339 自分:弥次郎[sage] 投稿日:2024/11/24(日) 23:56:13 ID:softbank126116160198.bbtec.net [30/127]

憂鬱SRW ファンタジールート 証言録「1943年、502JFW点描」2




「調理師に洗濯係に清掃員にと、専属スタッフが多いのは助かるな……」
「避難民からホテルとかで働いていた人材を引き抜いて、軍属ってことで雇用しているそうです。
 仕事がなくなって困る人も多かったそうで、応募は殺到したそうですよ。
 技能は高いし、過酷な勤務にも耐えるし、他国の言葉も喋れるから雇用側としても満足だそうで」
「なるほどな。ついでに祖国奪還を願う国は非常に多いから、志願者が多いというわけか」

  • 502JFWの軍人たちを支えるスタッフたちについてのラルとサーシャの会話。難民の雇用対策なども込みでこういった人員雇用は積極推進された。





「美容師、マッサージ師、靴屋に鍵屋に代筆屋に配管工……よく集めたな」
「それだけの仕事がここにありますからね」
「違いない……」

  • 同上。軍事だけでなく生活を営むという関係上、その手の技能者はどれほどいても足りないということはなかった。




「随分とぴっちりした衣服だな」
「連合製の寒冷地用スーツだそうです。防刃防弾で保護機能もばっちり、加温機能まで備えていると。
 着ている人間の代謝促進なども行う効果もあるとか」
「そんなに多機能なのか?」
「連合の人に言わせると、我々のズボンは下着のパンツに見えるそうです。だからこういうのが必要だと」
「……そういえば、オーバーロード作戦においてもそういう声があったと聞くな」

  • カーチャの格好(オーカ・ニエーバおよびマーコール制式制服)を見たラルの感想。




「正式に軍服まで支給されているのか」
「ティル・ナ・ノーグの時点で制服が支給されましたからね。
 卒業時にも合格祝いに式典用が。それにオーカ・ニエーバとマーコール共通の制式制服が支給されました。
 私たちの意見も取り入れてデザインと裁縫をしてくれましたよ」
「502でも考えるべきかな?」
「そこはお任せしますが……予算がかかりますからね」
「ぐっ……それは痛いな」

  • 同上。妥協の結果、部隊章のワッペンの発注および機材へのペイントの型を作成する方向で落ち着くこととなった。




「民間からのスタッフが見分けがつきやすいのは非常に助かるな……役職ごとのカラーリングもしてあるのも」
「空母甲板要員---通称レインボーギャングというのを参考にしたそうですよ。
 役割を制服だけでなく色でも判別できるようにしつつ、帰属意識を持たせる。
 こういう点において未来の時系列というのは学ぶべきところが多いですね」

  • 同上。502JFWに限った話ではないが、軍属となった人員は役割や所属ごとにカラーリングの違う制服兼作業着が支給された。




「ほう、良い絵じゃないか」
「ラル隊長、これは絵じゃありませんよ?」
「何?」
「額縁だけ本物で、絵の部分はそういう画像を映しているだけなんです」
「……本当か?本物の絵に見えるが」

  • 502JFW基地内各所に設置される絵画を見たラルとスタッフの会話。基地内に彩りを添えるところにも連合のテクノロジーが投入されていた。

340 自分:弥次郎[sage] 投稿日:2024/11/24(日) 23:56:58 ID:softbank126116160198.bbtec.net [31/127]

「ふーん、管野は紙の本が好きなのかー」
「紙じゃなかったらどうやって読むんだよ」
「ほら、これ」
「なんだよその板?」
「驚くなかれ、中には数百冊分の本のデータが入っていて、好きなのが読めるんだよ?」
「はぁ!?」

  • 言動などに似合わず文学少女な管野にタブレット端末を自慢する、同じく文学好きなバルバラ。




「紙の方が不勢があるだろ」
「いや、紙は紙でいいもんだよー。
 でも、本はどうやってもかさばるし、劣化しやすいからね。
 こっちの方がスマートなのさー」
「便利ってのはわかっているが、そいつにしたって欠点がないわけじゃないだろ」
「おお、言うねぇ」

  • 同上。タブレットもタブレットで弱点があると管野は指摘。




「へぇ、撃墜数を競い合っているのね?元ウィッチだしぜひとも混じりたいなぁー」
「あ、ウォーザードは強すぎるから無しだぞ、無し!」
「あら、つれない……」
「前提の条件が違いすぎるじゃねぇか」
「そーだそーだ」

  • ニパ、管野、クルピンスキーの3名による撃墜数競争に交じろうとした鏡子。レギュの違いを出されて拒否されることになった。



「あれ、工藤少尉、なんのようですか?」
「賭け事と聞いて……相席、いいですか?」
「いいぜ、相手してやる」
「楽しみましょうか……」
(よし、101にもってかれた嗜好品を取り返すか)
(ロスマン先生ほど強くないはず……)

  • ロスマンに続き、みちるにカードで賭けを挑んだニパと管野。なお、ナチュラルボーンギャンブラーに勝てるわけがなかった模様。



「隙があると思っていたんだけどなぁ……」
「なんだか、カードを持った瞬間別人になったよね。
 ロスマン先生よりおっかないよ」
「ロスマン教官はお強いのですか……?」
「まあな」
「フフ、楽しみになってきました」

  • 同上。ロスマンが二人をすってんてんにしたと聞き、みちるの興味がそそられることになる。




「タノモー!ロスマン先生、教えを乞う!」
「あら、その言い方、カンノさんから聞いたの?」
「扶桑だとこうやって道場に入るって聞いたので!
 一応ウィッチ戦力でもあるので、指導よろしくお願いします!」

  • ロスマンのところに指導を受けに行くバルバラ。ウィッチとウォーザードをまたぐため、癖などを残さず切り替える技能が必要となり、指導員が必須であった。

341 自分:弥次郎[sage] 投稿日:2024/11/24(日) 23:57:29 ID:softbank126116160198.bbtec.net [32/127]
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最終更新:2025年03月03日 17:36