798:ナイ神父Mk-2:2025/01/16(木) 23:21:11 HOST:p934072-ipxg03101akita.akita.ocn.ne.jp
憂鬱スパロボ 機体ネタ その80
Fルート機体ネタ
10mm弾仕様銃火器類
採用まで
特地への広域進出の際に米軍が試験的に持ち込んだ弾薬規格の一つとなる。特地への進出に対して当時
先んじてアルヌスのゲートを中心に西部に展開してた米司令官等からは未知の地域への無秩序に近い
進出は否定的な意見が述べられていた他にも特地の関する貴重な現地の意見が含まれていた。政治面に
於いて、その多くの意見は退けられた物の、陸軍内に於いては注目すべき意見も多く特地戦闘での重要
情報と判断される幾つかの事案は陸軍を通して承認された。
その中でも特に注目されたのは人間と構造の違う所謂亜人種や怪異と呼ばれる平成世界からすれば指輪物語
の住人の様な怪物の存在であった。屋外戦であれば十分に小火器による対処が可能であるが、閉所内での
制圧戦等になると、サイドアーム類の威力不足が指摘されていたのである。その為、陸軍では北極圏等で
熊への自衛に使われる10㎜拳銃弾及び運用の為の銃器を発注、又過去にFBIで使われていたモデル等も保管
或いは市場に流れた物を陸軍が買いなおす形で急遽集められたのである。
特地での運用
対特地用に用意されていた拳銃弾及び使用火器であったが、実際の所、特地に派遣された兵士達からの評価
は良い物とは言えなかった。多くの場合は携行のアサルトライフルで決着が付いた他、拠点制圧まで
行われる戦闘は稀であり、ほとんどは野外の決戦への助力、或いは中小規模のゲリラ集団(実際には盗賊)等
との戦闘が主であり、拠点への攻撃も殆どは爆撃であったためである。
更に、延縄式に輸送を行った事で、一部が取り違えられて輸送されて弾薬規格などが合わないなどの混乱を
助長する事態も発生したことによって一部からはサイドアームは9㎜だけの方が良かったという声も上がり
始めたのである。その後、混乱の中での多くの10㎜弾は撤退時に拠点や集積所に放置される形で撤退が
行われ、米軍でも利用を諦める形となった。しかし、米軍が撤退した後、この弾薬は意外な方向で日の目を
見た。
特地現地勢力による運用の開始
米軍撤退後、残された多くの武装類は特地の現地勢力に接収された。中でも10㎜弾は米軍が使い切れずに
比較的各地に備蓄が残されていた他、それを使用できる銃火器類も豊富に残されていたのである。其処で
現地勢力は残された資材と弾薬を利用し始め、銃火器の利便性を徐々に認識していくことになる。
又、こうした銃火器は研究にも回され、特地の火器開発への足掛かりの貴重な研究材料として生かされる
面もあり一部の工作機械の残された地域に於いては、資材を利用した10㎜弾使用のライフル等も製造が
行われている。
沿岸まで撤退した米軍は其処で体制を立て直していたが、間もなくこうした銃火器開発の情報は米軍も
知るところになり、後に警備に人員を雇う際にも10㎜規格のライフルを持参する事が多々あり、現地に
於ける製造体制が整った後は、米陸軍管轄の軍需工場にて改めて10㎜規格弾薬が製造されている。
799:ナイ神父Mk-2:2025/01/16(木) 23:21:45 HOST:p934072-ipxg03101akita.akita.ocn.ne.jp
近代型改造戦列艦
全長:約77m
排水量:約5000t
武装
100㎜榴弾砲:22門
75㎜野戦砲:24門
25㎜機関砲:10門
推進機関
帆船式(一部魔導式の推進装置を搭載)
概要
特地東部及び第二文明圏諸国に普及した戦列艦はその殆どが魔法的な要素を備えるとは言え、前装式の
大砲レベルの射程しか持たない艦艇が殆どであった。コレは同地域にある列強に近い国家でも多くが
同じで有り、最上位の列強国以外に大型の装甲艦を持つ国家は存在しなかったのである。
転機が訪れたのは転移国家群の出現であった、戦列艦しか持たない多くの国家トラブル等を含めて
一方的に叩かれた事によって制圧、その後に多くの艦は輸送艦や賠償他国へと販売されていった。
そうした中には戦力として再武装化される感も当然含まれている。転移国家や米国の無軌道な拡大に
よって広がった工業製品や武装の数々はこうした再武装化にも影響を与えており、当艦は列強国から
得られた最新の砲を搭載したモデルとしてとある国で開発された物である。
第二次大戦相当の砲を得る事によって強化された艦の存在は各国にも影響を強く与えており、砲の重量が
増した事によって、船体全体に補強が必要となった事によって搭載数その物は落ちているが全体の砲の
射程と個々の砲の威力は格段に向上しており、砲の削減前に比べても性能は大きく向上している。
こうした武装と艦は進出した平成米国の支援する国家群にも当然流れており、一部の艦は実際に米軍の
攻撃にも使用され、米陸軍を悩ませる一因となっている。その為、米陸軍では海軍の支援の要請を行うも
本土の状況を理由に承認されることは無く、陸軍が独自に艦艇を建造しなければ成らない一因となって
いる。
M4A7
車体長:5.89m
重量:39t
主砲:
105㎜戦車砲
75㎜戦車砲(一部支援国輸出仕様)
副武装:
12.7㎜機銃
7.62㎜機関銃×2
概要
在特米軍東部駐留部隊が現地での製造施設に於いて再製造を行ったM4シャーマンである。一部エンジン等の
製造設備などを日本から輸入している物の、多くは特地東部の米軍の駐留する都市に設立された軍需工廠
にて建造が行われ、実戦投入においても特地東部や第二文明圏へと進出した米軍に向けて配備が進められ
ている。
又、米軍分の充足後は一部地域へと向けて輸出仕様の75㎜砲搭載の同タイプ車輛が輸出され各地で装甲
戦力を構築する事に生かされている。
開発まで
怪獣事変と特地東部撤退時の混乱に於いて多くの戦力を喪った米東部駐留軍は一部の先進国から戦力を
購入して軍の維持を行っていた。しかし、周辺国が完全では無いとは言え装甲戦力の投入が開始された
事によって、小火器だけでの戦線の維持派困難となった。その為、米軍では新規の戦闘車両開発に迫られ
特地の工業化を進めた都市群での戦車開発を開始したのである。
製造に当たって対象となったのはM4シャーマンで有り、これは比較的手に入る工業機械などで製造が
容易な車輛を選定した為であった。開発に於いてはエンジンや主砲は平成日本に於いて旧式化の進んでいた
105㎜戦車砲の生産ラインや船舶向けのディーゼルエンジンを流用して過去の同型戦車より馬力、速力共に
高める事に成功している。
アメリカの戦力建造に当たっては憲法に基づく規定なども存在していたが特地に於いては例外事例と
認定された他、アメリカ企業が租借地に設置した工場を使用して鉄鋼材を製造している事によって暫定的に
ではあるがアメリカで製造された資材を使用している。
800:ナイ神父Mk-2:2025/01/16(木) 23:22:21 HOST:p934072-ipxg03101akita.akita.ocn.ne.jp
対ワイバーン自走砲
全長:約3~4m
武装
37㎜砲
M134機関銃
25㎜機関砲
7.62㎜機関銃
概要
在特米軍が主に民間車輛を購入して開発した対空自走砲の一種となる。特地を含めた各地で運用される
ワイバーンと呼ばれる騎兵戦力に関しては種によってバラつきがある物の大凡歩兵の持てる銃火器では
対抗する事が不可能な戦力であった。それでも進出当初は空軍などの航空戦力の豊富さから一方的に
叩く事が可能であったが、事変の後空軍や航空戦力の多くが引き上げざるを得ない状況になった事で
米軍では購入したレシプロ機に25㎜を載せる事で対抗する事を考えたが、レシプロ操縦経験者は限られて
おり、米軍ではそれまでのつなぎの戦力を考えざるを得なく成っていた。
其処で米軍はゲートを通じて日本から民間車輛、特にトラック類を購入してそれに他国から購入した25㎜
機関砲を搭載、簡易の対空車輛として運用したのである。当初は繋ぎとして考えられていた当車輛であるが
後には現地国家の一部が怪物に装甲や鎧を被せて装甲戦力として投入してきた事によって対応が
必要となり当車輛に搭載した機関砲やミニガンを使用して射撃を行う事により突撃の阻止が行われる様に
なっている。
801:ナイ神父Mk-2:2025/01/16(木) 23:24:29 HOST:p934072-ipxg03101akita.akita.ocn.ne.jp
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おかしいな、機体ネタでロボットを考えようとしていたのにランボー見ながら書いたら
こんなのが出来上がっていた…何故だ…
取り敢えずモントゴメリー氏の出したネタの火器を何とか落とし込みしてみた感じに
なりますが…古い兵器のスペック調査が大変な件について…
最終更新:2025年03月21日 13:54