519:霧の咆哮:2024/10/25(金) 22:07:00 HOST:KD059132253158.au-net.ne.jp
〇日蘭世界の艦娘(または船魂)達のやり取り、関連ネタ、エピソード集。
ロレーヌA「当たって、ビームチャクラム!」
ロレーヌB「これで決める、シールドスラッシュ!」
ロレーヌC「届いて、超電磁ヨーヨー!」
ロレーヌD「切り裂け、マイダスメッサ―!」
ーロレーヌのフィギュア独自ギミックが判明してからの、ロレーヌの再現漫画やイラストにて。
シールドブーメランにどんな技名付けるかで持ち主や作家の趣味が出る。
『ごめんなさいロレーヌ。貴方達の奮戦の記録を汚し、名誉回復まで辛い期間を過ごさせてしまって。何が女神よ、友の名誉すら自力では回復させられなかった癖に』
『飲み過ぎよリシュリュー。私はもう平気だから』
『ロレーヌ共々貴方達が文字通り最後までその身を賭して戦ったのに、それが評価されず称えられもしないなら、あの決戦から離れてしまった私の価値は、意味は……
こんなこと考えたらあの子達に申し訳ないけど、ダメ、嫌なことばかり考えてしまう』
『ジャンヌ、貴方が戦後フランス海軍を支えた若者達を逃し、新たな海兵達を育んでなかったからもっとフランス海軍は大変だったんだから、割り切りましょう』
ー3人だけの飲み会で、酒が悪い方に入ってメンタルがネガティブになったリシュリューとジャンヌを苦笑い気味に微笑みながら纏めて抱きしめ、慰めるロレーヌ。
慈母のように普段誰かを慰めるジャンヌが、慰められる側になるギャップ。
リシュリューは女神として信仰は受けているが、それ以前に艦娘として、ロレーヌにとってリシュリューは可愛い後輩で有りこうした周りの目がなければ、リシュリューは一艦娘の様な振る舞いに戻れるのだ
普段から肩ひじ張ってるのが苦になってるのではないが、こうした対等の付き合いが楽って感じるのも確か。
同じく女神信仰を受けているジャンヌは元々女神扱いへの抵抗感がリシュリューより強いし、リシュリューより重荷にも感じやすいかもしれない。
こうした対等の戦友達だけ集まった飲み会は、彼女らがただの乙女に戻れる一時である。
それ故に周りに言えない弱味、心のもにょもにょとした物が酒の勢いで吐き出てしまうことも。
好感度が上がってたら提督も彼女らの愚痴を吐き出せる相手になりうるが。
ロレーヌに慰められるリシュリューとジャンヌだが、暗黒の30年間において、海軍関係者やその家族はともかく、世間や政府筋のロレーヌへの悪評は否応なく耳に入り。
本来愛し子であり守るべき国民達の、大事な戦友であるロレーヌへの心無き言葉の数々に心痛めた日々は忘れられない。
一番辛いのは悪評を背負わされたロレーヌなのに、ロレーヌに代わってやたら持ち上げられる自分らは何なのか。
結果的にはロレーヌは名誉回復され安寧の記念艦生活を送れるようにはなったが、数少ない戦後生き残った友の為にすら何も出来なかった歯痒さ。
解体拒否時のジャンヌみたいなオカルトパワーをロレーヌ達の名誉回復を早める為にも使えてたら、みたいなことも思わざる負えなかった。
理屈ではわかる。
もしジャンヌが決戦前に退避せず、若者ら共々参戦し、纏めて戦没でもしてた場合。
戦後フランス海軍は再起不能とまでは言わないが、今の世界線よりも再建ハードルはやばくなってただろうと。
それを頭ではわかってはいても、感情の問題とは厄介なもので、気にしないでと言われてもリシュリューとジャンヌにはどうしてもロレーヌ達への負い目があった。
520:霧の咆哮:2024/10/25(金) 22:07:49 HOST:KD059132253158.au-net.ne.jp
艦娘化してからそこらの事情(今は回復してるけどかつての名誉棄損)を知ったラ・パルム達も、当時の政治情勢を知れば理解は示すけども思うところは正直ある
(特にロレーヌの忠犬であるラ・パルムには)が、ジャンヌ達を責める気は毛頭ない。非難するとしても相手は彼女らではないのだから。
恐らくラ・パルムの公式セリフまたは設定集辺りに乗っている没セリフに、当時の国民への失望の言葉が少し零れてるかもしれない。
没ボイスで再現された場合、イケメンウーマンのラ・パルムの普段の声から離れた、冷え切ったセリフが放たれるだろう。
フランスのファンは……まぁ、頑張って耐えてくれ。
マゾな方はそんな声音で罵倒してくれみたいな業の奴生えかねないが(性癖の闇ぃ)
※『』内の台詞は実際はフランス語。リシュリュー達の台詞を全部フランス語にするのは無理ー
「映画に自分役の、それも主役として出るなんて……我ながらここまで人気者になるとは思ってなかったわ。職務に誇りは持ってたけど、以前は日本海軍で一番地味な戦艦呼ばわりされてたのに」
ーまだ松島が現役の頃。
松島主役のあの室蘭大火災鎮火の映画オファーに感慨深くなる松島。
この後既に女優デビュー(映画出演済みな意味で)の先輩な長門や大和達から善意のアドバイスが集まっていく。
海外勢からはPOWやリシュリューらも映画お仲間が増えてニッコリである。
良く考えたら、自分主役の自分出演って傍から聞くとわけわからんすげーパワーワードよな。
『私が記念艦になった後も、30年以上も現役続行するとは思わなかったよ姉さん。ジャンヌ達やニュース経由で噂は聞いていたけど』
「こっちもそうよ。まさか戦時中の
アメリカ艦艇どころか、日本艦艇でも私が現役期間最年長になるなんて、志那戦線終わった頃の私なら予想も出来なかったもの。
まず間違いなく戦後直ぐ解体か、多少現役続行するとしても10年ちょっとでお役御免かなって思っていたのに」
ーロレーヌと松島(アイオワ)の姉妹の記念艦ネットワーク経由な電話でのやり取り。
下手しなくとも日本艦艇で最も長寿な軍艦として記録……は海外に売られた軽巡洋艦や輸送船のような、ワークホースや支援艦組は案外船名変えてまだ現役の可能性もあるかもしれない。
史実ロシアの救助船が100年現役だったのと同じく。
以上です。
wiki転載は例の如くご自由に。
プロットは出来てるのでこちらの続きもイケます。
最終更新:2025年05月05日 23:51