407:トゥ!ヘァ!:2024/12/12(木) 19:07:36 HOST:FL1-218-227-41-219.kng.mesh.ad.jp
スパロボOG…っぽいクロス
「少々困ったことになりましたね」
「ああ。まさか地球連邦と全面衝突することになるとは」
「しかし他の国々は乗り気です。我々だけが今更反対しても止められないでしょう」
「日本国内でも反連邦感情は高い。EDFの出兵を押す声は日に日に高まっている」
「正直なところビアン博士の思想に共感する人間も少なくない」
「博士個人とその思想に関しては我々も賛同するところなんですが…」
「ぶっちゃけハガネとヒリュウとまともにぶつかり合いたくぬぇ…」
「後々出てくるアインストやルイーナへの対策で出張る必要あるがあるので、連邦政府とのは余り仲違いしたくなかったところですが…」
「でもさぁ!無理だよぉ!あんなことしちゃったんだからさぁ!」
「「「プライマーと戦い抜いた歴史を持つ星を勝手に異星人に売り渡そうとしたんだものなぁ」」」
時は統一歴106年。
6年前出現したクロスゲートにより新西暦を暦とする並行世界の地球と接触。
そして新西暦186年における南極事件において同世界を統率する地球連邦政府主流派が異星人へと自国及びクロスゲート先の統一歴世界を売り渡そうとしたことが暴露される。
これに対して統一歴側は激昂。南極事変と同日に蜂起を開始したDCと歩調を合わせ始めることとなる。
後に並行世界間戦争こと並行戦争の幕開けであった。
〇DC戦争改めて並行戦争の時代
「連邦政府からの説明は?」
「それがDCとの戦争を理由に梨のつぶてでして…」
「説明どころ下っ端以外外交官すらよこさんとは連中は外交を何だと思っているんだ!」
「やはりDCが暴露した南極会談の内容は本当なのか…」
統一歴世界。新国連会議にて。
南極事変後に新西暦の地球連邦政府へ説明を求めた統一歴世界であったが、連邦側はEOTI特別審議会の雲隠れ、DCからの攻撃、各地の連邦軍や地元政府の離反、反連邦勢力の一斉蜂起などによる混乱が続いており、統一歴世界への釈明を後回しにしてしまった。
このことから統一歴世界では地球連邦への不信感が増大し、南極事変における両世界の地球売却という内容に真実味を持たせることになってしまう。
「連中!ようやく外交官を寄こしたかと思えば形にもならん言い訳ばかりしよって!」
「どう見ても時間稼ぎだな」
「つまり我々は舐められているということか」
「ふむ。よろしい。では古き良き人類同士の外交といきましょうか。連邦政府に人間同士の交渉というものを思い出させてあげましょう」
新国連会議における会話。
国連事務総長へスター・ギャロップ女史の言葉を皮切りにDCとの正式な軍事同盟及び地球連邦政府への宣戦布告が可決された。
「新国連は戦争で意見が固まったか。大円卓は今回の事態には何と反応している?」
「テンプル騎士団、暗殺教団、東方修道会、アズトラン・ギルド、仙人会議、ヘルメス協会が戦争派。
夢幻会、ネオ・イルミナティ、スパモン教が慎重派だ」
「慎重派?戦争に参加することへか?」
「違う。戦争するにしても深入りするべきではないという意見だ。つまるとこ大円卓においても地球連邦との戦争は決定事項ということだな」
「ふむ。では我々が儲けてもお咎めなしか」
「遠からずEDFからランカーの招集がかかるだろう。自分のところのリンクスたちにきちんと準備さえておけよ」
統一歴世界、企業連合内の会話。
こちらの企業連はEDFと仲違いせず仲良くやっている。
後に今回のDC戦争参戦においてEDFから各企業へランカー傭兵出向の命令が伝達された。
408:トゥ!ヘァ!:2024/12/12(木) 19:08:27 HOST:FL1-218-227-41-219.kng.mesh.ad.jp
「統一歴世界からの回答は…」
「宣戦布告だそうです…」
「まあ…そうなるな」
「だからきちんと謝罪と賠償するべきとあれほど!」
「しかし詳しい資料は我々の手元にもありません。全てEOTI特別審議会が保有したままですし…」
「そもそも統一歴世界との交流すらEOTI審議会の連中が牛耳っていたのが可笑しなことなのだ!」
「統一歴の世界からもたらされる技術までもEOT扱いにしようとしていたからな…」
「どうすればいいのだ…」
新西暦。地球連邦政府一部議員たちの会話。
クロスゲートの出現以降の統一歴世界との交流にはEOTI特別審議会が強くしゃしゃり出てきており、民間交流には強く制限がかかり、政府間の交流すら同審議会の意向が強く反映されているなど統一歴世界との交流が上手く進んでいなかった。
このことは南極事変の内容暴露における対応の遅さと連邦政府への信頼の欠如を招き、EDFのDC側参戦を招くこととなる。
「統一歴世界の本格参戦…これからの戦局どうなっちゃうんでしょうかね」
「少なくともテスラ研が制圧されるならEDFにやってもらいたいね」
「そりゃなんでですか?確かEOTI審議会が邪魔してあちらとはそんなに交流なかったですよね?」
「まぁやっこさん方は宇宙人との戦いを経験したって言うじゃないか。その話を聞きたくてね」
(言えねぇ…秘密裏にEDFの諜報員と交流をしていたとは…)
テスラ研における会話。
表向きの交流はEOTI審議会の横槍もあり、精々食事会程度しか行えていなかったが、その裏ではEDFの諜報員がジョナサン・カザハラ博士を始めとする一部の人員と取引を行っていた。
「派遣戦力はCF(コンバットフレーム)に戦闘用MT(マッスルトレーサー)、AC(アーマードコア)…移動要塞にバルガまで出すのか」
「それだけじゃない。上層部はオリジナルの投入も決定したそうだ」
「プライマー大戦で活躍した29人のリンクスたちか!」
EDFは新西暦への派遣に際して既存戦力のみならず、プライマー大戦で活躍したオリジナルを含む複数のネクストの投入を決定した。
それだけEDFは本腰ということである。
「あれが噂のATXチームにグルンガスト零式か。その実力見させてもらう」
「なんだこいつら!DCの新型か!」
「! 違うわ!これは…データ照合…EDFのネクストAC!」
早速新西暦の北米戦線に派遣されたEDF部隊。そこにはランク1ベルリオーズが乗るシュープリスの姿もあった。
北米戦線にオリジナルが投入されたのはATXチーム。何よりも元戦技共同体であるゼンガーと彼の駆るグルンガスト零式を警戒したためである。
「あれはEDFのコンバットフレームニクス!」
「知っているのリュウ!」
「ああ。俺は月間EDFを愛読していたからよく知っているんだ。ニクスってことは、相手は義勇兵じゃない。EDF正規軍ってことだぜアヤ」
極東戦線にも表れたEDF部隊を見たSRXチームのリュウセイ・ダテ。
当時数少ない統一歴世界の情報が乗っていた月間EDFを愛読していたリュウセイは味方のデータ照合よりも早く敵機体の正体を言い当てた。
「この派兵の根拠が交戦規程αって噂本当なのかね?」
「あー。交戦規程αってあれだよな。特定異星人支援人類抹殺許可命令」
「そうそう。プライマー大戦の時にも結構発令されたやつ」
「実際には違うらしいぞ。ほら。俺ら投降してきた連邦兵はちゃんと捕虜にしているし、民間人にも手を出してない」
新西暦世界に派遣されたEDF兵士たちの会話。
交戦規程αとはプライマー大戦の頃に発令された命令の一つ。
異星人に与していると判断された同族(地球人類)への無制限殺害許可命令である。
新西暦の地球連邦との戦いは正規の宣戦布告案件のため実際のところはオールマストダァイ!な交戦規定αとは別案件だったりする。
「EDFの持ってきた移動要塞。使えますな」
「そうだな。ライノセラス級の数も限られている。何よりあれらは旧式ということで結構な数がこちらに持ち込まれたそうだ」
「移動要塞X3。通称ソルディオス。陸戦の多いアフリカ戦線にはピッタリだ」
アフリカ戦線を担当するバン・バ・チュン大佐と幕僚たちの会話。
EDFからはまとまった数の移動要塞X3ことソルディオスが供与されており、陸上戦の多いアフリカ戦線や
アジア戦線で活躍していた。
409:トゥ!ヘァ!:2024/12/12(木) 19:09:12 HOST:FL1-218-227-41-219.kng.mesh.ad.jp
「な、なんだあいつら!」
「特機…なのか…」
「なんて数だ。俺たちぺしゃんこにされちまうぞ!」
「ひ、怯むな!撃ちまくれ!近づけさせるな!」
「駄目です!直撃しているはずなのに効果がありません!!」
EDFの持ち込んだバルガ軍団と接敵した地球連邦軍戦車隊の会話。
EDFがプライマー大戦中に大量に増産したバルガは新西暦での争いにも持ち込まれ、特機慣れしていない一般連邦兵を圧倒することとなる。
「では事前の予定通りに例の物はビアン総帥とマイヤー司令の手へ渡ったわけですか」
「はい。我が軍とDCの取引の一環ですね。これでアイドネウス島とコロニー統合軍艦隊の防備は一層頑強となりました」
「…これハガネとヒリュウは突破できますかな?」
「最悪の時の覚悟はできている。本来の防人たちに代わりビアン総帥たちと共にあの世界で戦う覚悟がな」
統一歴世界での夢幻会の会話。
EDFの正式参戦に伴い相応の有力な戦力をビアン博士とマイヤー司令に渡していた。
原作OGより遥かに分厚い防備となったDC勢をハガネとヒリュウが突破できるかは神のみぞ知ると言った具合である。
そして両艦が駄目だった場合にはビアン博士と協力し、自らの手で先々の戦乱を乗り越える覚悟も。
「超高速巡洋戦艦シュトゥルムヴィント接近!」
「超巨大双胴戦艦播磨接近!」
「超巨大潜水戦艦ドレッドノート接近!」
「巨大円盤型攻撃機ヴリルオーディン接近!」
EDFがDCへ提供した超兵器
シリーズ。
元々はプライマー戦役の際に異星人技術を既存艦艇に盛り込んだ新型兵器として開発された代物たちであり、今回は比較的旧式となったものを友好の証としてDCへ提供していた。
見た目こそ古めかしいが基本的にワンオフモデルの高性能兵器であり、前述の通りプライマーの技術を盛り込み建造された軍艦のため、その性能は非常識の領域に突っ込んでいる。
ハガネチームの地上ルートではこれらが出現して襲い掛かってくる。
「アローヘッド隊。敵を視認した。攻撃を開始する」
「シューティングスター隊。標的を発見。狙撃を敢行する」
「こちらパトロクロス隊。敵へ高速接近戦を仕掛ける」
「ゲインズ隊。ヒリュウへ向かい砲撃を開始する」
「タブロック隊。攻撃開始。ミサイルカーニバルです」
こちらはヒリュウの宇宙ルートを襲ったEDF部隊。
R戦闘機という系統の兵器であり、プライマー戦役において異星人技術をふんだんに盛り込んだ高火力戦闘兵器群。
クロスゲートが宇宙に存在している関係上、地上よりも投入される戦力量が多く、ヒリュウチームの宇宙ルートは地上以上に難易度が激化していた。
「なに?原作で見られなかった動きがハガネとヒリュウで見られた?」
「はい。ハガネ隊はRシリーズが既に前線に投入されています。武装が未調整なのか、R-2はシュッツバルトのツインビームカノンを、R-3はT-LYNCリッパーを装備していますが」
「ヒリュウ隊はブリットの乗機がグルンガスト二号機になっているようです。
またリン・マオ社長がヒュッケバインMarkⅡに乗って参加しているようでして」
「また両方共に原作で見なかった人員もいます。
ハガネにはレナンジェス・スターロード、ミーナ・ライクリング。
ヒリュウにはヘクトール・マディソンとパトリシア・ハックマン、アーウィン・ドースティン、グレース・ウリジンとなっています」
「旧スパロボシリーズ主人公たちか…イルムとマオ社長あたりが引っ張ってきたのか?」
「彼らの乗機は今のところゲシュペンストで統一されていますが、どうやら個々にカスタマイズされているようでして。
いわゆるスーパー系ゲシュSとリアル系ゲシュRに近しい改修がなされているようです」
「またハガネの方はカイ少佐が乗艦していることも確認されています。連邦軍も原作以上に背水の陣と言ったところでしょうか」
「追加情報です。航海の最中に謎の特機とパイロットを拾ったようでして。確認された画像からソウルゲインとアクセル・アルマーだと思われます。
その後はなし崩し的にハガネ隊に協力し、DCとの戦闘に参加。現在はハガネ隊の強力な戦力になっています。
もしかしたらアクセルはスパロボAのように記憶喪失になっているのやもしれません」
「我々がDCに協力し、戦力を増強させたようにハガネとヒリュウも何の因果か原作よりも戦力が増強されているわけですか…」
ハガネとヒリュウの戦力が原作以上に増強されている様子を確認した夢幻会での会話。
旧スパシリーズ主人公全員の参戦。
アクセルが記憶喪失からアホセルになって参戦疑惑。
Rシリーズの早期投入にカイ・キタムラ少佐のハガネ乗艦と原作と比べ戦力が格段に向上していた。
410:トゥ!ヘァ!:2024/12/12(木) 19:09:54 HOST:FL1-218-227-41-219.kng.mesh.ad.jp
「くくく…よくぞこのマハトを落とした。しかしそれだけで終わりと思ったか?」
「! マハト内部から高エネルギー反応!!!」
「しかと見よ!これこそが並行世界の同志たちよりもたらされた機体!
絶対空間制圧兵器8-T!通称「蜂」だ!!!」
マハトを撃沈したヒリュウ隊の前に爆発の中からマイヤー司令が駆る兵器が現れた光景。
原作になかった第二ラウンド開幕である。
マイヤー司令が乗る蜂はEDFが戦後に開発した衛星軌道絶対制圧兵器8-Tこと通称「蜂」
馬鹿みたいな火力と弾幕を張る大型機動兵器である。
最終的にはこれもヒリュウ隊に撃破された。
「アイドネウス島より高エネルギー反応!」
「ぬぅ!回避!!」
「避けたか…そうでなくては面白くないな」
「な、なんだ…ありゃ…」
「ハガネよりでけえぞ…」
「ハガネの勇者たちよ!聞くがよい!これこそが別世界の同胞からもたらされたもう一つの究極兵器!ヴォルケンクラッツァーである!!」
アイドネウス島まで迫ったハガネ隊の前に同島の地下ドッグを主砲でぶち抜いて現れた巨大戦艦の光景。
EDFより譲渡され、今日までビアンが指揮を執り改造を行った超巨大戦艦ヴォルケンクラッツァーである。
戦後に建造された第三世代超兵器であり、艦種にジェノサイド砲を再現した通称波動砲を搭載している。
またビアン博士がウキウキで改造した結果ヴァルシオン同様の歪曲フィールドを完備。
そして最新鋭テスラドライブを搭載した結果空を飛ぶようになった。
因みにこいつを撃破すると中からヴァルシオンに乗ったビアン博士が現れて第二ラウンドとなる。
「ではそちらは宇宙から攻撃すると?」
「ああ。幸い制宙権はまだこちらの手にある。そちらのジュネーブへの攻撃と合わせ、こちらも衛星軌道から攻撃を仕掛けよう」
「その言葉…違えるでないぞ」
「そちらもな。アードラー・コッホ」
ビアン総統とマイヤー司令戦死後のアードラー・コッホ副総統とEDF新西暦派遣軍司令官シュバルリッツ・ロンゲーナ中将の会話。
お互い相手を欠片も信用していない者同士の白々しい会話であった。
この後アードラーは原作通りジュネーブの地で戦死するが、その際には原作同様裏切ったゼンガー及びEDFが援軍とした送ったベルリオーズのネクスト隊による攻撃が原因となっている。
なおこの際ネクスト隊の尽力によりリリー・ユンカース中佐は命を落とさずに済んだ。
「果たしてここまで来たか。腹立たしいまでに貴官らは優秀である。
そのせいで我々の報復もビアン総帥の夢も打ち砕かれたのだから。
しかしいい加減疲れたであろう。それは我々も同じだ。故に…
この戦いで此度の戦争の雌雄を決しよう。
我々が繰り出すのはこれだ。
絶対天体制圧兵器アンサラータイプSC。
こいつの力をもって衛星軌道を完全に制圧し、貴様らの破廉恥な連邦政府を下すこととする。
ハガネ、そしてヒリュウの諸君。いよいよもって死ぬがよい」
アードラーのジュネーブ襲撃後。EDF新西暦派遣軍との最終決戦。
派遣軍総司令ロンゲーナ中将が繰り出したのは天体制圧兵器アンサラータイプSC(スペースコントロール)
その巨体から繰り出される戦闘力と展開される数千基のアサルトセルによって衛星軌道を完全制圧し、敵を地上に押し込め絶対の制宙権を確保する決戦兵器である。
かなり善戦したが、最終的にはハガネとヒリュウの部隊に敗北。
衛星軌道上で破壊された。
この戦いをもってEDFは残存DC、コロニー統合軍を率いてL3宙域へと撤退。
以降はクロスゲートを守る形で地球連邦軍と睨みあいとなる。
しかしその後L5宙域にホワイトスターが転移し、エアロゲイターとのL5戦役が始まると、共闘のために停戦、急遽講和。
侵略者エアロゲイター相手との戦いが幕を開けることとなった。
411:トゥ!ヘァ!:2024/12/12(木) 19:11:27 HOST:FL1-218-227-41-219.kng.mesh.ad.jp
〇OGっぽい 設定
プライマー大戦で活躍した29名のリンクスのこと(原作の26名+日企連系3名)
まだ未熟な時期のネクストを乗りこなし、同大戦において活躍した。
大戦中に約1/3が死亡、または負傷により引退。
戦後も改めて戦時中の後遺症、または単純に結婚などを理由に引退が続き、現在でも現役なのは7名のみである。
これでもストーム1や転生者たちが頑張った結果であり、EDF6ループの中では早々に全滅している世界線も数多く存在していた。
CFとMTの技術を用いて開発された汎用兵器。
EDFのCFがプライマー技術を盛り込む方向性にシフトしていったのとは逆に既存の地球系技術のみで作られたのがACである。
元々は民間自衛兵器として開発された代物であり、各地の民兵(ブラザー)や企業の自衛戦力底上げを目的としていた。
このため機構や操作性が作業用機械であるMTと通じるところがある。
しかし想像以上の汎用性とカスタマイズ能力は各地で高い戦果を発揮し、傭兵やPMC企業を中心に戦時中ながらも爆発的に普及した。
戦後は専ら企業や自治体の自衛戦力として運用されており、プライマー系技術を積極的に取り入れているEDF戦力とは差別化が進んでいる。
アーマードコア・ネクスト。
コジマ粒子及びプライマー技術を用いた次世代ACである。
元々コジマ粒子を用いた新型兵器として各企業、研究機関、EDFが研究していたものにプライマー技術を投入させ完成度を向上させた代物。
原作のコジマ技術の他にプライマー製の重力制御やエネルギー兵器なども加わっている。
プライマー大戦が始まってからは決戦兵力の一つとして注目され、企業、研究機関、EDFが一致団結して開発を促進。
そして出来上がった初期ロット29機を用いて戦場で活躍したのが後のオリジナルと呼ばれるリンクスたちである。
強力な兵器であったが、反面全力運用時には現地のコジマ汚染も問題となり、運用では度々厳しい制限がかけられることがあり、そのため性能に反して戦争初期では思うように戦果を挙げることができないことが続いた。
また運用開始当初はパイロットへのAMSの負荷やコジマ汚染も強かったため、長時間の連続運用が難しく、AMS適性の問題から代わりのパイロットも早々用意できないなどの問題も続出している。
これらの問題点は運用データの蓄積とプライマー技術の習熟、発展、何よりEDFの誇る天才プロフェッサーによりこれらの問題は解決していき、戦争中盤に差し掛かる頃にはコジマ粒子の低毒化と汚染緩和、また治療・除染技術が確立され、ネクストやコジマ兵器を実戦運用面の自由化が促進された。
戦後は更に研究が進んでおり無毒化や完全除染が実用化されている。
ACネクスト専門のパイロットのこと。
詳しくはネクスト操縦のための強化手術を受けた強化人間のことを指す。
初期では体の3割近くを機械に置き換えねばまともにネクストを操縦できなかったが、技術の発達と共に機械化率は下がってきており、現在は小型の専門器具の取りつけとナノマシンの投与で補えるようになった。
戦争初期に強化された第一世代(これらがオリジナルと呼ばれる29人)、戦時中に大勢誕生した第二世代(数を優先。技術の進歩により安定性は上がったか戦力値が低い粗製と呼ばれるリンクスが多かった)、戦後の第三世代の三つに分けられる。
凡そ後半になるほど手術の安定性、機械置き換え率は下がっており、現在では第一世代でも再手術すれば生体義肢、臓器を用いた生身の体に戻ることができる。
EDFが運用している対異星人対抗移動要塞のこと。
正式名称は決戦移動要塞だが、一般的には開発コードのアームズフォート(AF)と呼ばれている。
大戦前に配備が進んでいたX3と大戦中にロールアウトされた最新モデルのX4が存在している。
X3は別世界ではソルディオスと呼ばれた代物であり、X4はスピリットオブマザーウィルと呼ばれた兵器に酷似している。
現在では戦後に建造されたX8(グレートウォール)、X9(カブラカン)などがロールアウトされている。
なおX5がランドクラブ、X6がギガベース、X7がスティグロと呼ばれており、三者とも戦時中にロールアウトされ活躍した。
ワンオフが基本であった超兵器と比べ、こちらは量産前提の代物が多く、代替可能な戦力として扱われている。
X3ことソルディオス、X5ことランドクラブ、X6ギガベースなどは新西暦へは宇宙からパーツごと降ろし、現地で組み立てる形で投入されている。
特にソルディオスとランドクラブは旧式であったため、結構な数(EDF目線ではそこそこの数)が新西暦の地上戦線に投入された。
412:トゥ!ヘァ!:2024/12/12(木) 19:12:03 HOST:FL1-218-227-41-219.kng.mesh.ad.jp
正式名称は世界企業連合理事会。
プライマーの襲来により破綻した世界経済の立て直しと世界各国の企業群救済を目的に設立された組織。
各国の大企業とEDFが合同で設立した経済・企業連合である。
時世の変化(プライマー大戦)により企業も自衛用戦力を整備する必要性が出てきており、そのためのインストラクトや資本・兵器提供(有料)も行っている。
原作AC4やαっぽいネタと違い国家解体戦争は起こさず、人類のために真面目に働いている。
プライマー戦役の最中に開発された新機軸艦艇群のこと。
異星人技術を全面的に使用した大型兵器のことを指す。
異星人の技術と少数製造故の高性能化を突き詰めた兵器であり、超常技術運兵器群と呼称されている。これを縮めて超兵器と呼ぶ。
その戦闘力は非常識の領域に突っ込んでおり、基本的にはどれもワンオフモデルで複数製造している物でも精々が2番艦、3番艦が製造された程度の数で落ち着いている。
強力な兵器群であった反面、一度落ちると再現性がすこぶる悪く、戦線に大きな穴を開けてしまうのが欠点。
また製造も運用も非常にコストがかかった。
このことを反省し、代替可能な大型兵器として設計されたのが移動要塞シリーズことAF(アームズフォート)だったりする。
現在は大まかに戦時中に建造された第一世代、戦時中終盤に建造された第二世代、戦後に建造された第三世代に分かれている。
最近はDCからもたらされたテスラドライブのおかげで自力飛行しだす超兵器も増えてきている。
プライマーの技術を盛り込み開発された汎用戦闘兵器群の総称。
戦闘機とついているが戦車や人型兵器も開発され一括りにされている。
数と質で勝るプライマー相手に制空権や制宙権を取るため、高性能・高火力は求められた結果、多くの機体でウィングダイバーが使用していたエネルギー兵器同様のチャージ機能を用いた高出力エネルギー兵器を搭載することとなった。
ゲインズやタブロックなどはコンバットフレームの宇宙仕様を改造したものである。
プライマー大戦中は数と質で勝るプライマー相手に各地で活躍し、地球の空と衛星軌道を守り続けた。
- 量産型ゲシュペンストMarkⅡ Rカスタム&Sカスタム
クロスゲート開通後にEDFに少なくない脅威を覚えていた地球連邦軍がマオ社に依頼して開発したゲシュペンストの派生モデル。
原型となったMarkⅡタイプRとSの性能に出来る限り量産型を近づけさせることを目的に開発された。
凡そ原型機の8割程度の性能にまで引き上げられたが、やはりコストがかさんでしまい、更に操縦性もピーキーになった結果エース用の少数製造、改修のみで終わった。
カイ少佐のゲシュペンストも実はSカスタムになっていたりする。
後にこのR&Sカスタムの反省を活かし、量産機でも手軽に高い性能に仕上げ、尚且つ操縦性も容易なモデルに仕上げたのがハロウィンプランで誕生する量産型ゲシュペンストMarkⅡ改シリーズである。
EDFの新西暦派遣軍が繰り出した最終兵器。
SCとはスペースコントロールの意味。
元々はプライマー大戦後に対マザーシップ目的としてEDFが計画、建造していた超大型兵器。
名前に関しても対マザーシップ決戦用超大型兵器アンサラーであった。
しかしクロスゲート開通後に接触した地球連邦政府の対応がいささか訝しかったため、一号艦を衛星軌道制圧兵器として改修した姿がこのアンサラータイプSCである。
数千基のアサルトセルと呼べる武装衛星を搭載しており、戦闘時にはこれらを繰り出して宙域を強制制圧する。
またアンサラーそのものにも多数の迎撃火器及び強固なエイリアンバリア(シールドベアラーのバリア)、大出力のプライマルアーマー、強化電磁装甲の三重防御を誇る鉄壁の構え。
そしてアンサラーの大出力プライマルアーマーを用いた強烈なアサルトアーマーも発動可能と隙が存在しない。
ハガネ、ヒリュウとの最終決戦では数千基のアサルトセルを潜り抜けられ、発動したアサルトアーマーがサイフラッシュで相殺され、更に強固な三重防御を突破された挙句内部に入った機動兵器部隊に中枢部を攻撃され、撃破された。
L5戦役後では本来の目的遂行のために二号艦がホワイトスター攻略戦に投入され活躍したが、エアロゲイターの首魁が操るジュデッカに撃破されてしまった。
統一歴世界本国では現在進行形で追加建造が続いており、現在5番艦まで建造中。
また三番艦が既に就役済みで本土の守りについている。
413:トゥ!ヘァ!:2024/12/12(木) 19:12:48 HOST:FL1-218-227-41-219.kng.mesh.ad.jp
投下終了
コジマ兵器に関しては戦場に出しても問題ない程度には低毒化や除染技術が発達しております。
最終更新:2025年03月15日 15:52