていたが、其処に現れたのは自衛隊の予想を
遥かに超える威容の部隊であった。アーセナルバード二機に先導されたガルダ級4機は指定された海域へと
膨大な数のUNACと無人作業機、工作機材を投下を開始したのである。
230 名前:ナイ神父Mk-2[sage] 投稿日:2024/11/23(土) 02:52:01 ID:p826096-ipxg03001akita.akita.ocn.ne.jp [53/105]
「レーダーで今向こうが何機降りて来てるかわかるか?」
「宇宙往還機と思われる物だけで200機、他にもカプセルみたいなものがその倍以上だな…」
「コレがICBMだったら、今頃俺達終わってたよ」
「全部コレが物資や兵士入りで、軽々宇宙に上げて降ろして来る連中とか相当ヤバいぞ…」
地上に於いての連合の宇宙軍降下地点に於ける対空警戒を行っていた、自衛隊の隊員間に於ける会話の
一部。連合軍の一部は複数の要因から既に艦隊を出す事を決定しており、先行した旧式巡洋艦の揚陸艇を
や自力での大気圏降下可能な艦艇、降下ポッドを用いた空挺による物資輸送作戦を画策する事となった。
輸送艦含めた100隻を超える往還機による効果は自衛隊に対しては連合の技術が大きく優越している事を
示すには充分な効果を発揮している。
「難民キャンプに物資を届けるのは良いんですが、内陸までは大型の輸送艦で降りられるとして
最後の数㎞は如何するんです?」
「お前たちのACの脚部は何のために付いて居る?」
「…と言う事はまさか?」
「歩くんだよ。」
「じゃあ、タンク脚は現場警備って事で…」
「一番積載量のある脚部機が何言ってるんだ…」
日企連警備部隊に於ける会話の一部。難民への物資輸送ミッションに於いては比較的後方の任務である
関係上、多数の企業警備隊も参加していた。その為、降下後に未だ距離のある避難区域へはACが背負って
物資を運ぶことを決定。その為、膨大な荷物を背負った機体群が歩いて現場に向かうというシュールな
光景が多数産み出される形となっている。
「それで、やはり懸念通りか?」
「そうなるな…」
「…難民6000万人のお代わりか、(補給体制が)壊れるなぁ…」
「けど、やらないとこれが全部飢餓状態だぞ?」
「わかってるよ…」
41年頃に於ける連合の会話の一部。大ビフレスト作戦が確定したことに対する連合軍の会話の一部。
カールスラントが不利となった事で、西欧におけるネウロイの覇権はほぼ確実となり、西欧からは次々
民間人が脱出を開始していた。組織的撤退により多くの民間人が助かった反面、その数は膨大な物と
なっており、その前からの難民と合わせて西欧だけでも8000万人に迫る人口が難民化したという事実は
支援を行う後方国に対して莫大な負担を掛ける形となっている。
231 名前:ナイ神父Mk-2[sage] 投稿日:2024/11/23(土) 02:52:37 ID:p826096-ipxg03001akita.akita.ocn.ne.jp [54/105]
以上です。WIKIへの転載は自由です。取り敢えず前々か話題にしてた支援関連の話をば…
最終更新:2025年03月03日 17:33