881 名前:トゥ!ヘァ![sage] 投稿日:2025/01/02(木) 19:31:47 ID:FL1-218-227-41-219.kng.mesh.ad.jp [244/264]
ストパンっぽい 設定
かつて怪異と呼ばれた謎の敵。
今大戦においてその呼称が始められた。
ネウロイは大まかに第一世代から第四世代に分類されており、世代が後になるほど戦闘力が高くなっている。
怪異と呼ばれた第一世代、第一次ネウロイ大戦に現れた機械化されたネウロイ、今次大戦こと第二次ネウロイ大戦で現れた戦闘力の高い機械的なネウロイ。
そしてEDF参戦後に現れた第四世代である。
第四世代は以前にもまして高い再生力を持ち、追加外殻と呼ばれる一種の空間装甲また複合装甲を持ち実弾への耐性を強化、何よりもEDFが用いる光学兵器をほぼ無力化するレベルの対ビームコーティングを持つ。
これら外殻装甲と対ビームコーティングはネウロイ特有の再生力の範囲内であり、剥がれた傍から再生することが確認されている。
順番的には内部装甲、ビームコーティング層、外殻装甲の順で再生が行われる。
これら高い再生力を担保しているのが第四世代標準実装されたダブルコアである。
単純にコアが二つあるのだ。これのおかげで既存種以上の高い再生力と防御力を実現している。
反面火力に関しては既存の第三世代と余り変わっていない。
元々EDFの戦力相手でも第三世代ネウロイの火力がそれなりに通じていたからか、それ以上の向上が見受けられなかった。
最も中型ですら戦車を正面から焼き貫くビーム、戦艦ですら数発で大破させる大型のビームなどを見れば言わず物がな。これ以上の火力で来られては人類側が困ると言うものである。
しかし同時にビームの扱い方は汎用性が上がっており、迎撃用の単射程連射ビーム(いわゆるビームマシンガンなど)や狙撃用の長射程高貫通ビームなどを運用する個体が度々見受けられるようになった。
またダブルコアに関しても中型以降の種で見られる特徴であり、小型種には一部の特異な個体を除いて搭載されていることは確認されていない。
これに関してはネウロイにもコストやリソースの概念があり、そのため高コスト化するダブルコアは一定以上の戦力にしか施していないのでは?という人類側の見解がある。
これら第四世代ネウロイには統一歴世界で見られたプライマーを模した個体の存在も度々確認されている。
カエルことコロニストネウロイ、グレイマンことコスモノーツネウロイ、魚人ことスキュラやタコ助ことクルールにデカイカことクラーケンまで。
更には謎の超巨大ダンゴムシ型ネウロイ、アリ、ハチ、クモを模したネウロイもいる。
これらネウロイは主に中東から中央アジア、ヒマラヤ山脈、極東ロシア・シベリア戦線にて姿が見られ、虫型ネウロイはどうやら資源の発掘とネストへの運搬、そのための運搬トンネルの構築に精を出している姿が確認されている。
カエルネウロイやグレイネウロイ、魚人ネウロイなどはその護衛のようであった。
何故見たこともないプライマーの姿をネウロイが模すことができたのかは今でも専門家の中で意見が割れているが、どうやら連中は五感以外にも何かしら情報収集手段があるのでは?という説が取り立たされている。
この第四世代ネウロイ登場における最大の変化点は決戦存在級と言われるワンオフネウロイの出現である。
これはEDFの参戦以降に確認された存在であり、既存の大型ネウロイ以上の強大な戦闘力を誇るネウロイである。
大きさは千差万別であるが、その多くはかつての怪異時代のような怪物に似通った姿かたちをしているものが多い。
また高い知能、知性を持ち、人類の言葉を話すことも確認されている。
これにより遭遇当初躊躇ってしまうウィッチや兵士が続出し、出現初期の被害の多さに拍車をかけた原因の一つと言われている。
人類の言葉を話せることからもわかるように高い知性、知能を持っており、周辺のネウロイ戦力を統率することにも長けている。
これに関しては決戦級においても得手不得手があるようだが、42年の大攻勢時には今まで見たことないような戦略レベルの攻撃を仕掛けてきていた。
人類戦力の分断とそれによる各個撃破。民間人を狙うことによる人類軍の動きの拘束。戦略単位で見れば人類側が困る資源地帯、穀物地帯への攻撃。
そして欧州から
アジアにかけてまでの大規模な戦略、戦術運動とそれに伴う各戦線への有機的な援護、補助運動など。
正に同じ人類を相手にしているかのような動きをネウロイ全体に取らせていたのだ。
一説では公式確認されるより前から存在しており、EDFの快進撃においてもわざと戦線深くまで誘い込んでから逆劇するための決戦級が仕掛けた罠だったのでは?という説もあるほど。
882 名前:トゥ!ヘァ![sage] 投稿日:2025/01/02(木) 19:32:31 ID:FL1-218-227-41-219.kng.mesh.ad.jp [245/264]
上述した通り指揮能力に関しては決戦級の間でも得手不得手…というより好みが存在しているようで、単純明快な戦術を扱うものもいれば、複雑怪奇な策略を好んだ個体もいた。
戦闘能力に関しても既存ネウロイと比べものにならず、最も弱い個体であってもかつての超大型並みかそれ以上の強さ、戦果が確認されている。
中には単騎でEDFの軍団や艦隊を半壊させるようなものまで。
欧州戦線で確認された通称ブラックアーマー(ウォーグレイモン)という個体は最上位の戦闘力持ちと推測されており、事実当時北海に展開していたEDF艦隊を強襲し、半壊させている。
後に中東戦線に現れた際にはストーム1と抗戦し、手傷を追いながらも撤退に成功するなど、その強さには底知れない者がある。
42年のネウロイ大攻勢時に確認された決戦級個体は15体。
そのうち8体は同攻勢時の戦闘で撃破が確認されている。
現在では12体の決戦級個体が確認されており、欧州からアジアにかけて幅広く活動している姿が見られている。
人類にとって非常に厄介な個体なのは変わらないが、どうやらネウロイ側からしてもそう簡単に作れる個体ではないようで、44年現在でも増加数は4体のみである。
また決戦級個体が確認された付近のネウロイの巣の動きが低調化し、更に他ネウロイの数も減少傾向に見られるなど、どうやら決戦級個体を作り出すことはネウロイ側からしても非常に労力の掛かる行為だというのが通説となっている。
現在EDFでは全ての決戦級個体が最優先打倒対象となっており、何なら懸賞金すらかかっている状態である。
ネストコアが生み出した超高性能ネウロイ。
高い知性を備えた自我と周辺ネウロイを統率できる高レベル権限を備えた、戦闘用ネストコアみたいなもの。
作り出すためのコストもネストコア並。こいつを作れるネウロイの巣は巣の中でも一目置かれる。
最も与えた自我と権限が高すぎて創造主であるネストコアに反発的な個体も存在する。
ネストコア事態に攻撃はしないものの、気に入らないならば同族相手にも喧嘩を吹っ掛けたり、使い捨てにしたりする個体も見受けられる。
有名どころはEDF艦隊を半壊させ、ストーム1と引き分けに持ち込んだブラックアーマー、ヒマラヤ山脈を根城と知るデスピエロ、オストマルク領を拠点とする吸血鬼、アフリカでロンリーウルフしているマシンウルフなど。
決戦級ネウロイのモデル元はデジモン。決戦級のモデルになっているのはウィルス種の究極体デジモンである。
ブラックアーマーがブラックウォーグレイモン、デスピエロがピエモン、吸血鬼がベリアルヴァンデモン、マシンウルフがメタルガルルモン(黒)となる。
人類側からはネウロイの大反攻を確実とするために生み出された個体と見られているが、実際のところはEDFの一部戦力(ストーム1とか)や防衛から解き放たれたエースウィッチ(ルーデル閣下など)にビビり散らかしたネウロイネットワークのメンバーが急いで作り上げた対抗手段。
割と取り急ぎで作ったものであったため、後に創造主コアの意思を無視するような個体や同士討ちを始める個体が出るなどの不具合が出てしまっている。
幸い組み込まれた戦闘コードの制限で上位管理者であるネストコアへの攻撃こそ行わないものの、気に入らない同格ネウロイへの攻撃や決戦級同士の諍いなどが起きている。
またネウロイらしく学習、進化機能も受け継いでおり、なんとこの決戦級ネウロイの多くは未だ成長途中というのだから底知れない物がある。
将来的にはネストコアを超える戦闘力にまで成長する可能性も示唆されており、言うことを余り聞かない個体に対して戦々恐々しているネストも少なくない。
世界繋げる時に便利なやつ。
今回は蜃気楼のように揺らめく変な空間として現れた。
プライマーが時間を弄りすぎたことによる反動の一環として現れたものであり、現行人類の技術力ではまともに干渉することは不可能である。
実はネウロイたちから見ても不可解な存在で、干渉するには更に高次元な技術が必要となる。
フィリピン海沖に現れており、これを通して統一歴、西暦の両世界が交流している。
両世界のゲート周辺には統一歴世界製の人工移動島が置かれており、一種の巨大鎮守府と化している。
この鎮守府は西暦世界との交流口兼いざという時の防衛設備と言った感じ。
883 名前:トゥ!ヘァ![sage] 投稿日:2025/01/02(木) 19:33:14 ID:FL1-218-227-41-219.kng.mesh.ad.jp [246/264]
EDFがいる方が統一歴世界。新国連が統治している。プライマー大戦後。
プライマーは宇宙人の襲来と改変されており、各地に侵略生物やカエルや無人機の残党が残っている。
ストパン側が西暦世界。ネウロイと戦っている現地国家群のことを西暦人類連合軍と呼んでいる。
EDFと西暦連合の合同部隊は通称両人類合同軍と呼ばれている。
互いに足りないもの、見たことないものを交換しあっており、世界レベルでは安心安全安定した交易が続いている。
統一歴側は物は違うが人外に襲われている西暦世界を見捨てられずにEDFを派遣することとなった。
EDFは仲間を見捨てない!本当だな!
対価は西暦世界の汚染されていない自然物。
統一歴側はプライマーとの戦争で色々汚染されているのだ。
42年の戦いでEDF派遣軍が実質敗北したことを受けて、フワついた支援から一転して本腰を入れ始めている。
プライマー大戦を戦い抜いた精鋭軍隊。
ゲート開通後は物は違えど人外に襲われている西暦世界を見て西暦世界に派兵された。
当初は高い技術力と兵力に物言わせてブイブイやっていたが、ネウロイの本気の反撃をくらって痛い目を見ている。
西暦世界の国々からも当初は正体不明でちょっと不気味だが、反面滅茶苦茶強いので戦力としては心強く見られていた。
しかし42年の敗北を得た今ではちょっと頼りなく思われている。
反面42年敗戦以降は西暦諸国からEDFも良くわからない超人集団ではなく、失敗も負けもする同じ人類だったと改めて認識され、敗戦以前よりも距離は縮まるという思いもよらぬ結果が出た。
42年時の敗戦でオストマルク、ダキア、モエシア、マケドニア、ベルギガ、ガリアが陥落。
オストマンもアナトリア半島の本国を失うなどの失態からこれらの国からは色々きつい目線を向けられていたが、失陥当時に民間人を避難させるために積極的にEDF派遣軍が戦ったこと、敗戦後の支援を手厚くしたことにより44年現在ではある程度関係の改善は進んでいる。
なお42年敗戦時には撤退する民間人を守るために当時派兵されていたEDF西暦派遣軍の半数が犠牲となっている。
44年現在は戦力再編に成功しヒスパニア戦線、ロマーニャ戦線、ブリタニア戦線、北欧戦線、アラビア戦線、ペルシャ戦線、インド戦線、アフリカ戦線、モンゴル戦線、極東ロシア戦線とユーラシア、アフリカの各地に幅広く展開している。
いわゆるストパン世界の国々。
一時はEDFの助力を受け、戦況が大分改善されていたが、42年の敗戦以降は再び押し込まれてしまった。
最も案外EDFの不甲斐なさに憤る人々は少ない。
これは42年敗戦の際に現地の民間人を避難させるためにEDF派遣軍の多くが犠牲になったことと、その後の手厚い支援があったため。
何よりも元々EDFの派兵自体を初めに求めたのが西暦諸国の方であり、それで遥々戦いに来てくれた彼らを罵るのは如何なものか?という意見が各国から出ているため。
良識がある。史実が見たら驚愕しそうな主張であった。
負けて土地と人を失うこともある!次は勝って奪還すればいいのだ!というのが現地の姿勢であった。
歴史的に何度も怪異と戦い続けた人類だ。面構えが違う。
無論単に優しいというだけではなく、今ここで下手に避難して統一歴側がへそ曲げてEDFが撤兵でもしたら困るのは西暦側だからという理由もある。
統一歴側は極論ゲート周辺に引きこもる選択肢だってあるのだから。
この思惑以外にも単純に統一歴側との交易により経済が回復しているという理由もある。
統一歴世界からもたらされる新たな知識、技術、兵器、医療、飲食物、文化は戦場から離れた極東、南北新大陸、東南アジアやオセアニアにおいて大きな賑わいとなっており、戦時中でありながら空前の好景気を生んでいる。
ここで統一歴との交易が止まって困ることが多いのは西暦側。
長年怪異と戦い続けてきた国々のは感情とは別に、その理性によってEDFとの関係維持を選んだのだ
現在西暦世界の国々は統一歴世界からもたらされた技術、知識、兵器により急速に戦力を強化させている。
その強さは既にEDFの支援を受けずとも現在のネウロイ相手に善戦できるほどであり、西暦の人々の適応力の高さが伺えた。
やっぱ地球人って世界を問わず戦闘民族なんじゃねぇの?(byあの世のプライマー)
884 名前:トゥ!ヘァ![sage] 投稿日:2025/01/02(木) 19:33:58 ID:FL1-218-227-41-219.kng.mesh.ad.jp [247/264]
1994年現在は欧州ではブリタニア本土、ヒスパニア、北欧、ロマーニャが健在。
中東・西アジア方面ではアラビア半島とペルシャ、南アジアではインド、極東ロシア・東アジアではモンゴル・極東ロシアが最前線となっている。
因みに42年時の西欧戦線においてEDFや他諸国の話を聞かずにガリア部隊が突撃し壊滅。
その後ガリア本土が再び戦場になった際には防衛戦力不足からパリまで抜かれてしまうという醜態が起きている。
パリ陥落の際に一足早く国外へ(他国への報告もせずに)脱出したガリア政府はその際に分裂。
現在では原作のようにブリタニア本土、ヒスパニア、アフリカ、南米、アジア、北米と各地に亡命政府が乱立している。
扶桑:ゲートと最も近い位置の大国。統一歴世界との交易も活発で仲もいい。
統一歴世界との交流によりウィッチや通常兵器の兵装の更新が最も進んでいる国だったりもする。
42年の敗戦の前にオラーシャやEDFと共に大陸領土の奪還を決行。
結果大陸戦線は史実で言うところの極東ロシア周辺まで押し上げることに成功している。
最近はEDFと共に色々怪しげな実験を繰り返していると言う噂があるが果たして?
ブリタニア:44年現在における欧州の最前線国家の一つ。現在では欧州最大のEDF根拠地が置かれている。
EDFが駐留しているため原作よりは安心安全。しかし後にマロニー大将の暴走のせいで一悶着起きる。
この世界のウォーロック絶対EDFの技術使われているだろ…
リベリオン:扶桑に次いで統一歴世界との交易が活発な国。
前線から離れているせいか今一戦争へのノリが悪かったが42年時の敗戦で他人事ではないことに気づき、原作より多少早くエンジンがかかりだした。
現在は扶桑やブリタニアなどと弾薬規格の統一を進めている。
カールスラント:本国は落ちたけど僕達は元気です。
南米のノイエカールスラントに脱出するまでは同じであったが、その後は統一歴世界との交易もあり、原作以上に元気だったりする。
扶桑と同じくEDF系兵装の取入れに積極的であり、西暦世界特有の魔道技術と合わせたハイブリッド兵器の開発も進めている。
多分原作よりぶっ飛んだ兵器が出てくると思われ。
ガリア:西欧戦線陥落の戦犯。こいつが勝手に先んじて単独突撃して主力壊滅からの防衛戦力不足に陥り戦線が崩壊。
パリが落ちる寸前で首脳が勝手に逃げ出し、指揮系統が麻痺した結果派兵されていたブリタニア軍とEDFは避難する現地人を守りながら絶望的な持久戦を展開する羽目になった。
逃亡した首脳部も分裂し、北米、南米、ブリタニア、ヒスパニア、アフリカ、アジアと幅広く散り散りになり、戦力や支援物資の分散をまねている。
44年現在でも欧州・アフリカ政府と新大陸・アジア政府の二派閥にまでまとまったが、以前として亡命政府の完全統一に至っていない。
因みにEDFが押しているのは前線に送る戦力が多い欧州・アフリカ政府閥である。
オラーシャ:原作より国土が飛散なことになっている可哀想な国。
42年の敗戦以降はウラル戦線も崩壊し、現在は極東ロシアに政府機能を移している。
42年敗戦までの間に扶桑、EDFと共に極東地域での領土奪還を進めていたことが功を奏した。
現在では本拠地となった極東ロシア以外にも北欧やブリタニアなどに多くの軍事力を割いている。
885 名前:トゥ!ヘァ![sage] 投稿日:2025/01/02(木) 19:34:46 ID:FL1-218-227-41-219.kng.mesh.ad.jp [248/264]
北欧同盟:バルトランド、スオムスによるスカンジナビア防衛軍事連合。
42年の敗戦の際にバルトランドはユトランド半島の失陥、スオムスはカレリア地峡を失うなどの被害を受けている。
現在ではEDFの駐留基地のみならず、人類連合各国の駐屯地も存在しており、欧州内でもブリタニア本土に次ぐ規模の軍事力が存在している。
EDF歩兵の兵装を積極的に取り入れている国の一つ。
地中海防衛機構:ロマーニャ、ヴェネチア、ギリシア、ヒスパニアと言った地中海に面している残存国家群が形成している防衛同盟。
EDF地中海艦隊の根拠地でもあり、西暦人類連合も多く部隊を駐留させている。
欧州北部の要がブリタニア本国とすれば南部の要はこの防衛同盟である。
アジア連合:オストマン、ペルシア、インド、ビルマ、モンゴルなどからなる軍事同盟。
42年の敗戦を契機に被害を追った国々を中心に結成された。
西アジアから東アジアに及ぶまで広い範囲を戦場としている。
因みに現地で信仰されている宗教はエジプト神話、ゾロアスター教、メソポタニア神話など。
キリスト教が存在しないためイスラム教も存在していない。代わりにかつて巨大な怪異を打ち破った救世主伝説が存在しており、それを祭る救世主信仰が存在している。
亡命諸国:本土を失い亡命政府となった国々。
ガリアを筆頭にオストマルク(オーストリア・ハンガリー)、ダキア(ルーマニア)、マケドニア(北マケドニア)、モエシア(ブルガリア)、ベルギガ(ベルギー)、ネーデルラント(オランダ)などが国土を完全に失っている。
またオストマン(オスマン)も本土であるアナトリア半島を失陥しており、現在はアラビア半島へと政府機能を移している。
その他の国々:ヘルウェティア(スイス)は国土の防衛に成功しており、現在は地中海機構にオブザーバー参加している。
同様にイベリア半島にあるルシタニア(ポルトガル)も同軍事機構にオブザーバー参加しており、地中海防衛の一端を担っている。
北南米やオセアニア、南部アフリカの国々は前線に参加していない国々が多く、現状リベリオンとアウストラリス以外は物資や資金の提供がメインであった。
しかし42年の敗戦以降はこれら後方国家にも危機感が芽生えたのか、現在では少数ながら兵力や兵器の提供も行い始めている。
魔力弾頭または魔力カートリッジと呼ばれるものがある。
これはウィッチが込めた魔力を一定期間内保存しておくことのできる代物で、魔力を持たない兵士でもネウロイ相手に特攻火力を出せる兵装である。
元々はウィッチの持つ魔力を一般兵でも扱えないか?という目的で始まった研究であり、ゲート出現後はEDFも参加していた研究であった。
EDF参戦初期は戦況が優勢であったことから半ば試験的な意味での研究であったが、42年の敗北後では実戦投入を目指し研究が加速することとなる。
44年現在ではある程度の量産にも成功していたが、製造過程においてウィッチが直接魔力を込めなければいけない関係上大量生産には余り向いておらず、前線部隊または攻勢作戦の時にのみ潤沢に配られる装備となっている。
流石に前線で戦えるほどのウィッチに魔力を使ってもらうのも忍びないため、通常は兵士としての適正がないとされたウィッチや上がりを迎えたが魔力はまだ残っている成年ウィッチなどに魔力を込めてもらうのが一般的である。
無論それだけでは数が足りないと前線のウィッチも暇を見て自らカラの弾頭に魔力を込めることも珍しくない。
一般兵、EDF兵が使用してもネウロイに良く効き、ウィッチが使用すれば更に己の魔力を上乗せし火力を向上可能という画期的な兵器である一方、現状魔力と完全な閉じ込め、維持することが出来ずにいる。
魔力が込められた弾頭は凡そ数か月の間は魔力を保持することが出来るが時間が経てば経つほど中の魔力が霧散していき、ネウロイへの効き目を薄めていくのだ。
現状西暦世界も統一歴世界も魔力の完全な解明、運用には届いておらず、未熟な理解度と割り切って運用している兵装は少なくない。
しかしそれでも手軽に製造でき、ネウロイへの効き目も良い魔力カートリッジ弾は対費用効果に優れており、前線部隊を中心にいざという時の切り札として頼りにされている。
886 名前:トゥ!ヘァ![sage] 投稿日:2025/01/02(木) 19:36:12 ID:FL1-218-227-41-219.kng.mesh.ad.jp [249/264]
投下終了
国家の欄で色々な国家同盟に分かれているので一つ一つ解説入れるのが大変だったため…
取りあえずは現状一発ネタなのでストパンっぽいのネタは一旦完結です。
後々他の連載が終わったり、何かネタ思いついた時に改めて追加を書くかも?
最終更新:2025年03月16日 22:06