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憂鬱SRW支援ネタ 青春記録世界編 設定集【ミレニアム・サイエンス・スクール 深海探査潜水艇「ダイバーくん
シリーズ」】
ダイバーくん
諸元
型式番号:MSS-DSV-7000
開発・建造:ミレニアムサイエンススクール(調月リオ、白石ウタハ他)
監修:ヤシマ派遣学園海洋学部
運用:オデュッセイア海洋高等学校
分類:深海探査艇(DSV)
全長:9.8メートル
全幅:3.2メートル
排水量:34トン
耐圧殻素材:チタン合金セラミック複合材
機関方式:電気推進
主機関:無整流子電動機
推進機:メインスラスター×2 サイドスラスター×4
潜航時間:9時間(往還補給ドローン分で4時間分追加可能)
潜航深度:8000メートル
装備:通信中継ドローン、ROV(遠隔操作型無人探査機)、作業用アーム×2、サーチライト×多数
乗員:3名
同型船:8隻
概要:
ミレニアム・サイエンス・スクール(以下、ミレニアム)がヤシマ派遣学園(以下、ヤシマ)と共に開発し、
両校から支援を受ける形でオデュッセイア海洋高等学校(以下、オデュッセイア)が運用するDSV。
キヴォトスの海洋における地質調査・深海資源探査・生物調査などを担う
同時に、ミレニアムに対する各種技術および資源・素材等の供与の一例及び実践投入のモデルケースとして知られている。
前史:
海洋調査、特に深海への探査というのは、キヴォトスではそれなりの歴史を持っていた。
そも、海運や海軍戦力だけでなく、海洋にかかわる事柄全般を専門とするオデュッセイアは、深海への進出を行っていた。
その一環としてはDSVやその母艦、あるいはドローンタイプの無人潜水艇などによる、深海の探査を繰り返し行っていた。
その事業に関しては、キヴォトスにおける三大校の一つであるミレニアムがソフト・ハードの両方から深くかかわっていたのは言うまでもない。
ヤシマの参入:
地球連合がキヴォトス入りし、ヤシマが成立した後、ヤシマはキヴォトス各地に進出を開始した。
主目的としては立ち行かない中小自治区の救援や所属先のない生徒たちを引き取って社会復帰させることにあった。
健全な社会を維持・管理するためにはそういった社会の負の面に立ち向かい、漸進的でも解決する必要が存在したのである。
同時に、既存の学校との交流を通じ、キヴォトス全体の底上げや諸問題の解決による底上げを進めていた。
これはお忍びでヤシマに来訪した連邦生徒会長よりもたらされた「色彩」「黄昏」「預言者」などの脅威に対するため。
連邦生徒会長だけが背負ってばかりである状態を大人の集まりである地球連合は座視するわけもなく、積極的に取り組むことにしたのである。
ミレニアムの生徒会にあたるセミナートップの調月リオはもちろんのこと、ミレニアムの各種部活は大いにヤシマの参入を歓迎した。
先進的な技術や素材などを供与されるだけでなく、「開発」ではなく「量産」に重きを置いた学校との連携は非常に大きな意味があったのである。
ミレニアムはどちらかといえば探究者としての側面があるために、万人受けや普及という分野に落とし込むのが不得手な面があった。
それを補えるとあれば、取引を承諾するには十分すぎるものであった。
390:弥次郎:2025/02/26(水) 22:56:46 HOST:softbank126047121121.bbtec.net
設計:
本艦は前述したように、ミレニアムに供与された技術の一部を用いて、オデュッセイアの用いる潜水艇を刷新する意味も込めて計画された。
新技術のテストベッドであり、将来の潜水艇の始まりとなるモノとして非常に期待されていたのである。
根本的な設計は地球連合の歴史において、過去に建造された潜水艇を素体としており、極めて短期間で設計図はひかれた。
この設計図に、ミレニアムとオデュッセイアの有する技術と要求項目を盛り込んだうえで再度各種計算を行うことで、短期で完成を見た。
設計の特徴としては、やはり有人である点が挙げられる。
キヴォトスの生徒は生半可なことでは負傷せず、死にもしないが、流石に深海という環境には耐えきれない。
その為に、万が一の事故のリスクを回避するため近年では無人潜水艇の方が優先的に開発・運用されていた。
そもそも有人化するということは生命維持などの機能を盛り込む必要があり、その分だけリソースが割かれるという面があったのである。
それでも本艦が有人のDSVとして設計されたのは、耐圧殻の材料として提供されたチタン合金セラミック複合材にある。
チタン合金セラミック複合材の採用:
この合金は、地球連合においてはMSや艦艇あるいはコロニーなどの装甲材や建築材として研究・開発・運用されていた。
キヴォトスにおいても勿論チタン合金は研究されていたものであったが、天と地ほどにその素材には差が存在していた。
まあ、生存闘争に明け暮れつつも恒星間文明に手をかけ始めている地球連合と、悪く言えば箱庭の中のキヴォトスなのでむべなるかな。
この合金の耐久性などにほれ込んだミレニアムは精錬や冶金技術および加工技術の研鑽の意味も含め、積極的な導入に取り組むことになった。
連合からの技術指導も相まって、ミレニアムでは急速に技術と知見を蓄積することに成功。
合金の調達こそヤシマ由来であったものの、加工するという点においては良いレベルにまで到達した。
それこそ、再現性こそ低いものの、深海の圧力に耐久するために理想的形状である真球にかなり近づけることができるほどに。
船体・艤装:
船体の機能及び艤装については、過度な冒険を選択せず、手堅い技術による構築がなされた。
通信技術や地形などを走査するセンサー系などこそ最先端の先を行っていたものの、流石に冒険のし過ぎは良くないと判断したためである。
前述したように、テストベッド的な意味合いも大きく、本船で試して将来につなげることを優先したことが窺える。
シリーズとあるように、同型は8隻建造されており、それぞれがそれぞれ違う技術を試すために建造されている。
運用:
本船の運用に際しては、母艦としてオデュッセイアの保有する深海潜水調査船支援母船「オケアノス」が使用される。
同型船もそうであるが、技術的には試験段階のものが含まれるため、また運用に必要な設備が増大していることもあって、大型の母艦が要求された。
事前と事後のメンテナンスや補給作業といった面でも、便利であるがゆえに慎重を期す必要があったのである。
コストとしては高くついたのであるが、ミレニアムにしてもオデュッセイアにしても、得られる見返りは大きいと判断され、問題なしとなっている。
391:弥次郎:2025/02/26(水) 22:57:32 HOST:softbank126047121121.bbtec.net
以上、wiki転載はご自由に。
プロジェクトXを膝に受けてしまってな…
本当はPS装甲とゲシュマイディッヒ・パンツァーをぶち込んでやろうと思いましたが…まあ、オイオイネー
最終更新:2025年05月18日 15:59