651:新人艦長:2025/03/15(土) 20:25:03 HOST:KD106146080009.au-net.ne.jp
アメリカ夢幻会ネタ「第二次大戦の航空爆弾」
アメリカ夢幻会世界の米軍航空爆弾
MK.80 低抵抗爆弾
シリーズ
250ポンド/MK.81
500ポンド/MK.82
1000ポンド/MK.83
2000ポンド/MK.84
2000ポンドAP/MK.90
MK.80シリーズは1938年にダグラスとノースロップ社の共同で開発されたエアロA1試作爆弾をベースに開発された第二次世界大戦中以降の米軍の主力航空爆弾群である。
設計者はエド・ハイネマンとジャック・ノースロップ。
その設計の特徴は極めて細長い流線型である。
長さと直径の比率が8:1、全体的に流線型で低抵抗という名前がつく通りに低空気抵抗で高速で投下され目標に甚大な被害を与える。
設計したのは航空設計の鬼才ノースロップと彼の弟子で当時ダグラス社の設計士だったハイネマン。
二人は現状の無誘導航空爆弾は効率的ではないと考え、抜本的に形状から改良した新型爆弾としてこのMK.80シリーズを開発した。
MK.80シリーズは陸海軍の航空投下試験を経て1940年に正式採用された。
採用後には新たにMK.90 2000ポンド徹甲爆弾が開発され対艦攻撃能力を得ている。
MK.90は低抵抗爆弾の高速落下と精度に高い貫通能力が付与された。
実戦では18インチ相当の貫通力があるのではと推計されるほどの貫通力を見せた。
これらの爆弾の初陣は1941年のブレスト空襲で、ドイツ軍のUボートブンカー、Uボート、シャルンホルスト、グナイゼナウ、プリンツオイゲンに大損害を与え3隻を大破着底させた。
その後も米軍の主力航空爆弾として使用され終戦直前には米本土でレーザー誘導爆弾研究(ペイブウェイ計画)に使用されている。
戦後も高い完成度から細々とした改良を受けながら使用されている。
戦後の主な派生型としてペイブウェイレーザー誘導爆弾と後付け誘導爆弾化キットJDAMが存在する。
5000ポンド地中貫通爆弾GBU-28
GBU-28はアメリカが開発した史上初の地中貫通爆弾である。
開発コスト低減のため弾体は203ミリ榴弾砲に火薬を流し込んだものが使用された。(後に専用のものが開発される)
この弾体に尾翼と信管などを取り付ける形で開発された。
貫通力は極めて高く、初陣となったボルドーのUボートブンカー破壊作戦でB-29から投下された百発以上のうち、15発が命中しブンカーを完全に大破させた。
2000ポンド地中貫通爆弾BLU-109
MK.84をベースに開発された地中貫通爆弾。
MK.84がベースだがこちらは先端が円筒形、ニッケルクロムモリブデン鋼製などで全く異なる印象を抱かせるほど違う形状になっている。
敵地下施設破壊を主目的としたため炸薬量は半分かそれ以下程度まで減っている。
貫通力は鉄筋コンクリート2メートル前後。
初陣は1941年ブレスト奇襲で、敵Uボートブンカーを空襲で破壊している。
この際、戦後の分析でUボート・ブンカーの恐るべき耐久性が発覚したが現状の威力の問題ではないと判断され以後も大西洋の壁攻撃などでは多用された。
652:新人艦長:2025/03/15(土) 20:38:46 HOST:KD106146080009.au-net.ne.jp
Mk80シリーズと地中貫通爆弾先取り
派生型に800キロ徹甲弾っぽいのも作った
最終更新:2025年06月11日 21:13