469:弥次郎:2025/01/11(土) 22:55:18 HOST:softbank126116178004.bbtec.net
憂鬱SRW ファンタジールート設定集【カールスラント帝国 4号戦車改】
ベース:帝政カールスラント 4号戦車
改装:CMA
運用:カールスラント陸軍
全長:7.22 m
車体長:6.12 m
全幅:2.88 m
全高:2.70 m
重量:28.0 t
懸架方式:リーフスプリング方式ボギー型
動力:4ストロークV型12気筒ガソリンエンジン
補助動力:補助エーテルリアクター
制御機構:演算宝珠
装甲材:超硬スチール複合合金(エーテルエンチャント済み)
防御機構:エーテルバリア
武装:
7.5センチKwK 50
ブローニングM2重機関銃×2(車体部1丁、砲塔部1丁)
7.62ミリ機関銃
6連装対空ロケットランチャー
オプション:
アンチビームフィールドチャージャー
追加装甲
概要:
カールスラント帝国が4号戦車を元に改良した戦車。
CMAとの連携によりエーテル技術を惜しみなく投入、さらに日本国召喚日本の技術も取り込んだ意欲作。
新型戦車完成と普及までの場を繋ぐ意味合いが強かったが、配備数が多かったために長らく運用されることになった。
前史:
オーバーロード作戦で発覚したネウロイとの戦力の差は、将来的な国土奪還を計画するカールスラント帝国にとって衝撃を与えた。
当時カールスラント帝国においてはいわゆるティーガー---6号戦車までを含めた重戦車の開発計画が進められていた。
このティーガーは火力・装甲・馬力などの面でこれまでの戦車よりもさらに上であり、決戦兵器と目されていた。
ネウロイとの戦いにおいて空陸問わないウィッチの活躍は大きいが、やはり数的主力を担う通常兵科の存在は必要であったためである。
その性能は他国の戦車を凌駕して余りあるスペックをしており、戦後も見越したものであったのは言うまでもない。
ところが、この計画が一気にご破算となり、代替もしくは上位となる戦力の開発及び配備の必要に迫られた。
陸戦における通常兵科の主力となる戦車の性能不足は余りにも痛すぎたのである。
ひとまずの所ティーガーの開発を急ぐことになったものの、リソースが不足あるいは分散していたため、開発は難航していた。
加えて、当座の間戦力を担う戦車が性能不足ということもあって、これを補う必要に迫られた。
これを受け、カールスラント帝国では短期で確実な改修を行うため、CMAに協力を要請。これによって在庫のあった戦力の改修がスタートした。
470:弥次郎:2025/01/11(土) 22:56:33 HOST:softbank126116178004.bbtec.net
防御・装甲面の改修:
まず装甲材を全面的に超硬スチール合金へと変更。エーテルエンチャントと合わせ、防御力を大きく向上させている。
これはネウロイがビームだけでなく実弾でも攻撃してくることへの対応策であり、コストこそ高騰したが安全性には代えられないと判断された。
他にもエーテルバリアを実装したほか、後述する防御フィールドの展張装置も搭載。
更にはモジュール装甲ではないにしても、上乗せでつけられる追加装甲を採用してより耐久性に磨きをかけた。
この過剰ともいえる安全の確保は、オーバーロード作戦で多くの兵士を喪失したことによるものである。
動力の改修・改良:
動力としてはカールスラントの既存のエンジンが流用されている。
とはいえ、製造および改良にあたっては日本国召喚日本や融合惑星から持ち込まれたエンジンの技術が導入されたのが特徴となる。
特にα世界およびβ世界などからは一歩先のエンジン技術や冶金技術が現物共々持ち込まれたことで、改良に大きな飛躍を得ることに成功している。
また、エーテルリアクターの標準搭載を実施したことで、電装系に回す電力の確保と消費されるエーテルの獲得の両立に成功した。
エーテルバリアや後述のバリエーションにおいて運用される各種電子機器やマギリングウェポンはこれなくして実現はしていない。
兵装面:
兵装面に関しては、標準型では実弾をメインとした手堅いもので固めている。
流石に調達コストの面や在庫との兼ね合い、あるいは生産ラインの切り替えという問題が発生したためである。
それでも、他の装甲戦力や歩兵の武装でも行われていた改良などは行われているほか、兵站管理のためにNATO規格を導入するなどの改修がなされている。
コスト:
最大の問題点はやはりというかコストにある。これは調達およびランニングの両方で問題として提起されたほど。
性能の底上げ、さらには希少な戦力となる兵士の生存を優先したことで、改修コストは高騰したのである。
スペックを実現するために多くのものを取り入れ、輸入し、研鑽して、軍事という生産性のないものに投じた。
無論、それが最終的には民生にも放出され、やがては国家に還元されるとはいえ、短期的には大赤字は不可避だったのである。
とはいえ、カールスラント帝国もそうであるが、ストパン世界各国が金で買えないものを金で買う傾向にあったので、ある意味では当然であった。
そも、ネウロイを駆逐しなければ国家の未来は衰退の一つしかないため、ここは性能を以て承認を受けることとなった。
配備・運用:
改修が完了し、実戦投入が本格的に開始されたのは501JFWの活躍によるガリア解放後となる。
ガリアが政治的な混乱と争いの中にあって、各国はガリアを過度には当てにせず、自国から運び込んだ戦力を主軸としていた。
特に本国奪還を考えるカールスラント帝国はガリア東部の戦線に積極的に本戦車を投入。
戦力の蓄積と後方支援体制が構築されるまでの「待ち」の戦線の中で消耗を抑えて活躍を続けることとなった。
バリエーション:
各種バリエーションや派生形の開発は概ね史実4号戦車を踏襲する形となる。
特に対空戦車のバリエーション開発は重点が置かれており、マギリングウェポンや魔導式レールガンといったモノも現地改修も含め生み出されていた。
471:弥次郎:2025/01/11(土) 22:57:54 HOST:softbank126116178004.bbtec.net
武装解説:
史実においても採用された75ミリ砲の改良型。
設計や構造を後知恵も含めて見直しを入れ、砲弾や装薬の改良も合わさることで、口径などはそのままに性能向上を実現している。
日本国召喚日本からもたらされたNATO規格且つ優秀な重機関銃。
国産の機銃ではないものの、他国との共用が可能であるなどの利点から採用されている。
キューポラの近くに据えられている機関銃。
日本国召喚日本から導入された技術により、車内から遠隔操作し、安全に対空射撃を実施できるようになった。
砲塔後部に据え付けられた対空ロケットランチャー。
こちらも装弾こそ車外に出る必要はあるが、発射そのものは車内から行うことが可能になった。
オプション:
CMA謹製のエーテルによる防御フィールドを展開する一種の擲弾あるいは爆雷。
外観としては現代戦車において採用されているスモークディスチャージャーに酷似している。
効果としてはさほど高くはないのであるが、ネウロイのビームを減衰させ、装甲やエーテルバリアで受け止めやすくすることができる。
航空ネウロイの攻撃に対してアクティブに使える防御システムということもあり、非常に重宝されている。
車体及び砲塔部にそれぞれ発射装置が仕込まれており、こちらも車内からの操作で任意に射出と展開が可能。
各部に装着される追加装甲。
重量こそかさむことになるのだが、ネウロイからの攻撃を受け止める可能性を高めるため、一部では重宝される。
エーテルエンチャント装甲のほか、一部では魔導反応装甲を採用することで、耐久性の底上げを図っている。
これも搭乗員の生存性を底上げするための一つの方策と言える。
472:弥次郎:2025/01/11(土) 22:58:52 HOST:softbank126116178004.bbtec.net
以上、wiki転載はご自由に。
風邪の残滓と戦いながらだったのでこれで許して…
最終更新:2025年03月21日 13:34